葉酸の摂り過ぎは胎児に悪影響!
妊婦に必要で、2007年には「「葉酸と母子の健康を考える会」が発足したというのに、あれから4年で、先日の新聞には「妊婦に勧められているビタミンの一つ葉酸の摂取について、時期と量を適切にするよう研究者らが呼びかけている。サプリメントから取る人は多いが、過剰に取ると胎児に悪影響を及ぼす可能性が指摘されている。食事以外に、1日1ミリ・グラムを超えないよう注意し、医師や管理栄養士にも相談したい。」と書いてあった。以前は「葉酸不足が胎児に悪影響」と言っていたのに、一転して「過剰摂取は胎児に悪影響」だなんて! 厚生労働省が、葉酸については妊娠が予定される女性は妊娠の1か月以上前から妊娠3か月までの間、通常の食事から摂取する以外に、1日400マイクロ・グラム(1マイクロ・グラムは100万分の1グラム)摂取するよう推奨していたのに、1ミリグラムを超えないようにとのお達し! 葉酸を取りすぎた場合、自身が発熱やじんましんなどを起こしたり、生まれた子どもがぜんそくになったりするリスクがあるようです。2007年の記事には「葉酸と母子の健康を考える会」が発足。アメリカでは随分前から1日400マイクログラム摂るように推奨してパンやパスタなどに葉酸を添加している。葉酸はビタミンB9とも言われてホーレン草・ブロッコリー・レバーなどに含まれる。葉酸が不足は悪性の貧血になり、妊婦が不足すると胎児に影響がでて、脳や脊髄の先天的異常リスクが高まるという。その上「うつ」を招く傾向がある。葉酸は脳梗塞や認知症の予防にも有効。要するに不足しがちだけれど過剰摂取はいけないと言うことなんでしょうけれど・・「普通の食事では不足しがちだけれどサプリで摂るのは過剰を警戒せよ!」と厚生省や学者たちはもっと簡単に説明してほしいですね。