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時と場合に夜

[単なるつぶやき] カテゴリの記事

全69件 (69件中 1-50件目)

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引っ越します

思い切ってブログを引っ越すことにしました。大した思い切りじゃないけれど。「パパは、いつだって」始まりが生活保護の話だっただけに、異動してからずっとこのページに違和感を感じていたんです。どうしても好きになれない仕事だったので。全部消してしまおうかと思いましたが、僕にとってそれなりに思い出のあるモノだったので残すことにしました。結局のところ、僕のブログに興味を持ってくれた方々は、生活保護とは言わないまでも、社会的弱者に少なからず興味というか同感というか、ヒトゴトじゃない、みたいな方が多く、そんな方々のコメントに支えられてきた部分が大きかった気がします。どうしても陰のあるブログになっちゃうんですよね。そんな尾を引くブログを、ここでひと区切りつけることにしました。ただ、職業柄、社会的弱者には今も毎日接していますし、次のブログでも同じようなことを書くこともあろうかと思います。「前向き！」そんな感じで行きたいですね、次は。だからこそ、誰かの手が必要な方にも読んでもらいたいと思います。今日は５月に休日出勤した分の振替休日です。やっと休めるようになりました。まだまだ忙しくてマメに更新する自信はないけれど気負わずマイペースでいきます。これまでリンクしてくださった皆様、ありがとうございました。僕にってはかげないのない方ばかりなので、新しいブログでも引き続きリンクさせていただきます。皆様のほうは、気分に応じて判断してくださいませ。それでは長い間ありがとうございました。とても楽しかったです。

2006.07.03

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やれやれ

いやいや、まったくもって忙しい毎日です。せっかくブログを再開させようとしていたのに仕事の量が減りません。うーん…月曜日から慌しい職場でした。とある件でマスコミが多数来ていたんです。それだけで十分慌しくて落ち着かないのに、なんとなんと職場で自殺があったのです。月曜日にみんなが出勤したら、階段の踊り場でぶら下がっていたんです。しっかり夕刊にも載りました。心身共に疲れました。やれやれ。せっかく日が長くなったのに（ひょっとしてもう短くなりかけてる？）明るいうちに家に帰れないので、休日に庭を見てびっくりしました。ネコの額ほどの畑には知らない間にキュウリがぶら下がり（前は５センチほどの苗だったのに）まだ青いけれどプチトマトがいくつかなっている。ブルーベリーはいつの間にかほとんど鳥達に食べられ、その代わりブラックベリーが黒くなりかけている。（僕の記憶では、まだ花だったのに）もう６月も終わりだもんねえ。みなさんはこの１か月、変わったことはありましたか？生活に変化はありましたか？僕は「何かを変えたい」と思いながら、結局何も行動することなくただ漠然と毎日を送ってしまいました。宝地図の本（後日詳述します）を読んで夢を掲げてみたものの、次の行動が思い浮かびません。何かを掴んだような気がしたけれど、その感触を失いつつあります。それでもエネルギーを失ったわけではありません。次に何をすべきか、を考える日々は楽しいものです。たとえ前に進んでいなくても。

2006.06.28

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たっだいま！

たっだいまー！気が付けば１か月ぶりです。早いもんです。本当に１か月休みがありませんでした。３５日連続出勤。人間こうなるとヘトヘトになると思うでしょ？以前はそうでした。「お金いらないから休ませて」という心境になるんです。ところが今回は違ったんですね。自分でもよくわからないんだけど、どこからかエネルギーが湧き出てくるんです。休みなしは確かにツライ。子供と遊べない。何もできやしない。体だって疲れる。朝起きるのが辛くなる。それでも精神が、心が元気なんです。原因はわかりません。同じ仕事は以前もしていたんです。きっと色んな意味でタフになったのでしょう。少しだけ分かったことがあります。それは「心の安定は、他人とのコミュニケーションによって保たれる」ということです。逆に言えば、コミュニケーションの不具合によって心が不安定になるのでしょう。当たり前のことかもしれないけれど、僕は初めて知ったような気がします。人は一人では生きていけないですよね。好むと好まざると他人に関わって生きていかなくちゃいけない。僕らの心を元気にさせるのは、お金でも名誉でも社会的地位でもない。「人とのコミュニケーション」という小さな出来事だと思ったんです。自分の中で何が変わったのかうまく表現できないけれど湧き出てくるエネルギーを誰かのために使わなくては。実は休みが取れるようになったとはいえ、まだまだ仕事が忙しく、毎晩遅くにしか帰れません。マメに更新できないけれど、きっとあなたが目を話したスキにこのページはリニューアルしちゃってます。（笑）そんなに大きく変える気はないけれど、なんとなく変えたくて。というわけで、これからもよろしくです。休眠中も覗いてくださった方々、ありがとうございました。

