時と場合に夜

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• しばらく休眠します

  今の時間、夜の11時になろうとしていますが、実は仕事の帰り道です。マンガ喫茶に寄っています。ちょいと仕事が忙しくなってきました。多少遅く帰っても家でパソコンに向かえばいいのですが、ヨメさんがうるさいのです。「早く寝なさい」って。だから今から帰ってもパソコンに向かうとブツブツ言われるのがイヤなので、こうして寄り道をしてるわけです。夜の11時に。週末にちょっと体調を崩しちゃって。だから余計にうるさいんです。僕の体調を気遣ってくれるのはわかるし、それはそれで感謝しているのだけれど僕だって気持ちのいい一日の終わり方をしたいし。そんなわけで、しばらく本格的に休眠します。あと３週間休みなしで働かなければならないので、さすがに自分でも体調に気を遣わなくてはなりません。忙しいけど僕は元気です。忙しさは僕のエサなのでへっちゃらです。ある本を探して何軒も本屋を回ったこと、その本を読んで感じたこと、今、自分は非常にワクワクしていること、次のブログの展開が見えてきたこと、などなど、本当は書きたいことがたくさんあるのですが、残念ながら時間がないのです。３週間後、早ければ２週間後、必ず戻ってきます。一皮むけた僕が出てくるのを楽しみに待っていてください。それでは！

  2006.05.15

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• 悶々と

  またまた随分と間が空いてしまいました。色んなことを考えていました。生活保護の仕事から解放され、忙しくも嫌なストレスのない毎日を過ごしています。残業時間が前より多くなって家に帰る時間が遅くなってしまったけれど、自分のこと、家族のことを考える時間は増えたような気がします。そして先日、誕生日を迎えました。３０歳を過ぎた頃から、年々誕生日の重みを感じるようになりました。また一つ歳を取った。さて、自分は昨年より成長したんだろうか。年齢相応の人生を歩んでいるだろうか。自分の夢に少しでも近づいただろうか。理想の自分に近づいただろうか。たぶん焦っているんだろうと思います。なりたい自分になれない、夢に近づけない現実に。その一方で一人、また一人と成功していく友人たち。落ち着いて自分を客観的に見てみれば、十分しあわせと言えるでしょう。愛する家族を持ち、理想のマイホームを手に入れ、仕事だって安定している。でも何かが足りない。刺激？そうじゃなく。とまあ、こんな感じで中途半端に悶々としてるわけです。今に始まったわけじゃないですけどね。こんな状態の中、明日から１か月、休みなしでぶっ続けの仕事に入ります。連休とのギャップが激しすぎます。（笑）またまたブログの更新がおろそかになるかもしれません。ときどき覗いてくれるみなさん、ありがとうございます。忙しければ忙しいほど「俺って何やってんだろう？」って振り返る機会が多くなるんです。特に仕事からの帰り道とか。そういうことってありませんか？１か月働き続けたあと、何かが見えてくるといいな、と思っています。

  2006.05.07

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• おひさしぶりです

  お久しぶりでございます。大変ご無沙汰しておりました。なんだか忙しくって毎日寝るのが遅いです。これを書いたら久しぶりにみんなのページへ遊びに行きます。気が付けば今年度もあと１か月と１０日ほど。あと半年、あと３か月と年度末までの残り期間を数えながら仕事をしていました。自分でも情けないほど仕事がイヤです。もう１０年以上働いているけど、こんなにイヤになったことはありません。一生懸命やればやるほど裏切られることも欺かれることも多くなる仕事を「おもしろい」と無理に自分に言い聞かせてやってきましたが、やっぱりダメでした。しばらく仕事のことはブログに書くまい、といつしか決めました。家に帰ってから仕事のことを思い出すのがイヤだったんです。でもこのブログも元は生活保護から始まったんですね。だから生活保護ネタを楽しみにしてくれている人がいるのは分かっていました。それでも仕事の話は書きたくない、そんな状態がずっと続いて現在に至ります。しかし、泣いても笑ってもあと１月ちょっと。この春の異動はほぼ確実なんです。だから残り少ない期間は少し保護ネタを書いてみようかなと思います。僕の３年間の集大成として。保護ネタが好きな人も嫌いな人も、あと１月ちょっとお付き合いください。

