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[フランス留学・ソルボンヌ文明講座] カテゴリの記事

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• ソルボンヌ・ヌーベル発音講座の授業

  2006年春学期はソルボンヌ･ヌーベルにて勉強しました。正式名称はCours de　Phonetique pour Etrangersです。授業時間は週15時間、ソルボンヌ文明講座のような文法に関する授業は一切ありません。授業内容は以下の通りでした。・Rythme Laboratoire（週2時間）　フランス語を話す際のイントネーション、リズムに関する授業。文章を音節ごとに区切る練習などもする。・Pratique de l'oral（週3時間）　普通の語学学校にあるような会話の授業。テーマごとに単語を学んだり、発表をしたりといった授業。ニュースの聞き取りやテープを使ったヒヤリングの練習もしました。・Prononciation Laboratoire（週2時間）　純粋に発音矯正の授業。ラボで先生が生徒の発音を個人的に直します。・Chanson Theatre（週2時間）　その名の通り、歌を歌ったり、舞台のせりふを読んだり、発声練習をする授業。先生はかなり変わった人です。・Theorie Phonetique(週2時間）　フランス語の発音を理論的に学ぶ授業。舌の位置や口の開き方などを音声学用語で解説するので、そのような用語に慣れるまでがちょっと大変でした。・Atelier Phonetique（週2時間）　フランス語の文章や音を発音記号でディクテをしたり、フランス語の文章を発音記号で書き下す授業。・Civilisation（週2時間）　フランスの歴史や文化、習慣に関する文明講座。ソルボンヌのコンフェランスよりずっと簡単です。出席に関しては、ソルボンヌのように厳しくありません。そのせいか、あまり授業にこない人が多かったです。特に朝早い授業など。授業に関しては、私はこの講座のお陰でフランス語独特のイントネーションが身についたような気がします。発音も、自分の弱点が確認できたのでソルボンヌのフォネティックより良かったと思います。ただ、発音練習に扱う文章が簡単なものがおおいので、ちょっと物足りない感じもしました。私は1度受講すれば充分かなと感じました。ソルボンヌ・ヌーベルのホームページhttp://www.cavi.univ-paris3.fr/ilpga/ilpga/

  2006.07.23

• ソルボンヌ・ヌーベル発音講座

  毎日のようにソルボンヌの文明講座をこれ以上続けると病気になりそうだと感じたので、次のセメスターは別の学校に通うことにしました。そこで選んだのがソルボンヌ・ヌーベルの発音講座。実際、ソルボンヌの上級１までで普通に生活する上で必要な文法は勉強したなという気がするし、実際上級２でやることも大して上級１とは変わらないというのでこれ以上続けるのはやめました。それに私は聞き取りが苦手で、耳を鍛えたいと前から思っていたのでソルボンヌ・ヌーベルの発音講座を取ってみることにしました。ここの講座も、人によって良かった・悪かったと意見はまちまちですが今までと違う方法でフランス語を勉強してみるのもいいかなと思ったわけです。今日は早速仮登録をしてきました。提出した書類は、・大学卒業証明書とその仏語訳（自分の翻訳で可）・CV・志望動機書・学校でもらった申込書・200時間以上フランス語を勉強した証明（私はソルボンヌの前の学期と今の学期の登録証を出しました）・仮登録料５０ユーロです。書類チェックの後、その場で仮登録証をもらえました。ソルボンヌも年が明けたら3週間ほどで終わるので、なんとか頑張ります。

  2005.12.14

• ソルボンヌ症候群？

  前の日の日記でも書いたように、すっかり体調が悪い私・・・。一つにソルボンヌが私に合ってないというのが理由のような気がします。中級の時の先生は機嫌浮き沈みが激しい人で、毎日びくびくしながら学校に通っていました。今の上級の先生はいい人なんですが、説明が大雑把で大して説明もしないうちに練習問題をその場でやらせて当てられるので、いつ自分の順番が来るか緊張しながら授業を受けてる感じです。私はまだ読むのが遅いの上に、問題を解くのに時間がかかるし、問題を解くときはじっくり考えて答えを出すタイプなので、このようにその場で当てられて答えるというのがものすごく苦手な上に精神的にもすごく負担なんです。私のクラスの子が、パリ症候群にちなんで「ソルボンヌ症候群」なんてことを言っていましたが、まさに私はこれなんじゃないかなと思います。ソルボンヌで勉強する前はものすごくやる気満々だったけど、実際ソルボンヌで勉強してると思った以上に大変だったりしてものすごくストレスが溜まり、思うように生活が出来ないという。いまさらだけど、ソルボンヌは私には合ってなかったんだなと実感しました。実際、なんとか頑張ってよほどの理由がない限り出席を続けてるいるお陰で特に書く能力はついてきてると思いますが、もうソルボンヌはいいかなと思っています。あと1セメスター2月から学生をしないといけないのですが、ソルボンヌを続けるつもりはありません。ソルボンヌは学費が安いのとしっかり勉強できると思って選びましたが、それだけで選ぶのは危険だなと思いました。学費が安いだけでソルボンヌで勉強しようと考えている人は、それなりに大変だということも考慮したほうがいいではないかな～と思います。

