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晴れのち曇り

[日々の思い] カテゴリの記事

全37件 (37件中 1-37件目)

春の味

春ですね～毎日毎日いい天気で脳も天気です。ちょっと前に菜の花のおひたしを食べました。ちょっぴり苦いところが好きです。昨日はうどを食べました。しゃきしゃきとした触感と爽やかな味と口の中に広がる独特の香りが大好きです。菜の花もうども、食べると春を感じます。春の味、好きです。

Feb 28, 2007

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麺食い

おそばも、うどんも、パスタもラーメンもビーフンもエスニックな麺も大好きです。かなりの頻度で食べている気がします。麺食いと呼んで下さい。村上春樹の短編エッセイ集に『辺境・近境』というのがあります。辺境・近境エッセイ集なのですが、その中においしい讃岐うどんを探して四国を食べ歩くという話があります。四国に行きたくなってしまいます。

Jan 29, 2007

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雪

雪が降るときに音が消える瞬間があるのをご存じですか？家がまるで大きな布団でもすっぽりとかぶせられたように外界の音がふっと消える時があるのです。それで、あれっ？とか、もしやと思って外を見ると、雪がそれこそしんしんと降っていたりします。そんな無音の中で雪が降るのを見るのが好きです。雪の残っている朝の情景も好きです。バスとかがチェーンをつけて走る音が布団の中にいても外から聞こえてくるのが好きです。シャンシャンシャンシャンという音を立てて走る車がまるで鈴をつけたそりのように聞こえるからです。自分に雪国から迎えが来たような気がしてしまいます。そうでなければ、雪国にいるような錯覚を覚えます。東京も雪になるかもという昨日の天気予報を聞いて、期待をしていたのですが、今回は無理そうですね。天気が悪くなるのはいつも残念ですが今日は違う意味で残念です。

Jan 17, 2007

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静かな街

みなさんお正月はいかがでしたか？僕は普段ですと帰省するのですが、今年は東京でお正月を迎えました。散歩に出かけると、普段だとにぎやかな街がとても静かで街を丸ごと自分専用にしているような感じを覚えました。夜になると現れる、静かな月に照らされた静かな冬の街などはキリコの描く絵の世界のようで、幻想の世界にさまよいこんだと錯覚を覚えるほどでした。こんな楽しみがあるのなら、東京で過ごす正月も悪くありません。

Jan 5, 2007

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新年のご挨拶

新年明けまして、おめでとうございます。昨年７月にブログを始めて、半年が過ぎました。いろいろな方とお知り合いになれたことを嬉しく思っております。こちらは相も変わらず拙いブログですが、どうか今年もよろしくおつきあい下さい。

Jan 1, 2007

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みなが寝ているとき

みなが寝ているとき起きているのが好きです。天の邪鬼なので・・えぇ・・時間と空間を独り占めしているような気になります。他人が知らない時間と空間を知っているというなんとなく得した気持ち・・得をしたとしてもべつに大したものではないということも、自分が寝ているときに今度は他の人が自分の知らない時間と空間を知っているということが起こるということもわかっています。でもいいのです、自分が知っている秘密の時間があるだけで。なにかが起こるような気がしてきませんか、誰もいない、誰の気配もしない静寂（しじま）の中で、ただ時計のチクタクと鳴る音や自分の心臓の音が妙に響くのを聞きながら起きていると・・？大人になっても子供の宝探しみたいなことをしているのかもしれませんね。

Nov 22, 2006

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コーヒー

コーヒーが好きです。というか、ほとんど中毒で、しょっちゅう飲んでいます。だんだんと濃いコーヒーへと嗜好が移ってきていて最近はフレンチとかイタリアンとかエスプレッソとかを飲んでいます。そんなコーヒーなのですが、体調が悪いと全然飲めなくなります。なんだか油っぽい感じがして体が拒否反応を示してしまうのです。あれだけ好きなのにとても不思議です。その代わりに紅茶が飲みたくなります。そういうものなのでしょうか？なのでコーヒーで僕は自分の体調がわかります。ここのところ風邪を引いていて飲めなかったのですが、あともう少ししたら、あの香りが嗅ぎたくなってあの苦い味を味わいたくてたまらなくなりそうです。暖かいお見舞いの言葉をいただきました。みなさまに感謝いたしております。