  2006.02.17

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• コメントに代えて

  毎度毎度のコメントありがとうございます。子供は元気で、幼稚園最後の発表会の練習に励んでいます。ヨメさんは金曜日にやっと起き上がれるようになり、土曜日にはテレビを見る余裕までできました。まだまだ家事は僕がやってますけどね。ちゃんと看病してますよ。今日聞いた話なんですが、予防接種をしてもちゃんと抗体ができるのは１割ぐらいの確率なんだって。しかも２度打ってもあまり変わらないのだとか。まあ、予防接種の効果については医者によっても意見がさまざまなので、どれが正しいとかの議論は無駄かもしれませんが。家族の中で１人うつらなかった僕の秘訣は、子供がかかった時点でタミフルを飲んだことです。たぶん。診察もせずに、病院の窓口で実費で買いました。５日分十粒で4150円でした。タミフルのような抗インフルエンザ薬は、それ自体が菌をやっつけるわけではなく、それ以上菌を増やさないというための薬なんだそうです。だから４８時間以内に飲まないと意味がないんだって。心配されている幻覚などの症状も無く（市販の風邪薬を飲んだときのようなフワフワ感を感じたことはありましたが）確かに効果はあったようです。実は、先週幼稚園から帰った子供を預かってもらっていた義母が、今日になってインフルエンザにかかってしまったのです。ああ、申し訳ない。義母は義妹と二人暮しなのですが、義妹まで倒れてしまっては一家全滅なので、今日僕のタミフルを分けてあげました。義妹は病院でもらえなかったそうです。みなさんも気を付けてくださいね。感染力は本当に強いです。家族の誰かがインフルエンザになってしまったら、迷わず自分も抗インフルエンザ薬をもらってください。うがいと手洗いはしつこいほどに。９度の熱はしんどいですよ。ご心配いただいた方、ありがとうございました。

  2006.01.28

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• インフルエンザ！（＞ｏ＜）

  子供がインフルエンザにかかってしまい、昨日の夕方から３９度以上の高熱が続いています。いつもじっとしていられない子がぐったりしているのを見ると本当につらくなります。予防接種２回も打ったのになぁ…昨日も一晩中「えらい…」（名古屋弁ですね。しんどいという意味です）とつぶやいていました。ホント代わってやれるなら代わってあげたいです。気持ち悪かったり頭痛も伴うようです。今日も寝られないかもしれないので早く寝ることにします。おやすみなさい。

  2006.01.19

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• 派手じゃないけれど

  ちょっと早い気がしないでもないけれど、街では派手なクリスマスイルミネーションが始まりました。街の大々的なイルミネーションもいいけれど小さな一軒家が灯すささやかなイルミネーションも僕は好きです。我が家も昨年は庭木の１本だけ飾ってみました。とてもささやかでした。１歳の誕生日ケーキのローソクみたいでした。でもね、こうやって少しだけ照らす家が何軒も続くとそれはそれで不思議な雰囲気になるんです。誰も強制しているわけじゃない。かといって競合しているわけでもない。みんなが申し合わせたようにささやかな光をそれぞれが放つ。僕はそんな風景が割と好きです。桜の花の好みも似ているかもしれません。公園に並ぶ満開のソメイヨシノも好きだけど山の中腹にポツリポツリと咲く山桜が好きなんです。派手じゃない美しさ。凛というかシャンというか。どう表現したらいいのか分からないけれど、とにかくそんな風景が割と好きです。

  2005.11.11

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• まじめな投票

  昨日、というか今朝方まで選挙の開票所にいました。家に帰ってきたのは朝の３時でした。朝６時半から翌朝３時までって何時間働いてるんでしょう？計算する気力もないです。（笑）選挙の結果はともかく、開票に携わって感じたことを書きます。投票率の高さに反比例して、疑問票・白票のなんと少なかったこと！すなわち、みんなすごく真面目に投票してるんですね。当たり前のことなんだろうけれど、実はこれが当たり前じゃない。今回は選挙の争点が限りなく明確だったので、有権者も票を投じやすかったと思うんですね。もう単純に彼のやることに対してYESかNOしかないと。これが争点のぼやけた選挙だと、どちらに投票していいのか分からない有権者が多くなっちゃうんです。だからあえて「白票」を投じる人や適当にブツブツと投票用紙に落書きしていく人が多くなる。僕の住む選挙区でも「ホリエモン」とか「小泉さん」とか書いてるアホな有権者もいたけれど、実は思ったより少なかった。こんなに開票しやすい選挙は今までになかった、と思えるぐらいやりやすかった。だから票がたくさんあったワリには早く開票は終わりました。で、今日はこんな時間に何をしているのかというと、ちゃんと仕事中です。こんな日は外回りに限ります。少し遅めの昼食をネットカフェでとってます。すんごく眠いので家庭訪問をしておじいちゃんやおばちゃんに話し相手になってもらいます。めんどくさい人は今日はパス。残業もしません。今日もまたブログを更新せずに寝てしまいそうです。また明日お会いしましょう。

