モルディブ その2
モルディブに来た以上は潜らない訳にはいきません。モルディブでは3ヶ月以上のブランクのあるダイバーの場合、1本目はチェックダイブになります。オーストリア人の女性インストラクタとマンツーマンのビーチエントリダイブ。きれいなお姉さんだったので興奮、じゃなくて緊張しました。2本目はボートで沖に出て、ファンダイブ。バディはまたもやオーストリア人の、気さくなおじいちゃん。モルディブに20回以上来ている彼には色々とお世話になりました。今回の旅では何故かオーストリア人と多く出会いましたが、イタリア人、フランス人、ドイツ人なども多いようです。イタリア人は特にモルディブが好きなようで、モルディブにはイタリア人限定のリゾートもいくつかあるようです。肝心のダイビングの方は、残念ながら水中カメラを持っていないので写真での紹介はできませんが、雨期のためか透明度は最高とまで言えないまでもかなり高く、魚もかなり多く、今まで数多く潜ってきた中でもオーストラリアのグレートバリアリーフに次ぐほどだったように思います。ただ・・・金がかかります。2ダイブで器材のレンタル代や税金などを合わせて210ドルほど。通常は2ダイブなら80ドル程度なのですが、3倍近くもかかります。モルディブではダイビングに限らず、あらゆるものが高いですね。そもそもバックパッカーが来るような国ではなく、サービスの質が高い代わりにそれなりの出費が強いられます。小さい島からなる国なので、ほとんどの物を輸入に頼っていて国内での輸送費もかかるといった事情もあるでしょう。モルディブはどの島も海抜0~2メートル程度で、地球温暖化で海水面が上昇すると、国全体が海に沈んでしまうと言われています。そうなって欲しくはありませんが、現実としてモルディブ政府は国民の移住先も検討しているようですし、今のうちに見ておくべき国なのかもしれません。