第一回白馬国際トレイルラン レース
晴れ男のアヒルさんのおかげで 雨続きの日々のド真ん中にポッカリ 晴れ間を見ることができた 白馬の一日でした。でも 暑っ!ロング 43キロ ミドル 27キロショート19キロの中 ミドル 27キロを走ってきました。ミドルコースは 八方と岩岳の二つのピークを走る。というより 歩くしかない みたいな・・・朝2時半出発 現地6時15分着。ロングのレースモードのぶーすけさんと会う事ができました。尚さんとミヤさんにもお会いできました。7時にロングがスタート。ぶーすけさんを見送りながら、その最後尾についてウォーミングアップをし始めました。八方尾根の登りに入る手前に大きな熱気球を発見。これは選手も大喜びです!この日のためにあげてくださっているんですね。またもやアップで遊び過ぎでスタートに間に合わん!大慌てでスタート地点にもどりました。いよいよミドルスタートです。7時45分スタートです。ミドルは 石川県から ミヤさん 尚ねえさん ibaxさん アヒルさん そしてびっち。ペンション街を抜けやがて八方尾根にむけてゲレンデに入りこれでもかという傾斜を登る。草むら コンクリート 交互に道が代わり 傾斜はきついまま。汗が噴き出る。息もあがりっぱなし。多分心拍は180代を推移。どんだけ登らせるんや!って上を見てもまだ道は切れない。登りの2~300m先に歩いているアヒルさん発見。ちょっと元気になった。頂上に到着すれば辛さも吹き飛んじゃうのがトレイルランの楽しみ。絶景。天気に感謝です。下界は新緑色と深緑とが融合し真っ青な青と白い雲。言うことなし!が下山は また別の意味きつい。ここで何十人か男性に抜かれる。バタバタとかっこよく急斜面を走って下る姿はかっこいい!ですが急こう配過ぎてわたくしは走れない。たとえ足首ねん挫していなくても歩いているでしょう。やがて平地に居たり さらさらとながれる小川沿いの石ころの道をトレイルラン。やっと走れた。でも山のと違って暑い!暑さできつくなる。幸い エイドも充実しているのでバックパック1.5Lで調度良い感じ。次なる岩岳に向かう。このへんに来ると 45分前にスタートしてロングコースの選手たちに追いつく。岩岳の登り。杉林やブナりんの木陰をのぼる。さほど急ではないが走れるかというと微妙。噂に聞いていた木の階段を登る。延々と続く。あちこちで悲鳴やうめき声が聞こえる。不気味だ。でもびっちは登り得意なのだ。うめき声をエネルギーに変えて抜かす。やっとここでアヒルさん捉えた。頂上まで後少し。やはり頂上はいい!そう快感あり。だが、登れば下りが待っている。当たり前か。岩岳の下りは、木株やぬかるんだ土で ずるずると滑る。前日までの雨で路面のコンディションは悪い。滑らぬように足を置くが転ぶ転ぶ。後ろから滑って転んだ男性のスライディングの脚が私の股間に突き刺さる。ぎゃー!って。もういや!って思っていると素晴らしくふかふかの尾根にさしかかる。これは気持ちがよい!が、またしても 事件!?ハチ騒動勃発。前を走っていた男性が次々と本道を逸れ、ジャングルの崖を降りはじめる。「そっちはコースじゃないですよーよー!」て叫ぶんですがどんどん行ってしまう。「違うってば!」って満身の力を込めて叫ぶと「そっちには蜂いるんですよ!」ってかすかに聞こえた。白山禅定道トレイルマラソンの悪夢がよみがえった。このまま本道を行くべきか ジャングルをくぐって迂回すべきか。やっぱ迂回しよう。しかし道なき道を 女性の私が進むには過酷。やぶこぎはもうたくさんとブツブツ言っていたら後ろがだんだん詰まってきた。アヒルさんも追いついてきた。くっそー!せっかくここまできてまたかよ。って不足を思っていたらすべって あやうく 滑落。