  2005.09.12

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• 冷たいかなぁ

  尿路結石の検査をするものだと思って一日年休まで取ったのに今日は診察だけでした。来週、造影剤を点滴しながらレントゲンを撮るんだって。やれやれ。生まれて初めて入院して思ったこと。結構大変なんですね。準備とか手続きとか。生活保護を受けている人たちは、やはり病弱な人が多いから結構な割合で入退院を繰り返すんですね。で、入院している人たちから時々電話があって注文されることがあるんです。「金が無くなったから下ろしてきてくれ」（大抵はテレビの見過ぎ）「家に置いてある着替えを持ってきて欲しい」ふざけんじゃないよ、オレはあんたらのお手伝いさんじゃないんだよ、と言いたい気持ちをぐっとこらえて、でも結構冷たく断るのですが、まあ、彼らの気持ちがほんの少し分かりましたね。１００分の１ぐらいだけど。僕の入院の場合は、限りなく健康体だったし家族もいるし診察即入院でも昼寝してる間に入院用具一式を届けてくれてそれはそれはお気楽なものだったけれど、天涯孤独で親しい友人さえいない、加えて金もないとくれば確かに心細くて誰かにすがりたくなりますよね。で、彼らの場合は、この世で一番自分の面倒を見てくれる人といえば生活保護のケースワーカーなのでついつい頼ってしまう。まあ気持ちは分からないでもない。でもね、僕らはあくまで仕事で関わっているのであってプライベートでの友人じゃない。「最低生活の保障」という任務を超えた援助は、ややもすれば他の国民の期待を裏切ることにもなりかねない。関係者から求められることも多いんです。緊急（夜間）連絡先、身元保証人、手術の同意…病院以外にも借家の連帯保証人、釈放されるときの身元引受人…ちなみにすべて断ります。相手が困っている場合は決まってこう言います。「じゃあ、この人が生活保護でなかったらどうするんですか？」と。金はあっても天涯孤独という人はたくさんいますからね。なんだか話が逸れてしまいましたが、今日本当に書きたかったことは「家族は常にそこにあるものではなく、自ら構成するもの」ということなんです。今日の内容ではそこまで読めませんね。たかだか入院の準備の話です。このテーマについてはまた別の機会に。でも、よせばいいのにベッドの中で考えちゃったんですよね。「あのジイサンやバアサンは入退院の時どうしてたんだろう…」って。よぼよぼの体で、しかも認知症まであって、見舞いに来る家族もなく、少ない生活費の中からタクシー代を捻出しなければならない彼等。なんかこんな風に書くと僕が何もしない冷たいヤツみたいですよね。それなりにフォローはしてますよ。介護タクシーの手配とか病状確認のための病院訪問とかね。今回の経験から、今後の仕事の仕方が変わるとは思っていません。冷たいようですが、要求があっても踏み込めない領域はきちんとあります。何でもしてやることが血の通った福祉（行政）だとは思っていませんから。冷たいかなぁ…

  2005.07.19

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• 昼寝公認企業

  サザエさんジャンケン、なんと５連勝です。なんかね、「さーて来週のサザエさんは…」と言っているぐらいから見えてくるんですよ、サザエさんが「グー」とかの札を出している画像が。予知能力？あんまり嬉しくないけど。今日は久しぶりに休日出勤してきたので疲れました。電話も取らず、同僚ともあまり話さず、８時間も集中してじっと机で仕事をするということはものすごくエネルギーを使うんですね。この前、どこかの雑誌で読んだのですが、「仕事中に眠くなったら、少し寝たほうがその後の効率がよくなる」というようなことが書いてありました。「そんなこと分かってるよ、寝たいけど寝れないんだよ」と言いたいところですが、なんと！昼寝の時間を認めている会社があるんですね。素晴らしい。それだけで就職したくなっちゃいます。シエスタですよ、シエスタ。育児休業の充実では民間企業を圧倒的に引き離している公務員ですがいっそのこと昼寝時間も率先して取り入れたら…？もう全国で「給料返せ！」のシュプレヒコールですね。でもさ、みんなが２時間ぐらい昼寝して、その代わり市役所を初めすべての公共施設が夜の９時ぐらいまで営業？していたら便利だと思いませんか？別に昼寝する必要ないか…

