眼鏡
土曜日に思い立って眼科医に受診した。過日日帰り人間ドックで検診を受けた際に、眼底検査があり、緑内障の虞があるから専門医で検査してもらうようアドバイスがあり、紹介状ももらったので面倒だとは思ったが意を決した。 依然に別の眼科医で検査を受けたことがあり、そのときも同じような疑いがあるといわれたが、そのときはまだ治療を要するほどではないので年に一度は経過を観察したほうが良いとも言われていた。 市内では評判が良い眼科医を訪ねた。診察開始の9時少し前に着いたが、既に駐車場は満車。路駐もできない場所なので、隣接する院長宅の玄関前に駐車した。:) 受付を済ませたら38番。少なくとも午前中にあと12人くらいは来院するだろうから、これでは一人3分診てもらえれば御の字だろう。 本を読みながら観察していたが、コンタクトの処方箋をもらいに来ているだけの人が多いようだ。簡単な診察で直ぐに終わるので、結構回転が速い。1時間もしないうちに順番が来た。 視力検査、視野検査、眼底写真撮影を受けて問診。女医さんだった。丁寧に説明してもらったが、要するに現状では問題なく、治療は不要。ただし、加齢とともに状況は悪くなるから経過観察が必要ということだった。一安心したついでに最近遠くが見えにくい、遠視と乱視が出てきているようだといったら「じゃあ、遠距離要の眼鏡でも作りますか。」ということになり、さらに眼鏡を処方してもらった。締めて4千円なり。 この際運転用に眼鏡を作ろうと考え、外出の準備をしていたら老母が「私も眼鏡を作りたい。」というので一緒に出かけることにした。母は白内障の手術を受けたが、両岸とも近距離視力に合わせて人工レンズを入れてもらったので、遠くが見えにくくなって車が運転しにくいという。まだまだ運転したいらしい。 市内のショッピングモール内の眼鏡屋で相談したがその値段に親子で驚いた。一番安いものがフレームつきで13,500円。フレームの一番安いもの11,500円とレンズの一番安いもの10,000円を組み合わせると更に高い。馬鹿馬鹿しい、どうせ眼鏡が目に合うのは数年だ。こんなものに大金を投じても使えるのは数年。しかも老眼は遠距離用途近距離用の不達の眼鏡を使い分ける必要がある。一番安いのを買おうとしたが、店員に丸め込まれて2番目に安いものを買わされる羽目になった。くやしいから、「支払いは明日が5倍ポイントの日だから明日払いたい。」と言ったら、「それで結構です。」 これで僅かでも節約できようというもの。出来上がりは一週間後だそうだ。