2006.06.16

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週末は落葉樹のように

この１週間ですっかりと山の色が変わりました。若い葉が芽吹いてきたんですね。我が家は山に隣接しているので、その変化を間近で観察することができます。冬に葉っぱをすべて落としてしまった枝々の先にうっすらと緑がかった柔らかそうな葉が、まるで花のように芽吹いているんです。脱皮したてのセミのような白さ。家の窓から見えるのは森のほんの一部なので「あ、芽吹いてきたな」と感じるだけなのですが遠くから山全体をみると「山の色が変わってる！」と思うのです。ついこの前まで枯れているようにしか見えなかった木もこんなエネルギーを貯めていたんですね。山全体から新芽が出てくる様は、毛穴という毛穴からエネルギーを吹き出しているようにも見えます。すごいよねえ、植物ってのは。そんな彼らを見て自分が奮起したかといえばそうではなく、この土日は昼寝付きののんびりした過ごし方をしました。子供が少々風邪気味だったので、昼寝をさせるつもりで一緒に寝てしまったのです。落葉樹のようにエネルギーを貯めこむことができていればいいんだけど。やりたいことがたくさんあるときは、こんな過ごし方をすると「ああ、もったいない」と思ってしまいますが、最近はできるだけ「こんなぜいたくな時間が過ごせてラッキー♪」と思うようにしています。「昼寝してないで少しは家のこと手伝って！ι(｀ﾛ´)」というヨメさんの声さえ聞こえなければ、とても幸せな週末です。落葉樹は若葉を出そうと思ったら充電期間が必要なんだよ。少しはのんびりしようよ。ねえ…

2006.04.16

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天職だと。

新しい部署に異動してはや１週間。古巣に戻ったとはいえ違和感を感じていたけれどやっと少しずつ体が馴染んできました。生活保護のケースワーカーから法規の審査へ。まるで転職したような仕事内容の変化に戸惑いつつも、あのストレスから開放されたという喜びを実感しています。役所に限らず、組織が大きくなればなるほど専門の管理部門が必要になりますよね。僕ら管理部門が市民に背を向けて仕事をしているわけではないけれど仕事の相手はいつも職員。内容は高度だけれど、対市民の場合とストレス度が違います。「管理部門に来たからといって、君たちがエリートだというわけではありません」異動初日に部長からいただいた言葉です。「管理部門の役目は、現場にいる職員がスムーズに仕事を進めるよう裏方として支えることです」なるほどね。諸先輩から「中枢」だと教えられたことはあったけど「裏方」とうのは初めて聞いたかな。「自分で天職だと思えるように、人からも天職だと言われるように」これが僕の仕事のレベルの目標です。生活保護の仕事では、残念ながらその域に達することはできませんでした。たぶん。この４月、新しい気持ちで仕事に取り組んでいる人は多いですよね。さて、僕もがんばるぞ、と。

2006.04.11

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ブログの行方

しつこいようですが、僕はもう生活保護の仕事をすることはありません。ということは、この先ここで生活保護ネタを書くことは全く無いとは言わないけれど、極端に少なくなると思います。というほど最近書いてないですけどね。家に帰ってまで考えたくないことが多かったので。ただ振り返ってみるに、生活保護ネタ若しくは福祉ネタでここに寄ってくれる人が多かったのです。もちろんこのブログのスタートは生活保護ネタでした。だからちょっと申し訳ない、という気持ちがあります。僕はたぶんこの先、好んで保護のことを書くことはないと思います。異動はなくとも、少しずつブログのネタは子供のことにシフトしつつありました。自分でもまったくテーマの絞れないブログだなと思っていました。この先どうなるんでしょうねえ…自分でもよく分かりません。

2006.04.01

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春のシアワセ（ツクシ編）

今日はツクシを採ってきました。しあわせでした。僕にとってツクシを採ることは「春になったらしたいことNO.1」なのです。いつもこの時期になるとソワソワしちゃうんですよね。そろそろ出たかなあ、もう遅いかなあって。春になったら、あるいは夏に秋に冬になったらしたいな、ということってありますよね。今は寒い冬が終わって「さあ、○○しよう！」と思っている人、多いんじゃないかな。これからは山菜が豊富な季節になります。潮干狩りもいいよね。夏になったらサザエを採りたいなあ。秋はクロダイを釣って…あれ？なぜか食べ物のことばかり！？（笑）ひどい花粉症の人って花粉で季節を感じることができるみたいですね。ああ今年もスギがきた、と思ったら次はヒノキだよ、今はイネ科なんだよね、おいおいもうブタクサの季節かよ…なんて。ちなみにツクシのエキスが花粉症に効くとか効かないとかでこんなものが発売されているそうです。僕はなんとなくツクシの胞子を見ていると花粉症になりそうな気がするのですが…大人気なのか（？）在庫なしだそうです。なにはともあれ花粉よりも旬の食べ物で季節を感じたいものですね。もちろん自分で採取（若しくは捕獲）できるものであれば最高です。ツクシは満足しました。次の目標はメバル（春告魚）！

