■仕事の内定後・・・■
以前の日記で仕事が決まった事はお知らせしましたが、実はまだ内定の状態なので仕事はまだ始まっていないのです。つまり一番落ち着かない、宙ぶらりん状態のぐうたらワイフです。イライラ・・・今日はイギリスにおける内定後・・・をお知らせいたします。まず内定すると、手紙が来ます。「インタビューの結果、あなたに決定。ただし以下の項目において手続きをすすめていくので同意してサインしてね。」的な内容です。その以下の項目ですが、まずリファレンス(前の会社からの推薦状)、警察における犯罪経歴のチェック(←これは省くとこもあり)、健康診断結果です。私が気になるのはこの健康診断・・。前の会社に勤めている時に病気をしたからそれに引っかからなければいいんだけどね~。(^^;)通常は大丈夫らしいけど。今回もダメもとで応募したから、結果はどうでてもいいや・・とちょっと投げやりなぐうたらワイフ。そうそう、リファレンスは通常は前の会社の上司が作成します。聞かれる事は勤務期間、主な仕事内容、勤務状況(仕事の出来具合、病欠状況など)、人格情報などです。でもすごい矛盾のあるリファレンス・・・。リファレンスを書く人はね、病欠状況とか病気の状況、その他その人のプライバシー的な事は当事者の同意なしでは書いてはいけないのよね。(←じゃあ聞くなよ!って思いません?)法律でしっかり決まっているから、例えば私の上司が全ての私の情報を次の職場にもらしてしまう・・・って事は出来ないのです。(違法、違法)だからか最近のイギリスの会社には、会社の取り決めで「従業員の情報は外には出さない」っていう方針をとっているところが多いと聞いています。私の前に勤めていた会社もその一つです。理由は簡単。法律を知らない人がリファレンスなんかでポロって間違ってもらしてしまったら、法廷に持ち込まれて勝てる事は絶対にないから、それなら最初から全て非公開にしてしまえ!って事です。結局リファレンスは、「職歴詐称」を防止するのが一番の目的らしいので、「確かにその人は勤務してましたよ」の情報で十分という事だと思います。でっ、警察関係ですが。これはあるところとないところがあるみたいです。例えばコレッジとか未成年と接する職場では、幼児・小児事件に関わっていないかなどみっちり調べられるそうです。多額のお金を扱う場合は、そういう事件に関わってなかったかとか。だからすごく時間がかかっちゃう。でも知り合いのイギリス人達に言われたんだけど、この国では「明日から・来週から」のような仕事はできれば避けるべきって。結局すぐに雇ってくれる代わりに、こちら側の「労働者の権利」もあいまいな事が多いそうな。「ふ~ん・・・。」まぁ、まだ正式な書類にはサインをしていないので、いつ「やっぱりなかった事に・・」っていわれたらどうしよう・・とドキドキ中のぐうたらワイフです。日本でもたっま~に聞きますよね。内定取り消しっていうやつ。だから落ちつかな~い・・・!!