  2005.12.13

• パリでの滞在許可書更新

  今日、友人から「ちょっとお願いしたい事があるのだけど・・・」と電話がかかってきました。それは滞在許可書の更新について。滞在許可書が今月末に切れてしまうから、予約を電話で取ったのだけど、来年の1月しか予約が取れないと言われてしまった。とりあえず1月の予約を取り、1月まで滞在許可書が切れたままでどうするのかと聞いたところ、彼女のフランス語が上手く通じず電話を切られてしまった。心配なのでもう一度確認したいので、代わりに電話してそのことを聞いて欲しい。というのがお願いことでした。クラスメイトに聞いたところ、その彼女は電話で予約を取った際に住所を聞かれ、後日家にレセピセが郵送されてきたたのこと。とりあえず、窓口に電話し、1月に更新の予約を取ったけど、滞在許可書が切れた後のためにレセピセを郵送してもらえるか聞いたところ、そういうことはしていないとの答え。では、「更新まで滞在許可書が切れたままで過ごすのか？」と聞くと、「それしか方法がない」一刀両断。だから国外に出ないでと言われました。「じゃ、道でポリスのコントロールにあったらどうするの？」という質問には、「予約をきちんと取っていることを言えば大丈夫」という答え。それでも、「本当に大丈夫なの？」と聞くと、「本当は大丈夫じゃないけど、予約を取っていることがポリスが確認できたら大丈夫」と言われました。じゃ、予約の確認ができるまでは警察に拘留されるということ？最後に、「本当は有効期間の2ヶ月前に予約取らないといけないんだから、滞在許可書が切れて困ってもそれはあなたのせい」と捨てせりふ。友人にことの顛末を話、2ヶ月前に予約取れないといけないらしいよ。と言ったところ、「そんなこと聞いてない」とびっくりしてました。彼女はフランス語がほとんど話せない状態なので、そのことを聞き逃していたのかなと思ったら、一緒にいた上級クラスの子も「そんなこと初めて聞いた」とびっくりしてました。言われてみると、パリに住んでる人で滞在許可書が切れるぎりぎりに更新の予約を取っている人の話を学校でよく聞きます。切れちゃうけどどうしようとか。大体はインターネットで予約を取っているらしく、予約の日にちが書かれたものを印刷してそれをレセピセ代わりに持ち歩ているようですが。ちなみに私が住んでいる92県は、切れる3ヶ月目に更新の予約を取りに来てくださいと初めて滞在許可書をもらったときに言われたので、きちんと3ヶ月前に予約と取りに行き、切れた後のためのレセピセもくれました。ということで、パリに住んでいる皆さんは2ヶ月目には予約を取りに行きましょう。

  2005.11.22

• くたくたです

  ソルボンヌが始まって、3週間経過。はっきり言って、大変です。やることが毎日多いんですよね。予習が多すぎて、授業の復習をまともにする余裕もなく、なんか何にも身についてないのでは？と思う毎日です。上級になると、文法はそんなに難しいと感じないのですが、扱う単語が難しいなと思います。中級までは調べなくても分かる単語の方が多かったのですが、上級になるともう毎回調べないといけないくらい・・・。その点、ラテン民族やアルファベットの国の人たちは単語をよく知ってます。先生も、アジア人は単語を頑張って覚えないとだめよ！と言っていた位です。そんな訳で、ブログもまともに更新できず、彼とも平日はあまり話が出来ないくらいです。たまに予習が少ない日があっても、そんなときはもうひたすら休息という感じで何にもしなかったり・・・。これが20代前半だったら、私ももっと体力もあって乗り切れたんだろうけど、30歳が見えてきている私にはなんとも辛いです。というわけで、冬学期が終わるまでは今まで以上にかなり不定期な更新になると思います。

