日本の住宅はグローバルなスタンダードに対応しているか?
おはようございます、紙太材木店の田原です。昼間の暖かさにと対照的にケヤキの落ち葉は大量に降ってくるこの頃です。流石に夜は暖房器具が欲しくなってきました。本日は金沢方面に出張でバタバタしております。冬の北陸のつもりの服装にすべきか悩むところですが天気予報では最高気温10度とのことコート一枚持っていくことにします。昨日は日本H2Aが外国の商業衛生の打ち上げに始めて成功したとか今朝のニュースでも記者会見で「グローバルなスタンダードに対応出ることを示した」と述べていました。では、日本の住宅はグローバルなスタンダードに対応しているか?とつい思ってしまいます。わかり易く言えば日本の住宅の性能は国際的な基準に適合しているか?住宅の性能に明確な国際基準があるわけではありませんが少なくても衛生ビジネスと同じようなその業界での国際的な共通の認識というものがあります。例えばEUでは2020年までに新築の建物は全てゼロエネルギーにしなければならないとしています。イギリスではそれよりも早く2016年にはゼロエネ達成を目標にしています。(ZEHロードマップ検討委員会中間とりまとめより)ゼロエネルギー住宅を造るためには当然、住宅の様々な性能を現行の日本の基準よりかなり上げなければなりません。しかし、実際のところ断熱性一つにとっても劣っているのが実情。サッシに至っては中国や韓国でも販売できないようなペアガラスのサッシが国内では堂々と売られています。そのようなことを多くの方はご存知ありませんしこれから家を建てようと計画されてる方でもほとんど知りません。衛星ビジネスのように日本の住宅性能が「グローバルなスタンダードに対応出ることを示した」と言える日はまだまだ先のようです。ということで本日はこれから金沢先日の尾道、倉敷に続き古い町並みの建築探訪ひがし茶屋街の建物が楽しみです。このテーマ後日に続きます。psいろいろお待たせしている皆さん今しばらくお待ち下さい。m(_ _)m