2006.03.19

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土地がもらえる町

Yahoo! Japanトップページで「定住なら土地がもらえる町」という見出しに惹かれてその町を調べてみました。北海道の標津町（しべつちょう）という町でした。→http://www.shibetsutown.jp/人口６，１２４人。世帯数２，３５８世帯。（３月１日現在）ちょっとした団地並みですね。人口減のため定住希望者に町有地を無償提供し、３年以内に家を建てれば所有権を移転するそうです。僕は学生の頃から北海道が大好きで、真剣に移住しようと考えていたんです。特に好きだったのがいわゆる道東。摩周湖とかがある地域ですね。標津町もその道東にあり、北方領土を臨む海に面した町でした。学生の頃、間違いなく通り抜けている。細長く不思議な野付半島、近くて遠い国後島。今でも風景をはっきりと思い出せます。「住みたい！」って１０年ぶりぐらいに強烈に思いましたね。（笑）きっと土地なんか自分で買ってもたかがしれてるんだろうけどそれはひとつのキッカケであればいい。なんでも町の狙いはこれから大量に退職する団塊世代だそうで「退職したら北海道の田舎に移住したいなぁ」と思っているオッサン達が「お、土地がもらえるって。よし決めた！」なんてことは十分ありうる気がする。田舎暮らしを夢見る人たちの最大の関門は「定職」ですからね。年金暮らしには必要ないもん。ああ、うらやましい。ちなみに役場のサイト内に「役場内の様子」というページがありました。写真を見ただけではどこの役所でも変わらないような風景だったけれど僕は職業柄、食い入るように見てしまいました。（笑）中途採用してくれないかなあ…

2006.03.08

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頭痛の法則

最近ね、家庭訪問すると頭が痛くなるんです。これってヤバイかなあ…ここ２か月ぐらいかな？ホントに仕事したくなくって席にいるのがつらかったんですね。かといって外へ出ると今度は訪問するのが億劫になる。どれだけ車の中で過ごしたことか。そんな風にサボっちゃうとかえって落ち着かなくなるんですよね。数時間経ってるのに仕事は何一つ進んでいないから焦っちゃう。イヤだイヤだと思いながら何軒か回ると頭が痛くなって時々車の中で寝るんですね。今日も朝一番から出掛けて11時頃に頭が痛くなってダウン。市民病院の駐車場の隅っこに車を停めて休憩することにしたんです。その時気付いたんですね。最近調子が悪くなるのは決まって家庭訪問の時だって。風邪なのかな？疲れが溜まってるのかな？寝不足かな？と今まで色々考えていたけれど何となく法則が見えてきた気がするんです。僕はこれでもどちらかというと物事を前向きに考えるほうだし、ヨメさんが呆れるほど楽観的だし、仕事だって確かに嫌な仕事だけれど「どうせやるなら楽しくやらなきゃ」っていつも自分に言い聞かせてやってきたきたつもりなのにやっぱりどうしてもこの仕事は合わなかったな…あまり考えないようにはしています。まだまだ笑う元気もあります。でも不気味なのは、仲間が大ウケするようなときに自分も大笑いしながら「あ、笑ってる。よかった」と冷静に自分を分析してしまうことなんです。常に笑いを求めているような気もします。笑うことで自分が大丈夫だということを確認しているのかもしれません。ちょっと深刻に書いてしまいましたが、実際はたぶん大丈夫です。あと１か月というリミットだけがエネル源です。

2006.02.24

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留守にします

仕事が始まったばかりですが三連休を絡めて年休を取り、明日ケアンズに旅立ちます。結婚後初めて家族での海外旅行です。子供が来春から小学生になり休ませづらくなること、僕も今の職場なら長期（といっても３日間だけど）休んでもなんとかなること（今度の春は異動濃厚なので）などなど色んな要件が重なり、思い切って行くことにしました。お金ないけど。子供との海外旅行は心配事も多いけど楽しみですね。国内旅行にはない色んな期待をしてしまうのです。子供もそこそこ大きくなった、ひょっとしたらそこ（ケアンズ）に住みたいと言い出すかもしれない、英語に興味を持つかもしれない、家族で移住しようなんて話になるかもしれない…少なくとも家族にとってマイナスになることは一つもないんですよね。お金だけがマイナスかな？（笑）でも、それも一つの投資だと思っています。ちなみに今年のおみくじは人生初の大吉で、旅行に関しては「遠方に行き利益あり」とのことでした。よっしゃ！というわけで、明日から６日間留守にします。行ってきます！

2006.01.06

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世界の貧しい子供たちを救う

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。気が付けば２週間以上も書いていませんでした。更新もしていないのにちょくちょく覗きに来ていただいた方、ありがとうございます。元気でやっています。久しぶりに書き込むのですが、明日からまた更新できる自信がありません。実は猛勉強していることがありまして、不器用なので二つのことを同時進行できないのです。それでもまた気まぐれに書き込みますね。お気に入りリンクしてくださっている方、愛想が尽きたらアンリンクしていただいて構いません。また気が向いたら遊びに来てやってください。ところで…新年にあたり今年の目標！を掲げたわけではありませんが、最近、何かの拍子に自分の「夢」が見えてきたのです。夢が叶いかけてきた、という意味ではありません。いままでぼんやりと「自分がこうしたい」と思っていたことが少し姿を現わしてきたのです。「そうだ！自分がやりたかったことはこれなんだ！」ってな感じですね。ものすごく壮大な夢です。笑わないでくださいね。「世界の貧しい子供たちを救う」そう、世界です。日本ではありません。具体的には何をやるの？何をやるんだろう？それはこれから考えます。「夢は細分化して実現せよ」ってカーネギーは言ってなかったっけ？ヨメさんには相手にされませんでした。ま、それが普通だろうけど。