  2005.10.31

• ソルボンヌ冬学期、1週間経過

  ソルボンヌの冬学期が始まって1週間が過ぎました。授業が始まるまで先生がどんな人か心配だったのですが、とてもサンパなマダムで安心してます。前の先生は基本的にはいい人だったんですが、なんぜ機嫌のいいときと悪いときが激しすぎて、機嫌が悪いときはものすごくヒステリックで恐ろしかったのです。間違った解答するとなんでそんな答えになるのと問い詰められたり、舌打ちされたり。毎日「今日は機嫌がいいかな？」とドキドキしながら学校に通ってました。ちょっと登校拒否になる子の気持ちが分かったりしました。今回の先生は間違っても、問い詰めたり、舌打ちしたりしないので安心してます。遅刻してきた人にも優しいし。前の先生は機嫌が悪いときは遅刻して来た人は教室に入れませんでしたから。私は上級１でfrance des affairesをオプションに取っています。このコースは週2回ビジネス系のことを学んで、週3回は文法をやるという感じです。ぎりぎりで上級に入ったせいか、クラスのレベルもそれほど高くないし、勉強する内容も特別難しくないので授業にはついて行けそうです。ただ、予習・宿題が多いのでそれが少し大変です。特に毎週エッセイを提出しないといけないので、常にどう書こうか考えている状態です。今回のクラスは授業内のコントロールが2回しかないので、自分でしっかり復習をしていかないと何も身につかない気がするので、家庭学習の時間をしっかり取らないといけないなと思います。前のクラスはコントロールが頻繁にあったので無理やりそのために勉強していたのでそれで結構力がついたんですが。そう考えると、コントロールが少ないのも考え物ですね。回数が多ければ、何度か点数悪くても次回で挽回ができるけど、2回じゃほとんど一発勝負ですからね・・・。きちんと勉強しないと・・・。

  2005.10.17

• ソルボンヌ冬学期登録

  先週、ソルボンヌの冬学期のすべての登録を済ませてきました。今回も前回同様、パンテオンでコース登録の予約→ソルボンヌ本部でコース登録→パンテオンで支払い＆学生証をもらう→ラスパイユでクラス分けテストと行ったり来たりでした。今回、前回と違ったところと言えば、番号札があったことくらい？でも、前もあったような気もしますが・・・。とにかく、この番号札のお陰で、順番通り呼んでもらえてスムーズにことは運びました。私が今回一番心配していたのは、「中級の修了試験に合格したものの、クラス分けテストの点数が悪かったらまた中級クラスに入らなくてはいけないのか？」ということ。というのも、ソルボンヌは既に受講している生徒でも、毎回クラス分けテストを受けないといけないのです。そして、そのクラス分けてストには私の苦手なディクテが必須なのです。そのことをコース登録の予約の際に担当のマダムに相談したら、「あなたなら上級クラスに入れるわよ。私が保証するわ。ディクテはみんな出来ないから大丈夫。オーラルの試験の時に中級の修了試験に合格したとことを必ずいいなさい。文法問題がしっかり出来ていれば上級クラスに入れてもらえるから」と言われました。「私が保証するわと言われても、オーラルのテストするのはあなたじゃないじゃん！」と思いましたが・・・。そして、クラス分けテスト当日。運良く前回教わった先生にテスト前に再会して、なんとか上級クラスに入りたいけど、いい点数が取れるかどうか心配ということを告げると、「オーラル試験は私がやってあげるから私の所に来なさい」と言われました。筆記試験終了後、解答用紙を持って先生の所に行くと、その場で採点してくれました。ディクテは見事に０点。ため息つかれてしまいました。文法、作文はほとんど問題ありませんでした。先生には、「文法は問題ないけど、なにせディクテが出来なさ過ぎる。出来ればもう一度中級をやったほうがいいとは思う。」とは言われたのですが、ディクテの0点分をオーラルの点数で底上げしてもらって、上級クラスに入れる点数にしてもらいました。先生には、「もし授業について行くのが大変だと思ったら、必ず1週間以内に中級の上のクラスに変更すること」という条件付で上級クラスに入れてもらいました。本当に感謝です。私も、聞き取りが出来ないことは自分でも重々承知です。でも、また中級をやって運良くオーラルを中心にやってくれる先生にあたればいいけど、また文法ばっかりの先生にあたったら同じことの繰り返しになるし・・・。難しいところです。とにかく、授業が始まるまでしばらく時間があるので、今のうちに出来るだけ耳を鍛える訓練しなくては。

  2005.09.27

• 修了試験合格！

  今日修了試験の結果を学校まで取りに行きまして、無事ディプロムを手にすることができました！中級レベルの試験とはいえ、なかなか試験は難しく、試験の結果にはかなり自信がなかったので、本当にホッとしています。しかも、彼ママが私の試験の結果をかなり気にしていて、それもプレッシャーでした。月曜日に結果が来たと思って彼ママから電話が掛かってきて、「結果はいつ来るの？取りに行くの？郵送なの？」と色々聞かれて、結果に自信がなかった私は、「多分今週中には分かると思います」と曖昧に返事をしていたのに、彼が後で「木曜日だよ」と彼ママに言ってしまったのです。絶対、彼ママからまた電話が掛かってくる～と思っていたので、合格していてよかったです。きっと彼ママも満足してくれると思います。ああ、でも本当に試験にパスしてよかったです。

