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カテゴリ:からだ
浪人生T君は、自分で脳を動かしていない---というのがわたしの抱いた印象でした。
与えられるものを受け取るのではなくて、 自分からつかみに行くんだ!! ということを、どうやって伝えたらいいだろう・・・ そこで、あえて授業時間をつぶして、「脳の話」をすることにしました。 「初めて行った動物園はどこですか?」 例の質問です。 T君は、はっきりと右上を見ました。 (おお、典型的右脳派?) 次はちょっと左を見て、正面を見て、口から答えが出るはず。 というわたしの予想を裏切って、彼はうつむき加減になり、しばらく考え込んでから答えました。 「多摩動物園です。」 ああ、これは大変。 右脳と左脳の連携が、全然なっていない・・・ どうしよう、こういう生徒には言葉で説明しても通じない。 脳の働きを理解してもらうためには、わかりやすいシチュエーションを設定して、直感的につかんでもらわないと・・・ 「大学に入ったら、何をするの?」 「アメフトです。」 おお!! アメフト!! これね、これで行くしかないですね。 ビィ~~~ン (わたしの右脳と左脳が、特に右脳が、ビンビンと音をたてて動いています) アメフトのルールって、知らない・・・ でも、なんとかなるかな・・・ サッカーだったらいけるかな・・・ さて、じな♪の考えた作戦は? <つづく> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年11月30日 00時26分27秒
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