雲の中で散歩。
最近、では無いのですが。『雲の中で散歩。』アルフォンソ・アラウ監督作品1995年 主演:キアヌ・リーヴスちょいと思い出したので。エアプランツ0441さんとこの防霜ファンのお話から。かなり昔の映画のリメイクらしいです。見た人しか分からないけど、失礼。主人公が孤児院出身であるというところが、このお話の大前提。これが無いとお話が成り立たない。ある日、見ず知らずの妊婦さんにお腹の子供の父親になってといわれてなってしまった男のお話でした。厳格な妊婦の父親ももちろん、そんなことを承服できる彼が理解不能。家、或いは家族といったしがらみをしっかり背負う妊婦の父には『ありえねぇ~!』んですよ。でも、大人になったら、まともな仕事に就いて奥さんもらって、子供がいる普通の家庭が作りたかった彼には実際には守りたい家族の境界線が不明瞭というか、奥さんがいて子供がいたらそれはもう家族の形として認識可能だったんじゃないんでしょうか?お腹の子供を受け入れられないというのは彼には彼自身の存在を否定することにもなりかねなくて、通常、人間は自己の人格を否定するような動きは無意識に回避するようですから怒っている父を『なんで?』という顔して見ている。奥さん(?)も綺麗だし。(笑彼のおかげでお話はハッピーエンド。エピソードの中に防霜ファンねたが出てきます。葡萄農家(設定は名家の有名ワイナリー、小作人大勢。)の人々が、霜が来ると言うので夜どおしセミの羽みたいなので篝火の温風を葡萄の樹に送り続けるというシーン。映画じゃ幻想的で美しいばかりでしたがヒゲのおじさんとかもパタパタしてるんだけど離れて見るとわかんなくて。(笑その後の収穫、葡萄踏みと映画らしく盛り上がってましたっけねぇ。楽天では、DVDとか見当たらないみたいですねぇ。