  2005.06.16

• ソルボンヌで勉強して感じたこと

  ソルボンヌで約3ヶ月勉強して、改めて感じたこと。それは今までの私のフランス語の勉強は穴だらけだったなーということです。私はフランスに来るまで、日本ではとりあえず日常会話が出来るようになること、仏検に受かることを目標に勉強してきたのです。文法に関しては、あまり突っ込んで学習せず、試験によく出るところを重点的に勉強してきました。単語はとりあえず意味だけ覚えて、スペルや活用、女性形か男性形かいうことをかなりおろそかにしてきました。その結果、ソルボンヌの文法の授業では結構苦労しました。一番の問題は、スペルミス。ディクテや作文の時に知っている単語があっても書けないんです。スペルもあやしいし、アクセントもどこにつけるかいまいちあやしい。文法は、文法用語をフランス語で覚えていなかったので、知っている文法事項を説明していても、その場で分からないことがありました。単語に関しては、知っている単語でも、仏語で説明できないことが多々ありました。そして、動詞と冠詞があいまいだったり。この動詞の後にはdeなのかaなのか？？と悩んだり。あとは聞き取りが弱いな～と改めて実感。なんだか、自分の至らなさを実感させられた3ヶ月でした。毎回ディクテの点数が悪くて、何度落ち込んだことか・・・・。未だににディクテは苦手です。というか、だめです。彼や周りの人はすごく上達したよ！と言ってくれますが、書けないんですよね、ホント。授業で何か言うにも、名詞が男性形か女性形かあいまいなので冠詞のunとuneやcetとcetteを間違えて、そのたびに先生に直されたり。もう、あげたらきりがないです。唯一の救いは文法のテストの点数がそれなりだったことくらいです。夏休みは一人でこつこつとスペル、単語練習に励む予定です。何か良い勉強方法があればアドバイスお願いします。

  2005.06.02

• ソルボンヌの夏期講座は高い!!

  ソルボンヌの春学期も終わり、このままだと私は9月いっぱい暇になってしまうのです（学校に通わないという意味で）。せっかく身についてきたフランス語も夏の間なにもしないと忘れてしまうかなと思って、ソルボンヌの夏期講座の受講を考えてみたりもしたのですが、あまりの高さに断念してしまいました。6月と9月の講座は4週間で490ユーロ。文法の授業と発音の授業があり、1週間の授業数は10.5時間です。これを490E÷4＝122.5E、122.5E÷10.5ｈ/週＝約11.6E/hです8月の講座は4週で630ユーロ。文法、コンフェランス、発音の授業があり、1週間の授業数は19.5時間。これを同じように計算すると、1時間8ユーロです。同じように計算すると、7月・8月の6週間の授業が1時間7.6ユーロ、7月・8月の8週間の授業が7.3ユーロと期間が長くなるにしたがって、少しずつ授業料も安くなっていきます。しかし、通常の冬学期、春学期の授業料が1時間約6.7ユーロということを考えると、夏期講座の授業料はぼったくってるな～と感じずにはいられません。確かに、夏休みの間しか授業を受けられない人もいるので、需要はあるのでしょうが、それにしても高いです・・・。授業内容はソルボンヌなので、いいとは思いますが。アリアンスやパリカトの方が夏期講座に関してはソルボンヌより安いです。という訳で、夏の間は一人でこつこつ勉強することにしました。もしかしたら、ひと月くらいどこかの学校で1日2時間の授業を取るかもしれませんが、ソルボンヌの夏期講座は取らない予定です。

  2005.06.01

• 修了試験、終了！

  やっとソルボンヌの修了試験が終わりました。これでしばらくはのんびりとした生活が出来ます。ソルボンヌの修了試験は筆記と口頭の試験があります。筆記試験は3時間で、文法・ディクテ・聞き取り・作文の4つ。口頭試験は授業で扱ったテキストの中から事前に8つのテキストを選び、当日カードを引いて一つのテキストを選びます。そのカードには質問がいくつかかかれており、その質問に答えるために15分弱の準備時間が与えられます。そして、テキストを音読し、質問に答え、テキストの中にある単語の意味を答えるといった感じです。私は口頭試験は先生も満足するくらい上手く行ったのですが、筆記試験がいまいち自信がありません。試験前に授業や友達から試験の過去門をもらって対策を立てていたのですが、今回の問題は今までの問題傾向と若干違って、それでまず慌ててしまいました。特に、語彙の問題が私には難しかったです。そして、ディクテ。これは常に苦手としている分野で、点数が取れたかどうか全く自信がありません。実際にディプロムが手に出来るかどうかは普段の授業でのコントロール（文法・ディクテ・聞き取り・作文の各テスト）平均点数と修了試験の点数の合計で決められます。いくら結果を気にしても、もう試験は終わってしまったのでしょうがないのですが、改めて自分の不得意分野を痛感させられる試験でした。この夏はフランス語の苦手分野の克服に力を入れようと思っています。