Nov 18, 2006

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強い風

強い風に木々が揺れ、枝がたわんでギシギシと音を立てるときおり響くザーという音は心の平穏を破り得体の知れない不安を呼び起こす風の音とともに今とは違う顔をした自分や愛しい人の笑顔や言葉がホルマリンの匂いのする暗闇から出てきて淡い光を帯びた気泡となって浮かびシャボン玉のように音を立ててはじける一つの点を中心にして広がる波紋の大きさにびっくりして心が波立つ

Nov 7, 2006

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逃げる心

心が逃げていきます。つかまえたと思っても、見てみるといつのまにかどこか別のところへ行ってしまっていて姿が見えません。マジックを見ているようです。なにが不満なのでしょう。どこに行きたいのでしょうか？よくわかりませんが、心は渓流を泳ぐ魚のように、ぴょんと水面ではねて波紋を残して先へと泳いでいってしまいます。

Oct 25, 2006

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目覚めたとき

今朝目覚めたときに、自分がどこにいるのかわからくてアワアワしてしまいました。別の部屋に寝たからでしょうか。旅行に行ったりしていつもと違うところで寝たときにたまにあるあれです。そんなとき、目のきかない暗闇の中にいるということもあって方角もわからず、自分のいる場所を定められずに不安になり、ちょっとしたパニックをおこします。あわてて記憶をたどって思い出そうとします。昨日、ああして、こうして、そしてようやく、あっそうか、となります。まあ、なんてことのないことです。ですが、ときどき考えます。もし自分の生きている人生が大きな、長い一つの夢だったとしたらって。目覚めたとき、どこにいるのでしょう？そしてどんな風景が見えるのでしょう。

Oct 11, 2006

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運動会

運動会の季節です。職場の近くの小学校でも朝から夕方までずーと運動会の予行演習をしているようで同じ音楽が何度も流れては先生が子供たちに指示をしている声が聞こえてきます。かけっこが嫌いだったりするとあまり楽しめなかったりする運動会ですが、どうなのでしょう。今の子供たちは楽しんでやっているのでしょうか。そうだといいなと思います。

Oct 5, 2006

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笑顔が好き

笑顔が素敵な人が好きです。笑顔が素敵なのは、心と直結したその顔が素直な顔だから。悲しみも苦しみも辛いこともとりあえず全部引き取って今あるいは未来を向いている優しい、そして勇気のある顔だから。見る者に「ここにおいでよ」とか「ここにいなよ」と言ってくれているように見えて居場所を、心地よい居場所を提供してくれるように見えるから。でもなかなか難しいんですよね、笑顔って。笑顔を浮かべているようで、僕は引きつった顔を見せている気がします。えぇ。

Oct 3, 2006

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いつもと違う

いつも大体同じ時間に家を出て、いつも大体同じ時間にコンビニの前の横断歩道を渡り、いつも大体同じ時間にパン屋の角を曲がって駅に行き、いつも大体同じ電車に乗る。そんないつもと変わらぬ生活をしているときに普段と微妙に違う時があります。いつもならトラックが店に荷物を降ろしているのに、そのトラックが見当たらなかったり、いつもならたくさんの人がホームで待っているのに、その数が少なかったり、いつも同じ車両で見かける人がいなかったりといった些細なことです。それでも、あれっ？と思います。そして少し不安になったりします。今日ってなにか特別な日だっけ？祝日だったっけ？あるいは、パラレル・ワールドに入ってしまったのかなんて。

Sep 26, 2006

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キンモクセイ

昨日の朝道を歩いていたらキンモクセイの花の香りがどこからともなく漂ってきて、嬉しくなってしまいました。大好きな花の一つです。短い期間だけ、ひっそりと咲く小さな花。びっしりと花を付けたキンモクセイの木を下から空に向かって眺めていると、金色の粒子が空に向かって立ち上っていくような感じがしました。なにかのメッセージを届けるように。濃厚で、艶やかですらある香りは、好きな人と嫌いな人がはっきり分かれるかもしれません。僕は好きですが、みなさんはいかがでしょう。キンモクセイの香りがして「あっ、トイレの匂いがする」といっている子供がいましたけど、違いますから。えぇ。

