#685 Quarter In と 国花
「攻撃手」vs「妖刀」を観た。韓国、中国の碁は、囲碁将棋チャンネルの海外棋戦解説を見るくらいで、両国の棋士をそれほど知っているわけではないが、私は劉昌赫九段のファンである。地に走る棋士が多い中、あとから追い込んでいくあのスタイルがいい。今夜の碁は、「妖刀」のほうはよくわからなかったが、「攻撃手」の劉九段、棋風どおりの展開で面白い碁だった。厚みを蓄えてから相手の石に寄り付いて利を得ていくところ、特に、終局間際になって、ボコっと地ができあがる芸も、私の憧れだ。47手目で黒にクオーター・インした。黒/白が55/45くらいで、黒が1.7倍だったかな?最後は10目くらい勝っていると思っていたのだが、実際は1目半勝ちという結果で、自分の目算のいい加減さにあきれた(笑)。ところで、今夜のアバター欄は両棋士の写真だったが、応援の花が、それぞれの国花になっていた。韓国は一目瞭然でムクゲ。中国は見てもわかりにくかったのだが、牡丹なのかな?ネットでは2008年までに全人代で決定するような話になっている。候補は牡丹・蓮・菊・梅・蘭だそうだけど、もう決まったのかな?ちょっと情報が錯綜していて、はっきりとはわからない。でも、囲碁ボケ記念対局のときなど、応援はバラですし、変ですねえ。バラはイングランドの国花だそうです。日本の国花は菊ないし桜らしいのだけれど、花束としては、ちょっとやりにくいんでしょうね。