  2005.07.10

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• 猫との関係

  今日は昼から家庭訪問だったのですが、目的の家の近くには車を止める適当な場所がなかったので、２００メートルほど離れた場所に止めて歩いていきました。用事を終えてトコトコと戻ってくると、車のボンネットに…猫が座ってました。距離にして約１００メートル。「ふむ…」しばらくその場で突っ立ってました。周りから見たら変な人だったでしょう。「あの場所気に入っちゃったのかなぁ」「まさか昼寝とかしないよね」そんなことを考えながら自分も座る場所を探してしまいました。僕に気を遣ったわけではないだろうけど、ほどなく猫は別の場所に行ってしまいました。猫に遠慮して車に戻れなかった自分が可笑しくて。（笑）訪問したところは今日初めて会う人で、しかも元暴力団員？という噂、しかも就労指導をしなければならないという人だったため少々緊張していたのですが、会ってみると確かに外見はゴツイが人当たりは良かったのでホッと一安心して車に戻った時の出来事でした。だからなのか何なのか分からないけれど、今日はこの一コマが一番印象に残ってます。平和だなぁ…

  2005.06.23

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• 「何かを創る」時間

  久々に生コンを練りました。梅雨の合間の貴重な晴れ間だったので日曜大工、というか日曜土木に精を出しました。ＤＩＹが僕の趣味の一つでもあるのですが、最近はレンガワークが好きです。レンガを一つ一つ積み上げたり敷いたりして、花壇やアプローチを作る。適度に体力も使うし、太陽に当たれるので気持ちがいい。「作品」をコツコツと作り上げていく時は、芸術家の気分です。世の中ガーデニングが流行っているけれど、僕は花とか木を植える以前に庭全体をデザインして少しずつ形を作っていくことが快感なんです。玄関周りや駐車場も含めて敷地というキャンパスに絵を描く、というような感じです。「何かを創ること」が趣味の人には通ずるものがあると思うんですね。それがパンでもいい、本棚でもいい、陶器でもいい、物語だっていい。出来上がりを頭にイメージして、ひたすら没頭する。ああでもない、こうでもない、これはいいぞ、こうするか…出来上がりに満足したりそうでなかったりするけれど、大切なのは「創っている時間」。今、何よりのストレス解消法なのだけれど、もう一つの癒し、我が息子と戯れる時間とバッティングするのが悩みです。

  2005.06.19

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• 小休止。

  しばらくの間、ブログを休止するかもしれません。書きたいことを書く、これが僕の出発点でした。書きたいことはいくらでもあります。長いように見えて、これでも短く書いたつもりです。フィクションを書いてみたいんです。早い話が小説ですね。こんなことは身近な人には恥ずかしくて言えないのだけれどずっと前から考えていたことなんです。ブログは続けたい。でも時間がない。仕事はあるし、家庭もある。休みの日には子供と一緒にいてやりたい。１日２時間でいいから机に向かって何かを書きたい。そんな思いが強くなってきたのです。できあがったものは、小説と呼べる代物ではないかもしれないけれど、書かないと何も始まらない気がするんです。もちろんみなさんのページには毎日のようにお邪魔したいと思っています。僕にとっては深夜の癒しですから。完全にストップするつもりはありません。５行ぐらいでお気楽に書いて済ませるかもしれません。なんだかうまく書けないなぁ。肝心なときにはいつもこうだ…ま、これまでとスタイルが変わるかもしれませんがちょくちょく更新もしていきたいと思います。更新がないときは「お、なんか書いてやがるな」と思ってください。