  2005.05.24

• そろそろ修了試験

  2月から始まったソルボンヌの春学期もまもなく終わりです。授業は残すところあと2回です。今週の土曜日に修了試験があるのですが、なんかもうこの試験のことを考えるだけで胃が痛くなってきます。試験は、文法・ディクテ・聞き取り・作文・面接の4つなのですが、その中でもディクテが一番心配です。3ヶ月ソルボンヌに通っても、未だに毎回点数悪いです。文法はそれほど問題ないと思われるのですが、文法問題の中に語彙の問題があって、それがちょっとネックです。知っている単語でもスペルミスすることが多々あります。本当にこの3ヶ月間は学校のストレスで毎日精神的にくたくたで日記もろくに更新できなったのですが、6月からは夏休みなので、ソルボンヌ春学期の学習内容や、滞在許可書や色々と更新していこうと思っています。来週から日本から親友が遊びに来るので、またしばらく更新が出来なくなると思いますが、6月からは色々と書いていこうと思っています。

  2005.05.17

• ディクテ

  私のクラスは毎週月曜日にディクテの小テストがあります。２月に授業が始まってから、既に５回テストをしました。テストは２０点満点で、一つ間違うごとに減点されていきます。つまり、２０個間違ったら０点です。あたりまえですが。スペルミスはもちろんのこと、アクセントの付け忘れも当然のごとく減点されます。私は本当にディクテが苦手です。私の問題点は、１.単純に聞き取れない２．冠詞を付け忘れたり、付け間違ったりする３.知らない単語が出てくるとパニックになる４．知っていても書けない単語が多すぎると、大体こんな感じです。１と３はもうこれは馴れしかないかなと最近は開き直ってきました。回数を重ねるうちに、コツが少しずつ分かってきた所です。２はちゃんと聞き取れていて、文意が理解できてればクリアーできる問題だと思ってはいるのですが、なんせまだ聞き取りが良くできないので、これも今後慣れていくしかないかなと思ってます。問題は４の知っていても書けない単語が多すぎるということです。本当にこのミスほど自分が情けなくなることはありません。単純なスペルミスやアクセントの付け忘れが本当に多いんです。これは今まで話すことを仏語学習の中心にして、書く練習を怠ってきたツケがここに来て表面化してきたと言った感じです。もうこれは今までちゃんと勉強してこなかった自分が悪いので、一つずつ覚えていくしかありません。最初の3回のテストは全部0点でかなり落ちこみました。当然今までちゃんと勉強してこなかったから自分が悪いんですが、あまりの自分のできなささにものすごく嫌気が差してしまって、もう仏語の勉強さえも嫌になってました。これは私がソルボンヌの授業が始まってからものすごい倦怠感に襲われていた大きな原因でもあります。最近は少し点数も取れるようになってきて少し気分的には楽になってきましたが。ただ、クラスメイトと話しているとディクテができないのは私だけではないようです。多くの非ヨーロッパ圏出身の人はディクテを苦手としている人が多いようです。逆に、ラテン語圏出身の人は全体的にいい点数を取れる人が多いようです。でも、これは当然と言えば、当然ですよね。大体、起源が同じ言葉を話しているのですから。どれが女性名詞で男性名詞かも感覚的に分かるんですから、本当にうらやましいです。私たちなんて、一つ一つ覚えなくてはいけないというのに・・・。と愚痴を言っていてもしょうがないので、もうこれは正しい文法を身に付けて、単語を覚えるしかないですね。せめて7割は点数が取れるようになりたいと思う今日この頃です。

