◆◆ダニー・ザ・ドッグ◆◆
スイスでは一ヶ月前から公開されてる「Danny The Dog」。(ここではオリジナルではなく、「Unleashed」というアメリカと同じタイトルで上映されている。)幼い頃に誘拐され、地下室で戦うことのみを教えられて育ったダニー(ジェット・リー)の精神年齢は約8歳。彼の飼い主は、ダニーを犬のように扱い、殺人マシーンとして、違法のファイトクラブで金儲けをしていた。しかしある日、事故の混乱にまぎれて脱走したダニー。盲目のピアノ調教師(モーガン・フリーマン)に出会ったことで、彼の生き方は変わっていく。あのJet Li主演、リュック・ベッソン(『LEON』の!)脚本のこんなにおもしろそうな映画なのに、上映されてる映画館も少ないし、ドイツ語の吹き替えのみ。背に腹はかえられないので、仕方なくドイツ語吹き替えを観に行った。しょっぱなからJetの強さ、スピードを見せつけられて大興奮!彼の持つ悲しい過去がだんだんと明らかになっていく。孤独でやさしくされたことのない殺人鬼は、親切ややさしさを素直に受け入れられなくて不器用。そんな不器用な彼の仕草がすごくかわいい。ジェットリーファンにはたまらないキュートな場面がいっぱい!SHIKIといっしょに映画中何度「カワイイ~♪」って言ったことか。しかーーし!「初のキスシーンあり!」って紹介のとこに書いてたから、もうどっきどきだったのに(笑)、騙されました・・。それはナイやろ~!って。ドイツ語吹き替えに不安いっぱいだったんだけど、あらかじめストーリーをある程度勉強していったのがすごいよかったし、ドイツ語もそんな難しい言葉を使わないので、私でも十分ストーリーを楽しめた。オリジナルの英語版も最近見ることができて、大満足♪ジェットリー、やっぱりいいなぁ。強いのにかわいい、なんか彼のこの2面性は麻薬やね。(←なんやねん、それ・笑)とにかく、ジェットリー好きの人だけじゃなく、LEONみたいなストーリーが好きな人にもお勧めです。日本では確か東映・松竹系映画館でそろそろ公開のはずですよね。まったく話は変わるけど、最近日本人の観光客、やっと増えてきました。やっぱ万博でのスイスのパビリオンとハイジのTV放映のおかげ?!なんかうれしいもんです、日本人の人と話すって。「日本語のできる方がいらっしゃるって安心だわ~。」って言ってもらえるとなおうれしいしね。さ、今日もこれから行って来ます。