ジェームス・アレン著「原因と結果の法則」を読んで
15日、16日と夏休みをとり、先週の土曜日の13日から16日まで4連休でした。この夏休み中には、何冊か本を読もうと思っていましたが、結局、多くの時間を高校野球のTV観戦に費やし、読んだのはこの一冊だけでした。『「原因」と「結果」の法則」という本で、書いたのはイギリス人のジェームス・アレンという人です。そもそもジェームス・アレンという人がどんな人かというと1864年に生まれた作家だということくらいしか分かっておらず「謎の哲学者」とも言われています。さて、この本ですが、自己啓発の元祖というくらい多くの哲学者に影響を与えており、あのナイチンゲールも読者だったとのこと。本の内容としては「悪いこと、よこしまなことを考えていると、その人は悪い人になり、良いこと、正しいことを考えている人は良い人・正しい人になる・・」ということ。世の中には、自分の不幸を他人のせいにしたり、タイミングが悪いことにしたりする人が多いと思いますが、実はそうではなく、「すべてその結果は自分が そのようになろうとしたから、である。」とするものです。ここで、僕のような未熟な人間がこの本を説明することは難しいので、今、落ち込ん でいたり、運が悪いとか、思い通りにいかない・・・等々と思っている方、ぜひご一読ください。きっと、何かがひらめく、というか、そういうことだったのかぁ~と気が付くことがあり、少しでも気分が良くなると思います。サンマーク出版という出版社から、1,200円(税別)で発売されています。本文は割と大きな文字で100ページに満たないので、すぐに読めますよ。でも、もう一度、というか何度でも読みたくなるという本です。秋になって涼しくなったら、また読んでみようと思っています。