  2005.03.14

• ソルボンヌクラス分けテス＆日本大使館に免許の翻訳を依頼

  今日は朝からソルボンヌのクラス分けテストでした。それにしても、朝の9時からなんて辛すぎる・・・。しかも少し早めに会場についても、開いてないし・・・・。寒い中10分も待ちました。そして9時に開場。9時開始ではなく、9時開場だったんですね。だったらそういう風に書いてくれればいいいのに・・・。テストは1枚解答用紙が渡されました。問題はディクテ、文法、作文、オーラルとありました。文法は試験官が問題を黒板に書きます。そんなに難しいものではありませんでした。この単語をつかって文章を作りなさい、とか、この文章を複数形で書き直しなさいとかそんな感じでした。作文は黒板に書かれたテーマについて作文しました。テーマは「あなたが好きな歴史上の人物」でした。なかなか思いつかなくて苦労しました。そして、ディクテですが、試験官が文章を3回読み上げてくれます。1回目は普通のスピードで、2回目はポーズを置いて、3回目は普通のスピードでといように。自分ではあまり出来た自信がありません。オーラルは、どうしてフランス語を勉強するのかとかどこにすんでるのかとか簡単なないようでした。どうしてフランス語を勉強するのか？と聞かれて、私が「彼がフランス人なので」と答えると、どこで知り合ったのかとかいろいろ聞かれました。こんな感じでオーラルは特に問題はなさそうです。前日のオリエンテーションで色々と相談した際には、上級クラスに入れるのではないかと言われた私ですが、テストを受けた感想としてはそれは難しそうです。なんせディクテが出来ませんでしたから。つくづく、自分の弱点を痛感しました。1時間ほどでテストを終え、ソルドを見て回って、日本大使館に運転免許の翻訳を申請しに行きました。前の日記にも書きましたが、学生ビザ保持者は国際免許ではフランスでは運転が出来ないのです。日本大使館が翻訳査証した運転免許がフランスでの運転免許となります。申請書と日本の運転免許とパスポートサイズの写真を1枚提出して申請は終了。3日後に出来るそうです。家に帰って少し休み、夕食は彼のリクエストでカレーを作りました。カレールーも小麦粉とサラダ油とカレー粉で作るのですが、これがなかなか美味しいのです！日本ではカレールーを使っていた私ですが、自分で作るカレーの方が美味しく感じます。ぜひ試してみてください。

  2005.01.27

• ソルボンヌ登録

  到着翌日、早速ソルボンヌの登録に行ってきました。私はDELFのDiplomeを取りたいので、ソルボンヌのDELF対策コースを受講したいなと思っていたのですが、これだと1週間に16時間しか授業がないので、滞在許可書の申請が出来ないのです。他の学校の授業時間と組み合わせて週20時間の授業時間にしようかとも思ったのですが、ちょうどいい時間の学校がなく、フランスに行く前から悩んでいました。そこでソルボンヌの授業登録のオリエンテーションで色々と相談しました。相談したマダムはとても親切な方で、色々と親身に相談に乗ってくれました。色々と考えた結果、結局フランス語総合とコンフェランス（フランスに関する講義）と発音の授業で週20時間になるT2のコースを受講することにしました。マダムが言うには、このコースではディクテ、作文等もやるということだったので、私の弱点を強化するにはいいかと思って。まずはこのコースでしっかりフランス語の基礎を固めて、自分でDELF１erの準備をしようかなと。午前中にオリエーテンションを受けた後、そこで登録のための用紙をもらい、別の場所で登録をします。それが午後の2時からだったので、彼と一緒にSt.Michelのビストロでランチを食べました。8ユーロ弱のMenuだったのですが、まぁまぁの味でした。ランチの後、再びソルボンヌに登録行って、その後またオリエンテーションを受けた建物に戻り、受講料を払いました。私は自分で払おうと思っていたのですが、彼がすべて払ってくれたのです！ますますきちんと勉強しなくてはと思いました。寒い中、二つの建物を行ったり来たりしながら何とかソルボンヌの登録を済ませた後、日本大使館に在留届を出してきました。その後、ソルドに行きました。期待していたほどいいものがもう残っていなかったのが残念でしたが、ZARAでコーデュロのジャケットを買いました。一日中歩き回って、私も彼もくたくたでした。晩御飯は昨日作る予定だったカルボナーラを作って、早々に寝てしまいました。

