『精神』とい映画
「精神」というドキュメンタリー映画を見ました。精神価格:3,591円(税込、送料別)岡山県のとある精神科診療所で、患者さんやスタッフ、お医者さんの診察の様子などを顔を隠さず撮った映画です。最初はかなり眠かったのですが・・・最後まで見て一言・・哲学があるなあ!!!精神を病んでいるとされている人たち、ちょっと言い過ぎですが、正常な神経ではないとされている人たちに、いかにまともな哲学があるかということには驚かされます。心を病んだことにより、彼ら(当事者の私が「彼ら」というのはおかしいのですが・・)は、自分や人間や人生とイヤでも正面から向き合わされる状況になり、その結果、ここまで自分らしい生き方や考え方=自分なりの哲学を確立したんだと思いました。この社会は健常者(こういう言い方はキライですが・・)中心にできてしまっているので、健常である人たちは、そこまで日々考えて生活しなくてすむんですよね・・・・そして、反省。ケースワーカーとしての私の支援には最近、哲学がなくなってきてるんじゃないか?障害者を健常者の社会に適応させるための援助になってしまってないだろうか?病者である前に人間であるということをつい忘れてしまってはしないか?当事者ワーカーとして、もっと考えることがあるんじゃないか?いろいろ考えさせられました。