雑誌と恥体験
先日、胃腸風邪にて病院に行ったときのことを書いてみます。 過去日記にも書きましたがフラフラで病院を受診した私なのですが そこの病院は個人病院であるにも関わらず、この田舎では画期的な レントゲン室とCT室も併設している病院でありました!(驚き) 都会では当たり前なのかもしれませんが、私の住む近辺ではとても稀なことで 「ファミリークリニック」と謳っているだけあって、内科・小児科・呼吸器科 リハビリテーション科がありました。 なので、多分我が町の人や近隣の町からも患者さんが訪れるらしく、診察まで 一時間ほど待たされました。 これが子供連れならとても困ってしまうのですが(でもキッズスペースは広かった!) 幸運にも自分だけの受診なので結構のんびりと待つことができました。 ともかく自分の受診なんて何年かぶりだし(今までは寝て治すのみ)ましてや子供は 連れておらず、体調は最悪なりにもゆっくり待てました。 でもさすがに手持ち無沙汰だったので、雑誌を読んで待つことにしました。 手に取った雑誌は私たち世代の雑誌(?)『VERY』でした。 この本を読むのは初めてでした。もう雑誌なんて読む暇もなければ読みたい気にも ならず・・だったので、ちょっと興味津々で本を開いてみました。 でっ、感想はというと・・・ 「はぁ~・・・、そうですか・・」ってな感じです。 何がかというと、女性誌ですからこれからのトレンドをたっぷり取り入れた洋服の 特集だとかアクセサリーだとかが載っているワケなんですが、お値段の高いこと!! 普段通販で3,000円以内の洋服しか買わないと決めていたり、ショッピングに行っても ユ○クロだとか、し○むらだとかしか行かない私。 アクセサリーだってネックレスなどした日にはかなくんに引きちぎられそうになって ネックレスが切れるのが早いか私の首が切れるのが早いか・・みたいなことになって しまいます(涙)。 そして対談というか特集のページではあの『ちょいワルおやじ』のジローラモさんが 「日本の女性にも白いシャツを着こなしてほしい」などと語っていらっしゃいました。 でも、白いシャツなんていったら子供たちに汚されて散々になってしまうカラーなので この数年はシャツに限らず白い洋服は敬遠気味の私。 私の感覚としては一応この手の雑誌は子育て世代の雑誌なので、育児するにあたっての 子供たちの粗相を考えつつもちょっとお洒落を・・みたいな雑誌かと勝手に思い込んで いたので、ちょっとガッカリ。 そしてお馴染みの三浦りさ子さん登場のページではやっとジーンズなどをりさ子さんが 履きこなしていたりしたのですが、またそのジーンズのお値段が軽く諭吉くんが もしかしたら2人くらい飛んでいってしまいそうなワケであります。 これはもうセレブな主婦でないと見てはいけない雑誌なのかも・・と極平凡内職三昧主婦の 私は雑誌半ばにして気がつきました。 そして読者モデル(?)のページでは、あのケ○ス○トリーの堂珍さんの奥様が出て いらっしゃいました。一歳の息子さんがいらっしゃると書いてありましたが、とても 一年前に出産したと思えないようなモデルのような(って、元モデルだっけ?)スリム 体型でいらっしゃいました。 その奥様の記事を読み進めていくと “休日は親子で出かけることが多いです。 出かけるときは服装に気を使いますね。お揃いの服は着ないのですが 3人の服装のバランスには特に気を使います。 例えばキャンバスの上に3人を置いたとして、周りの景色なども考慮して どう見えているのか、自然な3人のバランスを考えて服を選んだりしています” だいたいこんな内容が書かれていました。 キャンバスの上に家族を載せる・・。 こりゃ、スゴイ発想だわ~!! と、ちょっと興奮してしまいました(恥) “自然な3人のバランス”どころか、ともかく汚してもいい服装で(親子共に)出かけ 当然粗相をした場合の着替えも適当に選んでお出かけしている我が家としては 着てさえいれば基本的にどんな格好でも何でもアリなのである!という感じです。 だいたい私にセンスのカケラもないのでコーディネートしようにもできないのよね~。 とまあ、待ち時間は退屈せずにすみましたが私には眩しすぎる雑誌でありました。 そして、ほどなく名前を呼ばれたので診察室に向かいました。 ここからはオマケの話なのですが、診察室にて医師から 「胸の音を聞かせてくださいね~」といわれ、胸に聴診器をあてられました。 そして、次は背中ということで後ろを向いて背中を出しました。 その時にフト、私の視線はおへその辺りに注がれたのですが、何と驚愕の事実を発見!! 何でかはわからないのですが、ジーンズのファスナーが全開しているではないか!! キャー、キャーーー!!! 先生、みたよね!?当然聴診器あてながらこの事実に気がついたよね!? ひょえ~~、恥ずかすぃ~~!!!! ナゼにファスナーがおりていたのか分からないのですが、大恥をかいてしまいました! いやはや・・・ フラフラなうえにトホホな状況でありました。 これじゃあ、とても『VERY』の愛読者にはなれませんよね~(汗)。 みなさまもファスナーにはどうぞお気をつけくださいませ! ←って、こんなこと私だけよね・・