2006.01.03

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ヒルトンに感謝

この前の土曜日にヒルトンへ行ってきました。ただ、前に言っていたケーキバイキングから予定を変更してディナーへ。目的は二つ。一つはヨメさんの日々の苦労をねぎらいディナーをごちそうすること。もう一つは子供にヒルトン・クリスマス・トレインを見せてあげること。どちらかといえば、こっちがメインかな。別に鉄道マニアじゃなくてもこれは見ててとても楽しい。子供の目が輝いているのがわかる。こんなに家族サービスをすることは実はまれなのです。「子供をいかに楽しませるか」ということは常に考えていることだけれどヨメさんに対するその気持ちは、実はあんまりない。ないというより子供のことで精一杯なのです。お互い様なんだけどね。だから子供のいない夫婦がお互いのことを常に大事にしていることって実はものすごく素晴らしいことだと思うんです。恋人同士もね。もちろん子供がいたってお互いのことを変わらず大事にできる夫婦もいるけどね。とにかく２人を同時に満足させてあげることができて、僕もとっても満足しました。ヒルトンホテルに感謝です。訪れる人を幸せにする。僕はホテルのこういう所が好きだなぁ。

2005.12.13

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株株株

しばらく間が空いてしまいました。書きたいことはたくさんあったのに、ヒマがなかったのです。帰ってくるのが遅くなったり、次の日が早いので早寝したり。昨日も夜から雪が降り出したので、朝に備えて早く寝ましたね。でも忙しかった本当の理由は「株」だったりして。ほんの少しだけど以前からオンライントレードをしてたんです。で、ここにきて株価がものすごいことになってるでしょ？もう寝てられないですよ。というのは大げさだけど、冗談抜きで面白いように株価が上がる。こんなに上がっちゃっていいんだろうか、というほど上がる。バブルのときみたいにならないといいんだけどね。ほどほどにしておきます。

2005.12.13

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うちの子の前で言うな！

今日、トイザラスで幼稚園の友達のママさんに会った。子供の顔を見るなり「あら、リュウくん何買ってもらうの？」ここまではいい。問題は僕への言葉。「今日うちは子供いないのよ。いないうちにサンタさんのプレゼント買おうと思って」・・・ (-_-#)　うちの子の前で言うな！

2005.12.04

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お取り寄せスイーツ

昨日、夕食後にチーズケーキをいただきました。ヨメさんがネットで注文したいわゆる「お取り寄せスイーツ」。朝、クール宅急便で冷凍状態で届いて、冷蔵庫で解凍すること数時間。何気に同封されていたチラシを見ると「楽天総合ランキングで連続１位！」へー楽天で人気なんだ。今調べて見たら、ふむふむなるほど、まだ人気らしい。で、肝心のお味は？…正直に言いましょう。確かにおいしい。でも所詮、解凍したチーズケーキです。できたてのものを近所のケーキ屋で買ったほうが…あくまで僕の味覚ですからね。でもヨメさんも「ふーん…」って感想だったなぁ。ちなみに今日も残りを食べたのですが、昨日よりおいしく感じました。やはりどんな食べ物も「腐る直前」がおいしいのでしょうか…ま、女性はこうやって「お取り寄せ」するのが楽しいんでしょうね。近所のケーキ屋じゃ意味がないんだろうなぁ。冷凍モノなら食べたいときに解凍すればいいんだし。結局どこが魅力なのかわからないまま１個４２０円のケーキを２個いただきました。上の画像は一応アフィリエイトになっていますが特にオススメはしません。もし食べたことがある方がいらっしゃいましたら感想を教えてください。僕の味覚はおかしいのでしょうか？

2005.11.28

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たまにはヒルトン

僕は野山が好きだけど、ヨメさんは街が好き。子供は野山も好きだけど街も好き。最近は暖かい日が多く、今日も子供と広い広い川原でのんびりしてきたので来週あたりは街に出ようと思っています。（田舎者なのです）ヨメさんへのサービスはヒルトンホテルでのケーキ食べ放題。今ネットで調べて見たら「食べ放題」なんて言わずに「デザート・ブッフェ」って言うんだって。お上品だよね。「上品な味わい『アップル＆ハニー・デザートフェア』」子供へのサービスはこれ。冬の風物詩『ヒルトン・クリスマス・トレイン』鉄道模型のジオラマみたいだけど、ものすごくトーマスっぽくて楽しみです。僕の楽しみはねえ…ないですねえ…（笑）いやいや、家族の笑顔が見れればそれでいいです。なんてね。ホテルの１杯１０００円近いコーヒーを飲むことができれば幸せなんです。問題は相応の服をあまり持っていないことなのです。クローゼットにあるのは野山に行くための服ばっかりなのですね。うーん、困った困った。