Sep 22, 2006

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横道や路地

日々よく知っていると思っている街でも歩いているとこんなところにこんな道あったっけ？って思うことがあります。「よく知っている」と思うこと自体が態度Ｌなのかなと反省させられます。そんな道に出くわすと、嬉しい驚きを感じ、つい入っていってしまいます。タクシーが入っていくのが見えた道に入ってみるとこんな抜け道があるんだとか、ここに出るのかなんて発見があります。街にも無数にある横道や路地。そう、「猫の恩返し」や「千と千尋」のように入っていったら、なにか新しい世界が待っているのかもしれない、そんな気持ちで横道や路地を見つめるならば、よく知っているはずの街もいつのまにかラビリンス。それで入っていったら、もしかしたら今いる世界には戻ってこられなくなるのかもしれません。まあ、それならそれでよいのかな、と。さあ、今日も好奇心いっぱいで、目をキラキラさせながら街を歩いてみましょう。

Sep 20, 2006

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秋、みっけ

さわやかな気候になってきましたね。もう秋です。食べ物がおいしい季節の到来です。

Sep 16, 2006

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パパさんチェア＠ピア１

アメリカの家具屋にピア１というのがあります。いろいろなところに店を出しています。（イギリスでは単にピアという名前になっています）見ていると楽しいものがいっぱいあって気に入っていました。日本にもそのうちできて、近所にもできたのでお気に入りにしていたのですが、その店がなくなって、でもまだほかの街に店があるからいいやと思っていたら、それらも気がつけばなくなってしまいました。そこで買ったお気に入りのイスが「パパさんチェア」。どうして「パパさんチェア」というのか知りません。表記も「ぱぱさんチェア」、あるいは「パパサンチェア」かもしれません。エイジアンな籐のイスです。これにくるまれているととっても気持ちがよくなっていつのまにかうたた寝してしまいます。ピア１がなくなったのは非常に残念です。ピア１再招致運動に加わってもよいという方は→こちらまで（ってどこよ！）楽天（じゃなくてもいいけど）に呼ぶって手もあるな・・

Sep 14, 2006

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雷

すごい雷と雨でしたね。こんな明け方の雷なんて珍しい気がします。みなさんのところは大丈夫でした？僕の住んでいるところでは、朝の３時くらいから雷が鳴り始めて雷鳴も稲光もたっぷりでした。まるで誰かが（誰が？）銀色のボールをこのあたりにかぶせてその中に爆竹を放り込んだような騒ぎでした。眠っていたのですが、雷のとどろきで目が覚めて、それでも目を閉じていて様子をうかがっていたら、稲光が走る様子が頭の中にはっきりと見えてあれっ？これはすごいな、もしかして超能力か？と思っていたのですが、目を開けてみたら、なんてことはない、空を真っ白にするほど稲光が走ってました。

Sep 11, 2006

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UFO その３

UFOの話がまだ続きます。っていってもロックバンドのUFOではありませんから。えぇ。（もういいって、その路線は、と突っ込み入れてくれる人募集中！お申し込みは←のメッセージを送るからどうぞ）ＮＨＫでUFOを見た人の特集を何年か前にやっていたことがありました。UFOを見たという人の話を聞いてまずはそれを再現した映像を流します。その後でどうしてUFOが見えたのかということをいろいろな科学者に聞いて科学的に検証していきます。そして最終的には、脳に異常があると強い光を感じることがあり、それをUFOだと勘違いしているのではないかというような結論にたどり着いていたように記憶しています。UFOを見たと書いている僕にも・・・このあとに来る文章はみなさんが考えるのも僕が考えるのも同じです。えぇ。。

Sep 10, 2006

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UFO その２

UFOの話がまだ続きます。っていってもピンクレディのUFOではありませんから。えぇ。（もういいって、その路線は、と突っ込み入れてくれる人募集中！お申し込みは←のメッセージを送るからどうぞ）最初はUFOを見ることができたことを喜んでいました。友達や家族にも話しました。以外に反応が冷ややかだったような気がします（笑）。そのうちにX-ファイルではありませんが、余計なことを考えるようになりました。どうしてUFOはあそこにいたんだろう？どうしてUFOを自分には見ることができたのだろう？UFO側は、UFOを見てしまった自分をどうにかしようと考えるだろうか？なんてことです。そんな心理が生まれてくることは自分でも意外でした。

