「見つめて、シェイクスピア!」展
「見つめて、シェイクスピア!」展 -美しき装丁本と絵で見る愛の世界- 練馬区立美術館 2014.09.28-11.30 本年は、16世紀イギリス(イングランド)を代表する劇作家で詩人、ウィリアム・シェイクスピア(William Shakespeare, 1564-1616)の生誕450年にあたります。これを記念して、練馬区立美術館ではシェイクスピアをテーマとした展覧会を開催します。 本展には、大きく分けて2つの主役が存在します。そのひとつは、約80点にのぼる個性豊かな皮革装丁本です。この皮革装丁本は、世界でも権威あるイギリスの製本装丁家協会「デザイナー・ブックバインダーズ」によって、2013年に開催された「第2回デザイナー・ブックバインダーズ国際製本コンペティション」の入賞作品です。今回のコンペティションのテーマは、「シェイクスピア」。世界中の装丁家たちが、シェイクスピアの作品などから得たイマジネーションに基づき、装丁を施しています。 もうひとつの主役は、シェイクスピアの作品に主題を得た絵画作品や挿絵本です。フランス・ロマン主義の旗手、ウジェーヌ・ドラクロワによる版画《ハムレット》やエコール・ド・パリの画家、マルク・シャガールの版画による挿絵本《テンペスト》、またイギリスの挿絵画家アーサー・ラッカムやアーツ・アンド・クラフツ運動のメンバーでもあったウォルター・クレインによる美しい挿絵本などを紹介します。約260点に及ぶ多彩な出品作品を、じっくり「見つめて」、視覚イメージで捉えるシェイクスピアの世界を広げて頂きたいと思います。 (紹介文より) 昨日、カミさんの銅版画の会のグループ展を見に行ったその足で見てきました。ボクの予想を超えて、とても良かったです。シェイクスピアについてはさほど知識がなかっただけに、たいへん勉強になり、シェイクスピアがヨーロッパ文学においてかくも大きな地位を占めていることを再確認しました。オススメです。