2005.11.27

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ペロペロの効能

今日もペロペロされて古い角質がどんどん取れていくような気がします。飼主不在の間にペロペロの主の画像を公開しちゃいます。昨日書こうと思って書けなかったことをパステル色さんがコメントしていただいたので今日はペロペロの効能について少し書きます。先日、僕も見ました、あのテレビ。犬が毎日毎日飼主の足を舐め続けたことによって切断を免れたという話。テレビでは犬の舌の絶妙な圧力が血行に作用したのではないかと言っていたけれど僕は「だ液」のせいじゃないかなと思うんです。犬の（たぶん犬に限らないけれど）だ液って、きっと傷を治す力があると思うんです。科学的なことは知らないけれど、消毒作用とかそういうの。人間に飼われている動物以外はケガをしたら自分で治さなきゃいけないもんね。テレビの話は外傷じゃなかったので直接作用したかどうかは分からないけれど。実は僕は小さな頃からケガをしたときに飼い犬に舐めてもらっていたんです。ヒザとかから血を出していたりするとぺロって舐めてくれるんですよね。そしたらさ、なんとなく、本当になんとなくだけど治りが早い気がしたんです。それを親に話したら「犬は自分で舐めて治すからねえ」と言うんですね。だからずっと信じていました。犬が舐めると早く治るって。親も特に止めなかったし。今はそんな親いないでしょうね。「汚い」とか「変な菌が入る」とか言うんだろうな。新聞にも「口移しで食べ物をあげると○○菌に感染する」なんて書いてあったことがありました。ひどい場合は死に至るとも。そんなことで死んでたら僕なんか何度死んでることか。（笑）だからといって決して人に薦めませんけどね。ひょっとしたら、治るのは犬と人間の信頼関係がある場合だけだったりして。なんとなく今そう思いました。

2005.11.23

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きっとあるin本屋

今日も仕事帰りに本屋へ行き、というか行かない日の方が少ないんだけれど昨日ブツブツ言っていた本は買わずに別の本を買いました。何を買ったかはさておき、今日は本屋へ入るときの気持ちの話。みなさんは本屋へ入るとき、読みたい、買いたい本のジャンルが決まっていますか？例えば「ガーデニングの本、何かないかな～」と目的を持っているときと「（なんでもいいから）何かいい本ないかな～」と漠然と眺めるときとどちらが多いですか？僕は圧倒的に後者が多いんですね。本を買う意思はある。でも買いたい本が決まっていない。本屋に入るまで、自分の欲する本が雑誌なのか小説なのか、経済の本なのか政治の本なのか、自分でも全く分かっていない。その時の気分によるので、昨日気になってた「ああ、自己嫌悪」に今日は見向きもしなかった。広大な、あるいはコンパクトなこの本屋の中にきっと今日の自分に合う本がある気がする、そんな気持ちが本屋に誘うんです。そんなときに「これだ！」と思える本があったときはかなりうれしい。本１冊で本当に人生変わっちゃうんだから。きっと目的の本を探している人って１割もいないんじゃないかなあ。「何か今日の自分にしっくりくるもの」を探している人って意外に多い気がする。あるいはみんな単に活字中毒なだけだったりして。

2005.11.16

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ああ、自己嫌悪

仕事帰りに本屋へ行って、何度も手にとって悩んだけれど結局買わなかった「ああ、自己嫌悪」。他人と比べようが無いけれど僕は割と自己嫌悪に陥る。毎日が自己嫌悪の繰り返しといってもいいかもしれません。そんなときによくここにグチグチと書いちゃうんですけどね。でもこう見えて実は楽天家なんです。よくスランプに陥るけれど結構前向きに生きています。一緒に居るヨメさんがため息ついて呆れるぐらい。ヨメさん曰く「前向きというより都合の悪いことはすぐに忘れて同じ過ちを繰り返すタイプ」だそうです。ヒドイ言われようだけど反論できない自分が情けない。本当は買いたかったけれど買わなかった。パラパラと読んでいると「なんだ、俺でも書けそーな内容じゃん」なんて思っちゃって。（笑）でも買わなかった本当の理由は、買って読んだ後、「何でこんな本買っちゃったんだろう…」って自己嫌悪に陥りそうだったから。やれやれ。なんとなく明日買ってしまいそうな気がする。

2005.11.15

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月光

今、何気に外を見てみたら目を疑うほど外が明るくって外に出てみたら信じられないほどの明るい月の光でした。すごいよ。ホントすごいよ。太陽みたいに明るくって、じっと見ていると目が痛くなる。月光で木や電柱や自分の影がくっきりできる。おまけに月の横には真っ赤な火星が輝いていてそれでいて雲は一つも無くてほかの星もクッキリ。今日は満月なのか大潮なのか、今は満潮なのか干潮なのか知らないけれど遠吠えしたくなる気持ちが何となく分かった月夜です。先ほど子供と一緒に寝てしまったのだけれどふと起きて、こうしてパソコンに向かわせるほどの月夜です。今夜もきっと同じ月を全国の人が見ているんでしょうね。誰かの遠吠えが聞こえそうだなぁ。