Sep 8, 2006

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UFO

変な質問ですが、UFO好きですか？といっても日清の焼きそばではありませんから。えぇ。空を飛んでるやつです。僕は好きです。子供の頃からUFOを扱ったドキュメンタリー番組とかUFOもののテレビ番組が好きでした。UFOが存在していることを信じますか？僕は信じています。見たことがあるので。（というか、それがなんであったのかはよく分からないのですが、UFOは空飛ぶ円盤のことではなく、unidentified flying object、つまり未確認飛行物体なので、UFOを見たといえるのだと思います。）何年くらい前でしょうか、４，５年前のちょうど今頃だったと思いますが山間の町に滞在していたとき、朝７時くらいに西の山の方に白い光が見えました。かなり大きな光でほかのどんなものとも違っていました。そこにしばらく止まっていたと思ったら、すごいスピードで南の方角に移動しました。ビデオで撮ろうと思ってビデオカメラを取りに行って、戻ってきたら残念ながらもう見えなくなっていました。

Sep 7, 2006

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虫

昨日仕事帰りに近くの公園をぬけて帰りました。虫がたくさん鳴いていました。どんな虫がいるのでしょうか、鈴虫、コオロギ、キリギリス、ほかにまだまだいたに違いありません。まわりに木が鬱そうと茂って、草も多いところにさしかかると、鳴き声はさらに大きくなって、頭の中が虫の鳴き声でいっぱいになってしまいました。まるで世界を虫の鳴き声で上書きされた感じです。人間がそこにいることがまるで許されていないような気持ちを持ちながら公園をぬけて、西の空をふと見上げると、上弦の月がぽっかりと浮かんで、笑っていました。

Sep 1, 2006

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えぇ

僕が書く言葉の中に、ときどき「えぇ」とあるのに気がついている方がいるとすればマニアックな、あるいは隠れ「晴れのち曇り」ファン、adhocファンといえるでしょう（笑）。番号付きファン認定証をお送りしますので、左の「メッセージを送る」からメールをどうぞ（笑）。お気づきかと思いますが、これはもともと僕の言葉ではありません。僕が勝手に師匠と呼んでいるTOMOさんのブログで拝見しておもしろいなと思って覚えた（といえるのか、まだ使いきれていない)言葉です。この言葉を使ったときの微妙な位置取りの仕方が気に入っています。だめ押しするにしてもその力ないところとか、ちょっと背を向けていじけたそぶりをみせつつも前を向いているところとか、自分を卑小化させて笑いの対象にするところとか、です。使ってみて思ったのは、この言葉で締めくくるとして、そこに向けてものを書いていくのは難しいということで、それを難なくこなしているTOMOさんは、さすが師匠です。師匠によると、一口に「えぇ。。。」といっても色々あるとのことでええ！って書くと驚きにえぇ。。は肯定のダメ押しとしてえぇ・・・はフェードアウト感覚、だそうです。みなさんも是非「えぇ」ファンクラブに入って下さい。お申し込みはこちらです（ってどこよ！）。

Aug 31, 2006

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顔

鏡に映る自分の顔を見て時々びっくりすることがあります。それほどいい男であるから、といいたいところですが、そうではありません。ちなみに、びっくりするほどひどい顔だから、でもありませんから。えぇ。自分の顔ってこんなんだっけ？と思うからです。それはもしかすると、自分の声を聞いたときに違和感を覚えるのと同じなのかもしれません。（自分の声がお好きな方というのはそういう感覚を持たないのかもしれません。あるいはカラオケ等で鍛え、慣れている方も）それと同じように、自分が考えている自分の顔と鏡に映った自分の顔の違いにびっくりしたということでしょうか。イギリスの小説家オスカー・ワイルドの小説にドリアングレイの肖像がというのがあります。背徳と快楽の生活に溺れた美青年ドリアン・グレイが肖像画を描かせたところ、自分の顔はずーとそのままで、肖像画の方に変化が現れるようになります。自分の醜い部分、魂の軌跡すべてが肖像画に記されることになります。主人公はどんどんと醜くなっていく自分の肖像画を見るのについには耐えきれなくなって、肖像画にナイフを突き刺します。そして自分も死んでしまいます。まさか、それと同じ気持ちで自分の顔を見つめているということはないと思いますが、どうも、体についている自分の顔と自分の心というか魂についている顔とは、違う気がするのです。それとも、単に自分の顔を忘れていたということでしょうか？そんなことってあるのでしょうか。

