くぎ
こんばんは紙太材木店の田原です。お昼過ぎから打合せでようやく終了、T様ご家族と楽しい打合せでした。昨夜は東京と静岡からお子さん達もお帰りになり夜中の1時過ぎまでご家族で話し合われたとか。昨日プランと外観イメージをお持ちしたのでいろいろお話しが弾んだご様子でした。来月には着工しなければなりませんので、密度の濃い打合せが続きそうです。さて、昨日の江南市のH・S様邸屋久杉の天井板です、いなご天井なのですがこんな留め方がしてありました、先ずはご覧下さい。厚さ4ミリの板(普通の天井板より薄いです)に楔を固定するための釘が刺してあります。どんな風に固定してあると思いますか?釘を抜いてみるとこんな形です昔の人もいろいろ考えますね。天井板、2分(6ミリ)ぐらいあればあり(ホゾのような溝)を作って楔を入れるイナゴが出来ますが恐らく、昭和の初めでも屋久杉は貴重で薄く削ってあったのかもしれません実際4ミリほどでしたのでありが出来なかったのかもしれませんねそこであの釘です。鍛冶屋さんに作ってもらったようで断面は丸型ではなく角型をしています。抜いて集めたのですがやっぱり足の裏はこんなになってしまいました。それでは皆さんまた明日。