#379 手合い割り
管理人から私の囲碁ボケ記念対局はアツアツ大会団体戦の後になりそうだ。打っていただくnipparatさんは、県代表経験者でタイゼム9段だ。つまり、7段に2子置かせ、5段に4子置かせ、3段には6子置かせるという打ち手である。それは、とても強いお方なのだ、というよりも、私には測定不能の強さである。一方、私はといえば、タイゼム2段で打ち分け程度の棋力だ。つまり規定では、7子の手合い割である。しかし、nipparatさんは、GO!さんとの記念対局に際して、こう書いていらした。(GO!さんの『対局日誌』のコメントより)>置石は私も見当がつかないのですが、>おそらくタイゼムで4段くらいで3子 1段くらいで5子~6子くらいのような気がします。 つまり、規定より置石を少なく見積もっていらっしゃるふしがあるのだ。そこから類推すると、「タイゼム2段では5子くらい」ということになるだろうか?ほうきゅう3さんもこんなことを書いていらした。>nipparatさんに5子で勝てれば、ネットで3段ぐらいでしょうまた、タイゼムで、6段の方に3子で挑戦した私の碁を観ていらしたtauintroさん(pgさんのお連れ合い、7段)は、>5子でチャレンジしてみたらいかがですか?とおっしゃっていて、nipparatさんの見当と符合する。ということで、「5子でお願いしても失礼はない」と思った。しかしながら、私が思うに、どうも、今までの囲碁ボケ記念対局は、「下手に不利な手合いばかり」だったのではないか。3子(規定では4子)で名局をまとめ上げたasunarou5段は素晴らしかった。しかし、本来5子のところを3子で立ち向かったunk01 4段は敗れ、同じく8子のところを5子で天下五目の布石を打ったGoEisukeGo1段は、「秒ボケ伝説」を残して、華々しく散った。これだけの前例を見せられると、正直に言って、私は6子でお願いしたいのだ。これは妥当なところだと思うのだが、どうだろうか?6子といえば、もうひとつ思い出したことがある。「THE PASSION」で、私よりはるかに強い藤沢里菜ちゃんは、ホン・マルグンセム先生に6子で3目負け、日本棋院6段を認定されている。さて、どうしたものか...。上手にとっては、おそらく5子も6子もたいした違いはないのだろう。「置碁の勝敗は黒次第」(石田芳夫九段)なのだから。でも、下手にとっては大問題である。布石がまるで違って見えるからだ。あと半月ちょっとで対局になるのだが、ほうきゅう3さんの言葉を勝手に励みにして「もしタイゼム3段になれたら5子で挑戦しよう」、と思う。それが叶わず6子でお願いすることになっても堂々と戦いたい。