Aug 30, 2006

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視線

心理学者によると、幼児は自分のことを見ていると思っていた母親の眼差しが、実は自分を通り越して父親の方に向いていることを知ってそれまでの親と同体であると思いこんでいたのが間違いであったことに気がつくのだといいます。寂しい瞬間です。子供に限らず、見つめ合いながらも、実は違うところを見ていることはよくあります。仲のよい親子、友達のような親子というものがいても親子は視線の時間差に、大げさにいうなら引き裂かれています。親は子を見ながら将来とかもっと大きなものを見ているでしょうし、子供は親とは絶対的に親とは共存できない現在からものを見ています。仲のよい恋人や夫婦でも同じことがあります。会社が忙しく、明日の仕事をことを考えながら妻や恋人のいうことを聞いているなんてこともあります。人がそうして時間のドプラー効果ともいうべきものの中で視線を交差させているならば、互いが互いを見るということは思っている以上に貴重なものではないでしょううか。互いが互いを同じ場所と同じ時から見ることができるならば心と心を重ね合わせて見ることができるならばそれは至福といわねばならない、と感じます。

Aug 25, 2006

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寝ているときの自分の顔

みなさん、寝ているときにはどんな顔をしていますか？あまり考えてもみないことかと思いますが、寝ているときの自分の顔ってどんな顔なのだろう、と最近考えます。別に寝ているときにまで自分の顔のことを考えなくてもよいだろうと思う方もいるかと思いますが、そのようなナルシスティックな気持ちからの疑問ではありません。一番無防備な状態の時にどういう顔をしているか一番安らぎを得るはずの眠っている状態でどういう顔をして寝ているか、ということです。というより、今の自分はどのような顔をしているのか、自分はどういう顔をしているのが自然なのか、という疑問に近いかもしれません。子供の時にかえったような、恐れも不安もなにもない顔をしているのでしょうか。それとも眉間にしわを寄せて、難しい顔をしているのでしょうか。それとも歯ぎしりをして苦しそうな顔をしているのでしょうか。気になるなら、誰かに写真を撮ってもらえばよいのですが、他人に頼むのもためらわれるのです。

Aug 23, 2006

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トマト

菜園でトマトが真っ赤に色づいています。あまりにたくさんできているようなので、先日もぐことにしました。もぎ始めたら、取れるのが嬉しくて今度はたくさん取りすぎてしまいました。とりあえず普通のトマトはトマトソースにして貯蔵することにして、プチトマトは、お昼に食べました。いえ、サラダとか、食後のフルーツ代わりなんて生やさしいものではありませんから。えぇトマトだけがお昼だったのです。でももぎたてのトマトは甘くて、みずみずしくて、とてもおいしくて、小さいのはすっぱかったり、苦かったりなんて変化もあって、案外と飽きないのでした。

Aug 21, 2006

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田舎生活

散歩に出かける。特に急ぐわけではない。途中で友達に出会えば、話をする。気が向けば川で魚を釣り、森に出かけて虫を追いかける。買い物に出かけ、家のまわりに花を植える。子供の頃の夏休みのような生活。そんな生活に最近はまっています。いえいえ、実生活ではありません。「おいでよどうぶつの森」というニンテンドーＤＳのゲームです。なにかクリアーしなくてはならない目標があるのではなくただ好きなように暮らしを楽しむソフトなかなかお気に入りです。

Aug 17, 2006

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仮面

仮面が好きです。仮面に憧れています。いえ、仮面ライダーの仮面ではありませんから。えぇ。ましてや、お祭りや縁日なんかで売っている、とかとかとかといったお面でもありませんから。えぇ。そういうのではなく、好きなのは、こんな感じのものです。キューブリックの遺作となった『アイズ・ワイド・シャット』の秘密のパーティーでも使われていましたよね。アフリカやアジアの民族的な仮面、能面なんかにも惹かれます。どうしてだろうと考えてみると誰もが心の中に秘めている変身願望もあるのかもしれませんが、単にほかの何かになりたいとか、素敵な何かになりたいというよりは、なにものでもない自分を手に入れることへの憧れがあることに気がつきました。自分が自分であることから自由になり、解放されることの快楽。少し淋しく、悲しい快楽かもしれません。

Aug 9, 2006

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（だから）パラレル・ワールド

なので、パラレル・ワールドには、ココロに傷を負った人たちがいっぱい住んでいます。犯罪を犯してしまった人、正気の向こう側にしか逃げ込む場所を失った人、大切な人（子供、配偶者、恋人、親・・）や大切なものを亡くしてしまった人、昔の「自分」を失ってしまった人、社会からも、家からも逃れることでしか自分を保てなくなってホームレスとなってしまった人、生の向こう側へと渡ることしかのぞみがなくなった人・・が思い浮かびます。みな大切なものをなくしてしまった人たちです。でもそれは他人事ではないのだと思います。それは「他人」ではないということです。パラレル・ワールドに入る・を持つということは、これから起こることの可能性の一つとして誰にでもあります。多種多様なそこに住むことになった人たちは、その一つの形を表しているにすぎません。そういう人たちは、もしかしたらパラレル・ワールドに住むことになる「もう一人の自分」なのかもしれないのです。

