工務店選びの基準とはなにか?
おはようございます、紙太材木店の田原です。梅雨時の工程管理は天のみぞ知る雨の予報でも晴れて来たり逆の場合も真であったりします。昨日は床の張替工事中学時代の恩師の家・・・カット作業をどこでするか悩んでましたが予報の雨が実際は晴れに変わり青空の下で気持ちよく作業ができました。さて、新築をご計画の方でよくある質問が・どこで家を建てていいのかわからない。・何を判断の基にすればいいのかわからないというのがあります。いろんな見学会や展示場に行くけれど行けば行くほどわからなくなった。というのが本当のところでしょうか。この仕事をしているとお客さんの中に稀に物事の本質に迫るスピードが非常に速い方に会います。ご自分の専門ではない建築、しかも建築なんてことはいままで考えたことがない方の中にです。このような方は何に対してもその本質に迫るスピードが早くその理解も深いものでお話を進めていくうちにかなり高度な内容でも理解していただけるようになります。しかし、このような方は稀で多くの方が大なり小なり冒頭に紹介したような状態を経験されます。このような方の場合そこから先に進めないというケースがたまにあります。わからないから更にいろんなところに行くネットで情報を収集するでもわからない・・・調べても調べても言ってることが違う意見が数多く出てくるいったいこの住宅建築の世界は何なの?というのが本音ではないでしょうか。なぜそんなに異なる意見が出てくるのか?気密が必要だ、いやそんなの不要だ。調湿が必要だ、不要だ。セルローズがいい、いや羊毛だ。いろんな意見がネット上には溢れていて百花繚乱・・・わからなくなるのも無理はありません。大切なのは科学的な考察と論理的な説明でも、これは普段の生活の中でも意識してないとあまりしません。一つの疑問や質問に対しての回答にそれはなぜなのか?それはどうしてなのか?これを3回ぐらい繰り返すといろんなものが見えてきます。論理的、科学的な説明から逸脱したらそれには眉に唾を付けて聞く必要があります。住宅の基本的な性能は耐震性に加えて断熱、気密、換気、冷暖房システムの4つインテリアやデザインも大切ですがあとから性能を上げようとすればかなりのコストが必要です。優先順位をつける必要があります。基本的な性能は当たり前そのうえでのインテリアやデザインであるべきです。先日倉庫で見つけた突き鑿(つきのみ)錆びを落としたのでこれから研がなければなりません。