「五目ラーメン」
最近はあまり言いませんが、子供の頃は、いわゆるゴミ(捨てるもの)のことをゴモクと言っていました。だから五目うどんや五目炒めなど、食べ物にゴモクという言葉が使われているのが面白かったです。五目というのは5品目の略で、きっちり5種類というわけではないでしょうが、いろんなものをとり混ぜた、という意味でしょう。きょうの昼は、冷蔵庫の整理も兼ねて五目ラーメンにしました。あり合わせの野菜を中心に、結果的に7種類の具を使いました。ブロッコリーの軸とにんじんは、皮をむいて薄切りに。長ねぎとかまぼこは、食べやすい大きさに切り、しめじは捌きます。これらを塩ラーメンのつゆで煮込み、火が通ったら溶き卵を表面に流してとじます。別に中華麺を茹でて鉢に移し、食べやすい長さに切った水菜を散らしてから、熱々の具を乗せ、最後に汁を注いで、できあがり。ごま油を少し垂らすと、香ばしい香りがさらに食欲をそそります。汁にも野菜などのエキスが溶け出していて、美味しいですよ。