草と木につかまってなんとかくい止められた。なんとか本道にたどり着き さらに過酷な下りが続く。下りでまたいっぱい抜かされた。もちろんアヒルさんにも。みんな ぬかるんでかつ足場の悪い急な登山道をかもしかのように下っていく。これぞトレイルランか。私はゆっくりばあさん姿勢で一歩ずつ。すると「脚つった!」とかがんでいるアヒルさんに追いついた。しめしめまた抜けた。急な下りが終わると ゆるやかなクロカンコースのような石ころ道。ココからの下りは走りまくり。どんどん走れる。下り終わってエイドステーションにたどり着いたら3時間たっていた。もう25キロは走っただろうと思いきや、エイドのおじさんに後何キロと聞いたのがまずかった。「10キロ」と言われ 頭を殴られたような衝撃。その時点で 蜂騒動もあり力を使い果たしたびっちにもう10キロ全力で走る体力はない。おにぎり バナナ をしっかり食べて 水を頭からぶっかけて 10キロジョギングでがんばろうと気持を切り替えた。ここがロングとミドルの分岐点。ロングはさらにここから山を二つ越えるらしい。ロングにしなくてよかった。のんびり走っていたら あひるさんに追いつかれた。そのあとは一緒に走る。舗装道だが暑さが厳しく 足が前に進まない。だらだら舗装道を行くと ペンション街にさしかかる。ここはにぎやかで 応援の人たちが 温かい声援をおくってくれる。とても元気になれた。でもまだ30分以上は走らねばならないと思うと気が重い。沿道の人にありがとうと手を振りながらも脚は限界。???あれれれ?なんか見たことある風景。ゴールの ゲート!???なんで?ってよくわかんないけど ゴール。アヒルさんと手をつないでゴールした。なんだかキツネにつままれた状態。しかも女子トップで。あー報われたんだ。マムシと藪こぎとブヨとアブと暑さと闘いながら低山を練習した数カ月。1か月前の蜂騒動で完走できなかった白山禅定道マラソン。すべてここで報われた。嬉しい。反省点としてはちゃんと道を把握していなかったこと。体力気力を少し残してのゴールは残念だ。結果 3時間31分47秒 アヒルさん 手をつないで同時ゴールのはずが 3時間31分48秒。めっちゃ悔しがってた。はははっみんなのゴールを待ちながら酒盛り。会場の横に足湯コーナーがある。そこへミヤさん登場。なんで?ロングのはずじゃ?ま、いいか。さらに酒が進む。ミヤサンがなぜこんなに速いのか訳を聞いているのか?私の隣に座ったショートコースの男性とレースの話で盛り上がる。彼は 蜂にさされた肌を見せてくれた。かわいそー。でもショート4位だそうで 「おめでとう!」とさらに酒盛り。2本目。長湯しすぎて足湯だけで湯当たりしそうだ。ぶーすけさんゴール。「二つ目の山でもう足が終わっていた」と笑ってる。彼は次の週 小松鉄人レースの予定なのに。タフやわ。尚ねえさんもゴール。膝ぱんぱんに腫れてる。でも満足げなねえさんのお顔。aibaxさんもゴール。さらに酒3本目。午後2時 表彰式の時間。鏑木毅さんと台の上でツーショット撮影という特典付。景品はコレ これでバックパック5個になったよ。鏑木さんに肩のところにサインしてもらった。尚ねえさんにサインを進めたら「石川弘樹のTシャツ来てるから無理」って。笑えます。トロフィはコレ。クリスタル。あとで名前を入れてから郵送してくれるらしい。お顔だけしかしらなかったaibaxさんとも顔合わせできました。アフターは石川県の仲間と鏑木さんをまじえ記念撮影。いい写真ができました。補足。 今回頂いたバックパックのカラーリングがぶーすけさん着用のプリンスロードのユニフォームをばっちり合うんです。みてやってください。 ね!長々と読んでくださってありがとう。