2005.11.15

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犬だって泣くし。

最近、不覚にも目が潤むことが多くなりました。涙もろい、というほど泣くわけじゃないんですけどね。最近の特徴は「一生懸命な姿」に弱いということ。幼稚園で子供達が一生懸命歌っている姿や踊っている姿を見るともうダメ。自分の子だろうが他人の子だろうが関係ない。なんでだろう…目にゴミが入ったときやタマネギを切ったときは別として、うれしいとき、悲しいとき、悔しいとき、感動したときなどの涙は大脳の刺激が神経に伝わって涙腺から分泌されるらしいんだけど、なんと、その時の感情によって涙の成分が違うんだって。うれしいとき、悲しいときは副交感神経が働いてカリウムが多くて水っぽく、悔しいときは交感神経が働いてナトリウムが多くて塩辛いんだって。それにね、泣いたときの涙にはストレスによって分泌された物質が溶け出していて、涙を流せば流すほどストレスが解消されるらしいです。そう聞くと、泣きたいときには泣いたほうがいいのかもしれないですね。でも幼稚園でパパが泣くわけにいかないしなぁ…よく歳を取ると涙腺が緩むって言うけど、やっぱり歳なんでしょうか？涙といえば、最近ボロボロ泣く犬に出会いました。しかも２匹。しかも両方の実家の犬。うちの実家の犬はご飯を食べてるときに泣くんです。「そんなにおいしい？うれしい？」ってそんなわけないんだけどツッコミたくなる。ヨメさんの実家のほうは退屈してるときに涙がボロボロこぼれてくる。なんだかわかんない犬達だけど、カワイイですよね。

2005.11.07

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寛容と忍耐

今日は近々結婚する同僚のお祝い会をやりました。実は２日前も飲み会だったのですが、その時は「離婚残念会」だったんですね。まあ、６、７人でのこじんまりとした会でしたが。祝日を挟んで離婚残念会と結婚お祝い会に出席したわけですが、僕はなんとなく離婚残念会のほうが好きでしたね。お祝い会だと気持ちの表し方は色々として、伝えることって一緒じゃないですか。「おめでとう！」「幸せになってください」とか。これが離婚となると、色んな意見が飛び交うんですね。「離婚の原因は何だったのか」「そりゃお前が悪いよ」「彼女も我慢が足りないよね」「まあ、済んだことは仕方がないよ」「いや、今後の教訓として生かさなきゃ」「これからまた新しいスタートだよ」「ちょっとうらやましい気もする」てな感じで、それなりに明るく前向きに会話は進みました。語り合いましたね、色々。これがお祝い会だと、とにかく騒ぐ騒ぐ。２人の門出を祝うのは何度やってもいいものです。目が潤むシーンもありました。いやーいいですね、結婚は。それでも僕が２人に送ったのは「結婚とは寛容と忍耐である」という言葉。あまり華やかな言葉ではないけれど、結婚している方なら分かってもらえますよね。この２つが結婚生活にいかに重要であるか。離婚残念会の尾を引いているわけじゃないだろうけどこんな言葉しか思い浮かびませんでした。でもきっと２人の耳には残ってもらえたと思います。ごめんね、こんな言葉しか送れなくて。でも「愛」とか「誠実」とかと同じぐらい重要だよ、「寛容」と「忍耐」。

2005.11.04

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不器用で未完成だったから

ある小説家の全集を手にとってページを開いたら「まえがき」みたいなところに興味深いことが書いてありました。全集に収録されるに当たって以前書いた作品に手を加えた、というのです。文壇の世界ではそれが普通なのかどうか僕は知らないけれどその小説家曰く「当時表現しようとして十分に表現できなかった事柄を幾分なりとも明確にすることが目的」だったそうです。そりゃないよなあ、と僕は思ったわけです。一度完成して世に送り出した作品を、良いものとして仕上げようとする気持ちは分からないでもないけれど当初の作品を愛している読者は何となく裏切られたというか未完成品を掴まされたというか、そんな気持ちを抱いてしまうのではないかと。しかし、その小説家は続けていました。「今、手を加えてすっきさせるよりは、不透明なままの思いを伝えるほうがいいのでは、下手にしか不透明にしか伝えられないこともたくさんあるのではないか」と。考えすぎかもしれないけれど、僕にはそれが人生そのものに思えたんですね。僕らはどんなに前向きに生きていても、今の自分は過去の延長線上にある。１か月前、１年前、１０年前に「ああすればよかった」と思うことはいくらでもある。「あの時あんな風に言うべきではなかった」「あの時の選択は間違っていた」「あの時うまくやっていれば今ごろこんなことにならなかったのに」そう思う自分は、過去の自分より時計の針が進んだ分だけ成長した自分であって過去の自分が選択したことは、少なくとも当時はベストだったに違いない、と思うんです。確かにあの時の自分は、今よりも無知識で不細工で不器用で未完成だったけれど、無知識で不細工で不器用で未完成だったからこそできたことが無数にあって、今の自分があるのではないかと。無知識で不細工で不器用で未完成だったからこそ伝えられた何かがあったのではないかと。僕らの過去は、全集に収録されるからといって簡単に書き換えられる小説ではありません。書き換えたい事実があったとしても、それはそれで当時の自分が選択したベストだったんですよね。僕は別に過去にこだわって生きているわけではないけれど10代の頃に思い描いていた未来・自分の将来像と現実は、やはり少し、いや随分とズレてきているんですね。そのズレ始めた原因は何だったのか、今からでも修正は可能なのか、そういったことを検証するために過去を振り返ることが多かったのですが、それよりもやっぱり未来の設計図をしっかりと書くことが大事なんですね。過去は過去、完璧ではなかったけれど自分が選択してきたことだからいいじゃないか。そろそろ人生の折り返し時点が近づいてきたことだし、ここでひとつ真剣に未来の設計図を書き直してみるか。全集を読みかけて、そんな気分になった一日でした。

