「続・水無月」
しばらくご無沙汰しました。週の前半は連日飲み歩いて多忙でしたが、木曜に家内の母がコロナ陽性になり、その後救急搬送。さらに重症患者を診る病院に転院になったため、家内も大忙し。こちらも晩は飲酒をせず家事や消毒に努めておりました。きょう土曜日になって、症状は落ち着いてきたというので、いくぶん安心しています。まだしばらくは、万一の呼び出し時の車の運転に備えて、禁酒を続けます。家のパソコンを起動させるのも、ほぼ1週間ぶりです。6月末は1年のちょうど半分が過ぎることから「夏越(なごし)の祓え」として、神社では茅の輪をくぐって厄除けをします。また三角形に切ったういろうの上に小豆餡を乗せた「水無月」という和菓子を食べます。小豆には厄除けの霊力があるとされ、また三角形は氷を表したものとされます。旧暦6月末は、今の暦では7月下旬から8月上旬の、一年で最も暑い時期になりますから、そんな時期に氷を口にできない代わりに、三角形の菓子を食べたのだそうです。わたしの父は2000年6月30日に亡くなりました。今年は24周忌(25回忌)で、特別な行事をする年ではありませんが、きのう梅田の百貨店で水無月を買い、実家に供えてきました。上記の事情で実家には長居せず、すぐに帰宅しましたが、きょう近所のスーパーで水無月を見かけたので、つい食べたくなって買ってしまいました。こちらはスーパーのものなので、弾力のあるういろうではなく、抹茶味の少し軟らかめのういろうでしたが、まずまず美味しかったです。