Jul 16, 2006

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（まだまだ）パレレル・ワールド

みなさんは、パラレル・ワールドってあると思いますか？僕はあると思います。といっても、怪しい人間ではないので（おそらく）、警戒しなくても大丈夫です（多分）。僕が言う「パラレル・ワールド」は、ＳＦ小説や映画に描かれるような、次元とか空間とか位相とかの歪みではありません。外から与えられるものではなく、内側から作り出されるものです。人は生きていく上で、無限の可能性を瞬間瞬間に持っています。たとえば、今コンピューターの前でこの文章を読んでいるみなさんは、次の瞬間にコーヒーを入れるかもしれませんし、どなたかに電話するかもしれませんし、そろそろご飯にするのかもしれませんし、どこかに出かけるのかもしれません。そのように起こりうる事柄は可能性としては無限にあります。ですが、通常は、それまでの行動の流れでその中の一つが自動的に選択されて、残りは、そんな可能性があったことすら意識されることもなく、消えていきます。実現されることのなかった可能性は、ただただ闇の中に消えていきます。（そんな具合に、無限にある次に起こることの可能性は、普通は選択しなくてもよいものとして存在していますが、一度それらを選択できるということを、知ってしまうとそれはそれで大変です。無数ある可能性の中から一つをきちんと選択をしなくてはいけなくなるのですから。まるで世界中の人が見ている舞台の上にいきなり立たされた人のように自分の行動を過度に意識することになります。そして自分に与えられた無限の可能性という重みを最大の不幸と感じることでしょう。）それでも、たとえばある人がある重大な決意をしてこれまでとは違う行動を選んだとしたらどうでしょう。それで（まあ、よくあることですが）大変なことが起こったりしたらどうでしょう。取り返しのつかないことが起こったとしたらどうでしょう。もしかしたら昔のまま続いていたかもしれない生活を違う道を選んだことでこれまでとは違ってしまった世界からもう戻る道が閉ざされたことを強く意識しながら眺めることになります。失われなかったかもしれないものが、自分のある選択によって失われてしまったことを強く意識せざるを得ない人は、まるで鏡の世界にひょんなきっかけから入ってしまってそこから抜け出せず、鏡の裏側から恨めしそうに世界を見ることになった人のように、パラレル・ワールドに住むのではないかと思うのです。

Jul 14, 2006

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パラレル・ワールドへ

みなさんは、考え事をしていて現実を忘れるって経験ありませんか？僕は最近以前よりそういうことが多くなったような気がします。生活をしていて、仕事をしていて、なにか目に留まったこととか、思い浮かんだこととかをきっかけにして何かを考え始めると、どうやら周りの状況を忘れてどっぷりと考えにはまってしまうようなのです。自分ではそういう意識はないのですが。その思考が終わりに近づいたり、薄くなってきたときに、今度は日常が頭の中に入ってきて、あれっと思うのです。なにしていたんだっけって。運転をしているときにこれが起こるとちょっと怖い思いをします（笑）。そんなとき自分は短い時間だけれども、パラレル・ワールドに入っていたような気がします。

Jul 13, 2006

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隠れ家

隠れ家っていいですよね。秘密の匂いがします。子供の時に作った秘密基地を思い出させます。皆さんは、隠れ家をお持ちですか？人によってはそれは居心地のよいこぢんまりとしたレストランになるのかもしれませんし、おしゃれなカフェやひなびた温泉宿となるのかもしれません。出かけていって好きなところに立てるテントや山の中にひっそりと立つ山小屋や別荘なんて形もありでしょう。最近思ったのですが、隠れ家というのは物理的な場所に限らないのではないでしょうか。つまり場所の問題なのではなくて、人間の内側にあるものを置くことができるのならそこが隠れ家になるのではないかということです。そう、それはハリーポッターの宿敵ヴォルデモートが自分の命を分割して隠しておくようなもの。（ハリー・ポッター第６巻ハリー・ポッターと謎のプリンス参照。）自分しか知らない秘密の場所、自分が自分であることのできる場所に自分の一部を置いておくということ。お気に入りの本、お気に入りの音楽、お気に入りの絵、お気に入りのワインそして自分の心の置き場所である大好きな人も立派な、大事な隠れ家。さて、今日はどこの隠れ家に・・

