『蝶たちは今…』
日下圭介さんの第21回江戸川乱歩賞受賞作です。(1975年の作品)葉書や電話が多く登場する点では時代を感じますが結構 面白くて (星5つ とまではいきません。 星4つ?)貸し出し期間を延長することもなく 2週間で読み終わりました。ハムレットに出てくる名セリフ to be , or not to be, that is the question.が出てきて それが 様々な日本語に翻訳されたという話が まとめられています。そのうち tobe tobe ten made tobe …これが 百人一首の話に続きます。日本語がわかる人でないと『蝶たちは今…』の面白さは 伝わらないかも。…って事は…「この本の英訳は難しい」…って事。江戸川乱歩賞は取れてもノーベル文学賞は 取れない って事です。ところで、今年のノーベル文学賞は スウェーデンの詩人の方とか。村上さん 残念でした。