  2005.06.03

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• ペットボトル論争

  地元愛知の新聞では連日、愛・地球博関連の記事が何かと載るのだけど最近メディアが一生懸命アピールしているのが「ペットボトル持込禁止」に対する来場者の不満ですね。本格的に暑くなるこれから、来場者の不満はますますつのるでしょう。小泉首相の「ツルの一声」で弁当が持込可能になった経緯があるので良識ある国民としては、万博協会の方針転換を期待したいところです。でもね、ちょっと考えてみましょう。「体調崩す客続出」との大見出しで休日の万博の模様を伝え、「ペットボトル解禁を」と続き、来場者が体調を崩したのはペットボトルの持込みが許されていないからだと言わんばかりにメディアは伝えるのですが、本当にそうでしょうか。そりゃ誰だってペットボトルを持っていきたいですよ。子供連れならなおさらですよね。「テロ対策のために持込禁止」なんていう理由にも「？？？」だし、弁当同様、会場内のテナントを儲けさせるためだけじゃないの？って誰が見てもそう思いますよね。でもさ、３５年前の大阪万博の時にはペットボトルなんてなかったんだから別にいいんじゃないの？って僕は思うんですね。ペットボトルがないから体調崩すなんてありえない話ですよね。きっと大阪万博のほうが入場者も多かっただろうし、自販機も少なかっただろうし。ペットボトルに限らず、パソコンや携帯電話の存在が否定されるとなんだかもう生きていけないと思わせるような時代になってしまったけれど、たった１０数年前には誰もパソコンなんて使ってなかったし携帯電話も持っていなかったし、自販機でペットボトルだって売っていなかったけれど世界はそれなりに動いていたし、当時は当時なりの最先端技術が闊歩していたはず。「パソコンがないと仕事にならない」なんてのはホリエモンみたいにパソコンがあることを前提に仕事を創出した人がいうセリフであってたかだかワードやエクセルしか使わない人はもちろん、オンラインで予約や売買したりする仕事だって、効率は格段に悪くなるけどほとんどの仕事は電話があれば片付くものが多い。少し話がずれてしまったけれど、ペットボトルの持込みが許されないぐらいで大騒ぎするのを見て「なんだかなぁ」と思ってしまったわけです。「誰だってペットボトルぐらい持っていきたいよね」と首相がテレビで言ってくれるのを心待ちにしているんです。本当は。

  2005.05.31

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• 残業する公務員

  タイトルに惹かれて「残業しない技術」（扶桑社　梅森浩一著）という本を図書館から借りてきました。僕の職業は地方公務員、市役所の職員です。「公務員は５時に帰れていいなー」と思っているあなた！確かに５時に帰れる人も多いけれど、遅くまで残業してる人もたくさんいるんです。誰だって残業なんかやりたくないですよ。でも仕事が山ほどあるんだもん。いや、ホント。今までの残業時間の最高は月に２００時間ぐらい。毎日１２時ぐらいまでと土日１度も休みなく働くとこれぐらいになるはずです。もちろん１年中こんなにやっているわけではないですが。１日の勤務時間では２２時間が最高です。これは「国政選挙」というイベントみたいな仕事なので何年に１回ぐらいしかないけれど、選挙の本部って結構大変なんです。朝６時に集合して投票の準備、７時からの投票時間に備える。夜８時までの長い長い投票事務をこなす。投票所ではヒマそうに見えるけど、本部は結構やることがあって忙しい。夜９時半から開票開始。投票率が高いほど開票に時間がかかる。大勢が判明するにはさほど時間はかからないのだけれど、まさに１票単位で誤差なく集計を出すのはものすごく時間のかかる作業なんです。小さな選挙で夜の１２時ぐらい。投票率が高く一度に３種類ほどの投票用紙を用いる国政選挙では朝の３時４時までかかることもザラです。次の日は月曜日なので当然のように出勤。この日だけは休まないのが暗黙のルールとなっています。誰だって休みたいもんね。まあ、こんな例はマレなんだけど、福祉関係は慢性的に残業が続いてますね。サービス残業も恒例化しているし…腹が立つのが人事課の一方的な通達。「人件費及び電気代削減のため残業は夜８時まで。火、木は残業禁止。土日の出勤も禁止する。」仕事しなくていいってか？誰が好き好んで土日にサービスで仕事してると思ってるの？あなたたちも一度この仕事やってごらん。そんな愚痴ばかり言っていてもしょうがないので日々残業を減らす努力をしています。「残業をしない技術」役に立つかなあ。まだサラリとしか読んでません。目からウロコ的なものはなさそうだけど、何かの役には立ちそうです。最近思うんだけど、夕方６時ぐらいって電車も道路も込みますよね。ってことは定時で帰る人がとてもたくさんいるってことですよね。なのになんで公務員だけ早く帰れるイメージがあるんだろうなぁ…

  2005.05.26

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