ちりとてちん最終回
とうとう「ちりとてちん」の最終回が放映されました・・・連続テレビ小説歴、たった4作目の私が感想を述べるのも、おこがましくてなんなんですが最初にこの作品の構成力、原作の藤本有紀さんすごい古典落語をうまく物語に溶け込ませたり、何気ないエピソードも物々しいエピソードもちゃんとストーリーの伏線になっていてそうだったのかとか、こうきたかと何度もサプライズがあり、ずいぶん泣いたり笑ったり登場人物の人間関係の巧妙な描き方とキャラクター設定などなど本当に見事でした次に、この作品の出演者の皆さんがすごい青木喜代美(旧姓和田、B子、若狭)、糸子、正典、小梅、小次郎、正太郎、正平、徒然亭草若、草原、草々、小草若、四草、小草々、秀臣、静、友春、清海(A子)、幸助、松江、順子(順ちゃん)、竹谷事務局長、緒方奈津子、散髪屋・磯七、仏壇屋・菊枝、寝床・熊五郎、咲、鞍馬太郎会長、万葉亭柳宝・柳眉、土佐屋尊徳・尊建、そして五木ひろし・・・ 皆さんのチームワークがすばらしく、見てる側も幸せな気分になりました。出演者皆さんの演技力にどのシーンもくぎづけ目が離せず、本当に見事でした最後に、私の好きなシーン・感動のシーン若狭が小浜を出るとき「おかあちゃんみたいになりたくない」そして引退、出産を前にして「おかあちゃんみたいになりたい」草若師匠が草々にビンタして師匠と弟子の関係から親子としての絆が深まる瀕死の九官鳥(兵べ衛)を助け、九官鳥をもらう時に草若師匠から頭をなでられる四草小次郎の名に「正」の字がないと愚痴るが、「小の字は小梅から、次郎は正太郎から次郎と・・・かわいくてかわいくて」という草若師匠喜代美(子供時代)と糸子のかわらけ投げ電車に乗る喜代美に贈る、糸子のふるさと熱唱もうたくさんありすぎて書ききれません。みなさんはどのシーンを選ぶのでしょうか本当に心に残る、感動的で、落語ファンになってしまう影響力があり、勉強にもなった魅力的で素敵なドラマでした