たぶん、大丈夫です。
最初に…今日ここに書くことは、何もネット上で公開するものではなく、本当に自分の日記として書くべきものです。他人が読んでも面白くも何ともありません。それでもここに書かせてください。ここは僕の居場所なのですから。今日の飲み会に声をかけていただいて本当に感謝しています。本当はそういう場に行く気にもならず、気が重かったのですが、何かが変わるかもしれない、ほんの少し期待して思い切って参加しました。今までどうして一人で重い荷物を背負ってきたんだろう。どうしてこの人達に相談しなかったんだろう。自分一人で解決しようなんて、そんな無茶なこと考えなくてもよかったのに。泣いてしまったのは酒のせいではありません。あなた方の気持ちによって、僕が本当に本音を吐き出すことができたからです。人前で泣いたのは、たぶん僕の生涯で初めてのことかもしれません。本気で僕のことを心配してくれる気持ちが伝われば伝わるほど涙が溢れ出てきました。僕の心は本当に弱ってたんですね。役所に入ってから9年間、僕を育ててくれた総務課。こんなに素晴らしい上司たちに囲まれていたことを今、本当に感謝しています。一人残らず僕のことを真剣に心配してくれましたね。今はバラバラになってしまったけれど、あの建物のどこかにあなたたちがいてくれる、いつでも相談に行ける、真剣に心配してくれる人がいると思うだけで明日からやっていける気がします。あなたたちと比べると、今の上司たちがブタのように思えてきます。同じ仕事をしてるからきっと分かってくれると思ったのが大きな間違いでした。相談相手としての器量は、仕事の理解度ではなく、人間の大きさなんですね。あなたたちの下で働くことができたことを心から感謝します。またつまずくことがあるでしょう。その時に今日のことを忘れないために、ここに書き記すことにしました。人前で泣いてしまったことは決して忘れないでしょうけど。ちょっと飲みすぎたせいで頭も痛く気持ち悪いけれど今日は嫌な夢を見ず、よく寝れそうな気がします。ありがとうございました、という言葉だけでは言い表せません。元気な姿を見せることが恩返しですよね。明日からすぐに、とはいかないだろうけど必ず復活して見せます。本当にありがとうございました。僕が泣いたことは他の人に黙っててくださいね。なんとなく母上様に宛てた一休さんの手紙のようになってしまいました。そんなことが思いつくということ自体が復活の兆しのようです。たぶん、大丈夫です。