2005.11.01

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寝袋から見たい月

今日の月を見ましたか？完全な満月じゃないけれど真っ暗な空に堂々と輝いてすぐ横には赤くて大きな火星？を従えていつも以上に夜空の主役でした。仕事の帰り道、前後に人がいないことを確認してちょっと立ち止まって見とれていました。どれだけボキャブラリーが豊富であっても本当に美しいものを見て感じたことを言葉に出すことはできません。「本当にきれいだ」とか「○○みたいだ」とかも思わないし「わー」とか「おー」とかの感嘆詞さえ出てこない。ただただ、いつまでも見ていたい。そんな気分でした。僕は今までに何十泊もテントで寝たことはあるけれど残念ながら寝袋だけで夜空を見ながら寝たことがない。今日みたいな日は、寝袋から顔だけ出して月を見ながら寝れたらいいなあ。

2005.10.19

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精一杯なので。

先週の金曜日に「役所を改革する秘密結社」なるものから飲みに誘われました。メンバーに入って我々と一緒に活動しないか、という誘いでした。初対面の部長１人、そこそこ知ってる課長１人、職場の先輩が２人、同じく後輩４人。こういう集まりが存在するんです。ちゃんと人事課に許可取って月１で研修室に集まってる。いかにも仕事ができそうなメンバーなんです。精鋭集団っていう感じさえする。で、かつ改革派。そんな改革派の集まりに呼ばれちゃったんですね、僕が。同志だと思ったんでしょうね。確かに間違ってはいない。僕は転職組で保守派じゃないし、いつも組織には不満を持ってるし、このままじゃいけないと思ってるし、今の管理職世代なんてほとんどクソだと思ってる。でも、メンバー入りは断りました。僕の思いもメンバーの思いもベクトルは同じでした。同志ができるということで不思議な勇気が湧いてくるのを感じました。問題は、集まる時間と僕自身のテンションでした。活動は木曜日の夜６時から。僕は火曜日と木曜日のアフター５は「子供との時間」と決めてあるんです。月水金は残業だから、家に帰っても寝顔しか見れない。残るは火曜と木曜しかない。子供だって一日おきにパパが早く帰ってくるのを知っている。火、木の朝は「パパ、今日は早く帰ってくる日だよね？」って必ず聞く。僕は今、職場がどうこう、仕事がどうこう言うよりも自分の家族を愛することで精一杯なのです。役所をよくする、組織を改革する、なんて考えているヒマがあったら家族の笑顔を見ていたい。仕事にはとっくに見切りをつけました。仕事なんて家族を食べさせていく一つの手段以外の何物でもない。生きがいだとかやりがいだとか、そんなことはどうでもよくなってきた。もちろんこの気持ちは、異動になれば変化する可能性はあります。僕は生活保護の仕事を通じて、ずいぶんと心に傷を負いました。そして、そういった現場の人間をフォローできない組織に見切りをつけました。こんな気持ちで一緒に活動なんてできないからね。よくよくメンバーを見渡すと、独身がほとんどなんだよね。まあ、決して保守的になったわけではないけれど、熱い改革は一歩引いた地点で観察させてもらうことになります。がんばれ、若者。

2005.10.18

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スランプ

仕事からの帰り道、沈んだ気持ちを家に持ち帰りたくなくて１時間ほどドーナツショップで息を抜いてから帰りました。お酒ではなくドーナツとコーヒーです。スランプです。テンションが下がりっぱなしです。何ででしょう？理由がわからないので余計沈みます。何事も中途半端な自分に呆れているのかもしれません。毎日毎日テーマに沿ってブログを更新し続けている人を尊敬します。二つのブログを進行させようとしたとたんにテンションが下がってしまったんです。ブログに行き詰まったわけではありません。むしろ原因はブログとまったく違う所にある気がします。それは仕事上のトラブルかもしれないし、家庭内のことかもしれません。なんだろうなぁ　この気持ちは。「なんとなくうつ状態」に陥った時の気分とよく似ている気がします。秋だから？と笑って済ませてみたいけど、そんな気分でもありません。やれやれ。

