知らぬ間に払ってる税金
おはようございます、紙太材木店の田原です。昨日は寒かったですね。岐阜の日中の最高気温は2度で東北3県(青森、岩手,秋田)並みの寒さ。朝一番で城屋敷の家に行く必要があって出かけたのですが、夜間からの雪で案の定、大渋滞。30分ほど余分にかかりました。さて、アメリカ、バイデン政権がパリ協定に復帰しました。日本でも温室効果ガス(CO2)の削減は、多くの人に当たり前のように意識されるまでになりました。菅政権も2050年までに温室効果ガスの排出をゼロにする言ってますし、この流れは今後ますます加速していくでしょう。で、住宅と何の関係があるか?住宅は暖房や冷房、調理や家電、給湯などエネルギーをたくさん使いますが、住宅の省エネ性能によってそれは大きく異なります。つまり、沢山エネルギーを使わなければ普通の生活がおくれない家と少ないエネルギーで生活できる家です。新築検討者の多くが、少ないエネルギーで生活できる家を望みます。家族4人で生活して年間のエネルギーコストが10万円を切る家15万かかる家、20万かかる家25万以上かかる家同じ生活をしても今現在日本で建てられている住宅では、上記のように分かれます。住宅は一度建てられると何十年も使われますから、エネルギーの浪費も固定化されることになります。経済学的な言葉で言うとロックイン効果が大きいと言います。では、国は沢山エネルギーを使う住宅に対してどうするか?簡単です。税金をかけます。実はすでに皆さんも炭素税を支払っています。石炭や石油、ガスなどの化石燃料を輸入する時の税がそれです。今はまだそれほど大きな金額ではありませんが、今後は明らかに増えていくでしょう。国は緩い省エネ基準を作って省エネ性能の低い住宅を建てさせ、そしてそこに住む人から沢山温室効果ガス(CG2)を排出する家に住んでいるんだからその分余計に税金を払え片方の手で火をつけて片方の手で火を消す。どんな家を建てるかはあなた次第。税金を沢山払いたい人はそれなりの家を少しにしたいと思っている方もそれなりの家を日本の住宅業界ではより取り見取りです。私も理事を務めている新住協の代表理事、鎌田先生のYou Tube昨日アップされた内容は、暖冷房の消費エネルギーを少なくする基本的な解説がされています。税金を少なくしたい人、必見の内容。たくさん税金を払いたい人は見なくても大丈夫。見るか見ないかはあなた次第。暖房エネルギーを減らすには家から逃げていく熱を減らすことと日射の熱をいれることこの二つが基本です。