クリスマス・イブの疑問
私はキリスト教徒ではないし子供も遠く離れてしまったので、クリスマス・イブといっても普段どおりの一日。 ところで、何故キリスト生誕の日の前日が祝われるのだろうか。 調べてみたら、前夜祭というのはどうも後世の解釈らしい。古代のユダヤ人の考え方では、一日は日没に始まり日没で終わる。つまり、キリストの誕生日が12月25日だとすれば、現在の暦で言えば12月24日の日没から25日の日没までの間がクリスマスということらしい。 因みに、キリストの誕生日は聖書の中には記述がない。12月25日としたのも後世のことのようで、それも宗派によって1月6日、1月18日(又は19日)と異なるとのこと。 紀元節が歴史的事実に基づいていないから建国記念日と呼ぶのはおかしい!として、建国記念の日と命名された経緯もあるが、クリスマスが12月25日というのも似たようなもののようだ。 結論。クリスマス・イブは元もとキリストの誕生日の夜であった。現代人の一日の始期・終期の考え方が変わったため、クリスマスの夜は一日前(前夜)になってしまったということらしい。