  2005.01.26

• フランス・学生ビザ申請！

  ついに行ってきました、フランス大使館。長期学生ビザを申請するために。まずは、ビザ申請書類と保険加入宣誓書を記入。一応、窓口のMonsieurにどの書類に記入するか確認する。なかなか感じの良い人でちょっと安心する。そして、ビザの申請書類を見てびっくり。学生ビザの申請は長期ビザ申請書でいいんですね。学生ビザのページに学生ビザの申請書書類は「青いフォーム」と書いてあったので、フランス大使館のホームページからダウンロードできる長期ビザの申請書は青じゃないからだめなのか…と思い込んで、用意していかなったのに。そして、ちゃんと学生ビザ専用の申請書があるものだと思い込んでました。大使館にある申請書は青くないどころか、コピーの印刷がかすれていたり、曲がったりしていて非常に読みにくい（笑）。嗚呼、さすがフランス人。気を取り直して、書類を記入し、順番を待つのだけど…・。やっぱり遅い。私の前に並んでいる申請者の書類を探しているのだけど、まったく急ぐ気配ないし。ここがフランスならば、私も気長に待つのだけど、フランス大使館とは言え、ここは日本。少しはフランスより素早く処理してくれると期待していた私がやっぱり間違っていた。やはり既にここはフランスだ。なんとか順番が回ってきて、日本語がぺらぺらなMadameに書類を提出。すると、２枚提出した写真を１枚返されてしまった。確か、フランス大使館のホームページには「パスポートサイズの写真２枚が必要」と書いてあったはずだけど？本当にビザできるのかな…。「１週間後の２１日にはビザができてると思いますよ。」というMadame。でもかなり不安。「思います」ではなく、「できます」と断言してくれればまだ気が楽だけど。しかも、ビザの返信用切手６００円分を確かに用意してきたはずなのに、５０円分だけ見つからない。仕方なく、１週間後に取りに来ることに。なんか、踏んだり蹴ったり。その後切手はバックの中で見つかるし。今回けっこう感動したのは、窓口のフランス人が結構感じが良かったこと。相手はフランス人、しかも大使館職員。かなりの対応の悪さを予想していったのだけど、そうでもなかった。私のフランス人のイメージ悪すぎですか？でも、通っているフランス語学校のフランス人の先生でさえ、ビザを申請すると言ったら、頑張ってねと言うくらいだし・・・。とにかく、学生ビザの申請はしたから、あとは無事にビザができるのを待つだけ。本当に大丈夫かな？

  2004.12.14

• ソルボンヌに電話をする

  私は来年からソルボンヌの文明講座に通う予定。いずれにしても、学生ビザをフランス大使館に学生ビザを申請しなくてはいけない。学生ビザを申請するに仮入学許可書が必要になる。仮入学許可書を申請するには「バカロレヤ資格に相当する証明書」というのが必要になる。そしてそれは翻訳されていなければならない。私は四大卒なので、大学の卒業証明書でことは足りるとして、問題は翻訳。これは自分で仏語に翻訳したので足りるのか、法廷翻訳が必要なのか、それとも大学が発行する正規の英文証明書でいいのか。ソルボンヌのHPには翻訳については詳しい記載がないのだ。色々ネット調べても、本当にさすがフランスと言わんばかりにケース・バイ・ケースでどれを当てにしていいか分からない。ある人はは自分の仏語翻訳で問題なかった、ある人は自分で仏語翻訳したら、法廷翻訳を送ってくださいと言われたり・・・。自分で調べても埒があかないので、自分でソルボンヌに電話して聞くことにした。英語電話してもいいかなーと思ったけど、英語で話したらなんとなく感じ悪い対応をされそうな気もしたので、頑張って仏語で電話することにした。電話する前に、質問を考えて用意すること20分。意を決して電話したら、2分近く待たされてしまった。そしてやっと出てきた人に、「このバカロレヤ相当の資格の証明書と言うのは、学校が発行する正規の英文証明書でいいんですか？」と質問。すると一言で「oui」と片付けられてしまった・・・。せっかく電話したのに、なんだかこれだけでも味気ないので「法廷翻訳はいらないですか？」とも聞いてみたら「c'est pas necessaire」という答え。まぁ、当然と言えば当然の答え。だって、英文証明書でいいんだから。なんか、気合入れて電話して気が抜けてしまった。ということで、ソルボンヌに送る卒業証明書は学校発行の正規の英文証明書でいいそうです。

  2004.11.22

• 少しはよくなったかな？

  フランス語学校の先生に「もっと授業で会話がしたいんです」と要望を伝えてから、少しは以前より会話の機会が増えたような気がする。たとえば、前はただプリントの文章を読んで、問題を解くだけだったけど、今はそのプリントのテーマ、たとえば環境問題について、「あなたはどう思う？」とか「あなたの国では今は何が問題になっている？」とか生徒に質問をしてくれるようになった。おかげで、前よりずいぶん発言する機会も増えた。今更クラスを変更するのも面倒になってきたので、とりあえず今月は今のクラスを取って、来月から違うクラスに変更することにした。クラスメイトとも少しずつだけど話すようになってきた。最近よく話すのはベトナムの男の子。授業の後に彼からから話し掛けてきてくれて、一緒に駅まで帰ったにがきっかけでよく話すようになった。彼はおとなしくて、シャイなだけど、親切でいい人だ。アメリカ人の男の子（といっても、多分私より年上ぽいけど）とも一度だけ話した。英語で話し掛けたけど、フランス語で返されたけど・・・。他に話をした外国人のクラスメイトはポーランドの女の子。この子が本当にかわいらしい子なのだ。でも、すごくシャイな子で、私から話し掛けても恥ずかしがってあまり話が盛り上がらないのが残念だけど。日本人のクラスメイトとはよく話をするようになった。一番最初にいた、「私には話し掛けないで！」という雰囲気を作っていた日本人の子は３日くらいでいなくなってしまって、それ以外の日本人のことは全員話ができるようになった。学校以外では日本語を話す機会がないから、日本人のことは結構おしゃべりをしてしまう。私はもともと話し好きで、でもフランス語ではまだ喋りまくるというほど話せないから、けっこうそのことがストレスになっていたりする。そのストレスを日本人の子と話すことで解消するのだ。早くもっとフランス語でしゃべりまくれるようになりたいな・・・。