Jul 12, 2006

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m(_ _)m　ありがとうございます　m(_ _)m

昨日嬉しいことがありました。こんな拙いブログですが、初めて１００人以上の方の訪問がありました。ありがとうございました。自分の書いたもの、言葉を見ていただき、反応をいただけることを、嬉しく思っています。日々思うのですが、やはり人間というのはまわりとの関係を絶って生きていくことはできなくて（物理的には可能ですが）人と人との関係の中でしか存在し得ないのですねぇ。なので、人との関係を大事にしたいと思うのですが、同じように思ってくれる人がいるとは限らず、いても目の前にいてそう思ってくれるとは限らず、相手という部分に関しては自分一人ではどうにもならないものなので難しいなぁと感じます。人が、様々な枷から解放されてお互いを大事に思う気持ちだけを見つめて生きていけるような地平は見つからないものでしょうか。それとも、まわりとの関係を絶って生きていったとしてもそれが逆説的に人と人との関係の中で生きることと重なるそんな両極が一致する可能性を心の中に開くべきなのでしょうか。まだまだ未熟者には考えることがいっぱいです。自分でも答の見つかっていないことをだらだらと書いてしまいましたが、これからもどうぞよろしくおつきあい下さい！

Jul 10, 2006

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ＮＨＫ

最近ＮＨＫの夜の９時のニュースが気になっています。ニュースの内容がではなく、しゃべり方が、です。テレビカメラの前に座ってニュースを読む、キャスターは普通にしゃべっているのですが、スタジオを離れて現場や状況を説明するリポーターのしゃべり方がおかしいのです。昔なら普通に口語体で「・・・です」といっていたのに今はなぜか「・・・だ」「・・・である」「・・なのだ」と文語調。リポートだけ浮いて聞こえます。そういうふうに変えることにどのような意図があるのかがうまく理解できていません。われわれの言葉遣いというのは、読み・聞いている人を常に意識し、その人たちとの関係において成立しているのであって、全く独立して存在しているのではありません。もし独立して存在していると考えている人がいるならばそれはおそろしく傲慢といわざるを得ないでしょう。言葉遣いに敏感な人が乱暴な言葉遣いやだらしない言葉遣いを嫌うのは、相手が、言葉遣いの中にその人が話している「相手」、つまり聞いている「自分」を前提として含めていない＝閉め出していることを感知してしまい、それを暴力的と感じたり、勝手だと感じるからです。年輩の人が若い人の言葉遣いに文句をいうのはそういうことなのだと思います。テレビのニュースの伝え方は伝える側と視聴者とのそのような微妙な関係を形にしたもののはずで文語調に変えることは、そのインターフェイスを硬くし、自らの位置を視聴者から離し、自らに権威を与えるようとしているように聞こえます。うーむ、ＮＨＫは何を考えているのでしょう。ご存じの方、関係者方、どうか教えて下さい。

Jul 9, 2006

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夏と若さ

基本的に暑いのは嫌いではありません。でも実際には暑いのにすぐへこたれたりしているので、実際にその中で生きていることが好きというよりは、概念的に好きという言い方をした方がよいのでしょう。変な言い方ですが。暑さに反応して体が熱くなることが生きていることの実感を与えてくれるような気がするからです。それには微妙に自分の年齢が関係していることも理解しています。つまり、もう若いとは言えない自分であるからこそ若いときに感じていた生きているという感覚を少しでも感じていたいのでしょう。潔くありません。

Jul 2, 2006

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７月

月が変わりました。７月です。暑い月です。夏の始まりは、人の気持ちをそわそわさせるものがあるような気がします。それは何かが起こる予感であったり、期待であったりするのかもしれません。何かに駆り立てられるような気がするのは、これから起こるかもしれないこと、起こると期待していることと、今との間の時間の隔たりに対するある種のいらだちで、その間に入っている時間を取っ払って、ショートカットさせようとしているということかもしれません。それが欲望の現前と実現との間のタイムラグをなくそうとしているということならばまだまだ自分が若い、というより青い証拠のように思えます。やれやれ。

Jul 1, 2006

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