ミシン修理してもらった
今年に入ってすぐに、大事な仕事道具のミシンが動かなくなった。「今まで何の問題もなく動いていたのに、何で?」本体の手入れはマメにやっていたので、疑うべきはコントローラー。けれど私のミシンは学生の時に親に買ってもらった職業用ミシン。今も同じシリーズのミシンが出ているが、構造が全く違い、コントローラーも全く別物。 ネットで調べても、コントローラーは入手できないことが既にわかっていた。県内のミシン修理専門店に見てもらったが、やはり故障箇所はコントローラーの基盤なので直せないとのこと。ところが、大阪の堺に基盤を修理できるところがあるらしい。問い合わせをしてミシンを送って修理してもらった。しかもミシン本体もキレイにオーバーホールしてもらい、戻ってきたミシンを使うと、まるで新品だった頃のような、滑らかで静かな縫い心地。 修理に出している間は、おばあちゃんの40年前のミシンを借りていたが、スピードが出ないので直線を縫うときはイライラ。おまけに音もうるさい。昔のミシンなので安定感はあるものの、やはりたくさん縫うのには不向き。このミシンはまるで、大リーグ養成ギブスのようだった。だから、再び自分のミシンで縫うときは、とても快適なスピードに感じられた。 ところが、またミシンが動かなくなった。「え? また同じようになっちゃった。」修理してもらったところに問い合わせて、コントローラーだけ送って見てもらった。なんと修理箇所のはんだが外れたとのこと。部品を交換しても直らないわけではなかったのでよかった。長年使って慣れている道具だけに、できればずっと一生使いたい。