  2004.08.23

• クラス変更の予定が・・・・

  授業が始まる前にクラス変更をしてもらうために学校の事務所に行くと、まだ今日は校長先生と話していないというスタッフ。校長先生は今バカンス中。スタッフは毎日校長先生に電話で事務連絡をしているらしいのだけど、まだ電話をしていないらしい。私は来週からクラス変更したいので、その場で校長先生に電話をしてもらった。校長先生からの許可は出たのだけど、スタッフが校長先生と世間話を始めてなかなか電話が終わりそうもない。授業が始まってしまうので、授業の後で手続きをすると言い残して授業に行った。授業が終わって事務所に行くと、すでに事務所は閉まっていた！！そしてすでにスタッフは帰宅。後で手続きすると行ったのに、授業が終わるまで待ってくれとかはしないらしい。さすがフランス。結局クラス変更はできなかった。でも、今日のクラスはいつもより会話が多かった。と言うのも、アメリカ人の学生が、授業の始めに日本のアニメについて私たちに質問をしてくれたおかげで授業がいつもより盛り上がり、その質問から脱線してそれぞれの国の流行についてや、整形手術などについて話をしたりしたから。プリントも今日はフランスの習慣に関する問題で（たとえば、結婚は何歳からできるか？とか）、それぞれの問題について、みんなの国ではどういう風に違うかと話したりしてなかなかよかった。今日の授業は今までの授業の中で一番よかった。スタッフも帰ってしまって、クラス変更もできないので、先生に今日のようにもっと授業で会話をしたいと言ってみた。一応は了解してくれたみたいだけど、来週からはどうなるのかな・・・。やっぱりまた今までのような授業なら、火曜日から変更してもらしかない。

  2004.08.06

• 会話のクラスなのに・・・・

  今は毎日２時間、会話のクラスを取っている。しかし、会話のクラスなのに会話がほとんどない。というか、先生が話し機会を与えてくれない。授業はひたすら配られるプリントを音読して、問題を解くだけ。プリントの内容はフランス語独特の言い回しや、フランスの習慣についてなのでためにはなるのだけど、ただ問題を解くだけ。私は会話の練習がしたいのに！！アメリカにいたときの語学学校では、先生が生徒をいくつかのグループに分けて、決められたテーマについてグループディスカッションをしたり、ペアを組んで共同作業をして発表したりしていた。私はそういう授業をイメージしていたのだけど。我慢できなくなって、スタッフにクラス変更を申し出た。そうしたら、変更するには理由を手紙に書いて、校長先生の許可をもらわないとだめらしい。しょうがないので、今のクラスの状況、変更したい理由を書いて、彼に添削をしてもらって、メールで送った。これでクラス変更できればいいのだけど・・・。

  2004.08.05

• なんか冷たくない？？

  フランス語学校が始まって２日経ったのだけど、クラスメイトがなんか全然フレンドリーじゃない。クラスは１０人ほどで、国籍の内訳は日本、ベトナム、イラン、アメリカ、デンマーク、メキシコという感じ。みんな授業の直前に来て、授業が終わると速攻で帰ってしまう。私が話し掛ける隙もない・・・。授業の少し前に来てる子には私から挨拶するのだけど、向こうからは挨拶してくれない・・・・。日本人の子も私以外に２，３人ほどいるのだけど、初日は全く会話なし。昨日は私から話し掛けて少し話したけど、向こうからはリアクションがないのよね・・・。フランスに着てまで日本人と話したくないのかな。アメリカで語学学校に行っていたときは、クラスの子達と仲がよくて、ほとんど毎日のように学校の近くのスターバックスで授業の後にお茶してたのに。他にも買い物にいったり、映画に行ったりしていた。違うクラスの子ともよく話してたのだけど・・・。極度にみんなシャイなのか、仏語で外国人と話すのが面倒なのか。それとも他人に興味ないのか。私は色々な人と知り合いたいのだけど。今日はアメリカ人の子に英語で話し掛けてみようかな－。

  2004.08.04

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