島めぐり ~伊豆大島~(その1)
以前、お世話になった上司が伊豆大島に赴任しており、「遊びに来ればいいさぁ~(←沖縄好き)」のお誘いに甘えて1泊2日の小旅行に出掛けてきました。 伊豆大島は、伊豆諸島北部に位置する(伊豆諸島の中では)最大の島で、伊豆半島から南東の約25kmに位置する島です。大島と名のつく島は日本各地に点在しますが、国土地理院では伊豆大島と表記し、面積は91.06km²で行政区域は東京都に属し、大島町を名乗っています。 この島は「伊豆大島火山」と呼ばれる水深300~400mほどの海底からそびえる活火山が海から顔を出している陸上部分なんだそうです。これまでも数多くの噴火記録が残っていますが、最近では1912年~1914年、1950年~1951年、1986年に噴火しており、特に1986年の噴火では全島民が避難したことも記憶に新しいところです。 さてさて、午前7時30分に東京の竹芝桟橋を出航した高速ジェット船で約1時間45分、午前9時過ぎには大島へ上陸したこともあり、朝からゆっくり島内を案内していただくことに・・・。▲高速ジェット船で片道8,170円、これから乗船です。.▲高速ジェット船は、海から浮き上がって航行するので揺れ ないので快適です。これを翼走(よくそう)というそうです。.▲一眠りしていると伊豆大島が視界に入ってきました。.▲今日は元町港ではなく、岡田港に着岸しました。.▲さっそく、観光地巡りへお連れいただくことに。.▲先ほど乗ってきた高速船は、熱海へと出港して行きました。.▲移動途中、懐かしいクルマに遭遇!郵便局とパチリ。.▲島内で最古のオオシマザクラ株を見学。 国の特別天然記念物なんだそうです。.▲樹齢800年なんですから、もう少し手入れした方が・・・(草ボーボーだし・・・単なる樹木にしか見えない).▲島内の至る所に、コンクリートで出来た火山シェルターが。.▲火山噴出物「スコリア」で覆われた裏砂漠。.▲国土地理院の地図で唯一「砂漠」と表記されている場所。クルマ乗り入れ禁止のはずがタイヤの痕跡が・・・(笑).▲竜王埼にある戦争遺跡。第二次世界大戦時に日本陸軍の監視所だったところで、本土襲撃のB29はここで最初に発見されたそうです。 ..▲戦争の遺構と竜王埼灯台(昭和26年6月初点)。.▲「かまど」の跡もありました。.▲日本原産で房総半島から紀伊半島と伊豆諸島の太平洋岸に 自生する「明日葉」。これが美味しい料理に変身する訳で・・・.▲竜王埼から波浮(はぶ)港を望む。この港は、川端 康成の小説「伊豆の踊子」の舞台となったところ。.▲おや? ナゼか沖縄民謡が心地よく流れ・・・♪~.▲山を下りて波浮港へ。ここは元々火山の火口だったところ。.▲港にある肉屋さんのコロッケが美味しいらしい・・・ニヤリ.▲注文を聞いてから揚げてくれるのが、何ともうれしい!!!.▲・・・で、揚げたてのコロッケをアテに港でビールを!(ウマ~).▲活気のあったころの波浮港の写真が飾ってあった。.▲最近では見ることも少なくなったセミの抜け殻。.▲かつては遠洋漁業の中継港であった波浮港。 町並みは当時を偲ばせる雰囲気が残っていた。..(その2へとつづく)