2005.10.17

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キリゾーとモッコロ

パっと見は、意外と気付かない。

2005.10.14

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「稼ぐが勝ち」？

久しぶりに文庫本を買いました。「ベストセラー　早くも文庫化！」の帯に惹かれて。ご存知ホリエモンの「稼ぐが勝ち」個人的にホリエモンはどちらかというと好き、という程度なのですが、やっぱりこの人に学ぶべき点は多くあります。今の時代の「なんかおかしい」部分を明快に分析できている部分があって、そうだったのかあ、と納得しちゃったりすることが多い。だからものすごくスラスラ読める。単純に分かりやすい。お金の価値観についてはとても同感できないですけどね。どれだけ「稼ぐが勝ち」と言われても「お金があればほとんどの夢が叶う」と言われてもやっぱりそれだけじゃないんじゃない？と思わずにいられない。負け惜しみとかじゃなくて、僕はやっぱり幸せな家庭を築くことこそが一番大切なんじゃないかな、って思っちゃう。お金があれば幸せになれるなんて思ってない。僕は今の息子がいるだけで本当に幸せだと思ってる。誰にも負けない幸せだと思ってる。どんな親だってそう思ってるでしょう。だからみんな幸せな気持ちになれるんです。子供がいない夫婦を否定するわけじゃありません。少し偏屈かもしれないけど、やっぱり子供がいてなんぼ、だと思ってる。ところでホリエモンは結婚してるんですか？子供はいるんですか？そういう基本的なことを実は知らずに書いています（笑）。もう少し書きたいことがあったけど仕事に行かねばならないので今日はおしまい。

2005.10.06

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調査員には優しく

ヒマを見つけては国勢調査に出掛けます。みなさんのお宅にはもう調査員は伺ったでしょうか？もし、国勢調査の調査員が訪問したら、ぜひ丁重に扱ってやってください。適当に話を聞いて調査票を受け取ってくれるだけでいいです。何を隠そう、僕も国勢調査の調査員の１人です。なかなか割の合わない仕事なんですね、これが。１件１件訪問して調査票を手渡すという手法と個人情報を半強制的に書かせるという手法自体がそもそもこの時代には限界にきているんじゃないかとつくづく思います。まず、家人に会えない。会えないことには始まらない。「国調（こくちょう）配った？」がこの時期職員間の挨拶代わりになる。１人当たり５０件から１５０件。原則としてすべて対面で調査票を手渡すことになっている。家に居ない人は徹底して居ない。腹が立つのが、明かりが点いてているのに出てこない人。要は居留守を使う人ですね。あとは突然怒鳴ったりする人も困るなあ。僕は経験無いけれど、たまたま窓から目が合っただけで「覗きだ！」と言われたり、ちょっと庭に踏み込んだだけで「不法侵入で訴える！」と言われたり、そんなことがザラにあるそうです。僕は今回、ワンルームマンションが担当なので徹底して夜に訪問しています。夜９時ぐらいに行くんです。一人ぐらい怒鳴られるのを覚悟して（笑）。でもね、若い人に限って以外や以外、丁寧に対応してくれますね。夜間の訪問にも理解を示してくれる。助かってます。家に居ないのはしょうがないもんね。それは理解できますから。自由な一人暮らしだもん。３０日までは手渡しに励みます。もし無理ならポストに投函することになります。最初からその方法でいいと思うんですけどねえ…。

2005.09.29

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今から釣りに

今日は仕事を休んでチヌ（黒鯛）釣りに行ってきます。いつもは暗いうちに出掛けて、空が白み始める頃から釣るのですが（この時間がたまらなく好き）今日は潮の関係で夕方からの釣りになります。昼間っから釣り始めても釣れないのはわかっているのですが、こうして家にいて準備をしていると、居ても立ってもいられなくなるので準備が出来次第、海に向かって走り出します。結果はボーズで落胆して帰ってくるかもしれないけれど前夜からワクワクしたり、今でもすぐに海に向かいたい衝動に駆られたりと子供のような自分が可愛く思えたりもします（笑）。こうやって一人でのんびりして準備をしながらゆっくりと釣りに出掛けるというのは初めてなのですがとってもいいものですね。子供は幼稚園だし、ヨメさんは出掛けているし。ああ、もうドキドキしてきました。我慢できないです。いってきまーす！

2005.09.15

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気付いた幸せ

今日、道を歩いていてすごくシンプルなことに気付きました。「しあわせとは何ぞや」と。気付いてしまったんです。「大切なものがある」ということが幸せなんだと。「大切なもの」は何だっていいんです。人それぞれ。僕の場合はたぶん、家族。「友達」って人もいるだろうし、まさかと思うけど「お金」って人も…毎日笑って暮らせれば幸せ、好きなことして暮らしていければ幸せ、だと思ってたけど、その根底にはやっぱり大切なものがあるんだろうな。「大切なもの」がない人生ってどんなだろう。大切なものがあって、よかった。

2005.09.06

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パパの宝物

「パパァ、どこか面白いとこ連れてって」「たまには休ませてよ。今日は買物しなくちゃいけないし」とっても不機嫌な息子。確かに土日はほとんど構ってあげることができなかった。だってさ、木曜日に万博へ行って疲れ果てちゃったんだもん。夏休みはほぼ全力で遊んだでしょ。パパもママもお疲れだよ。ちょっとは休ませて。でも子供にとってはどうだったんだろう。夏休みに入った頃、パパは休日出勤が多かった。それを埋め合わせするように８月に入って遊んだよね。海へ行った。無人島で遊んで民宿に泊まった。山へも行った。とっても広いお風呂に入った。カブトムシやクワガタも捕りに行った。盆踊りも楽しかった。おじいちゃんちに何日も泊まった。本当に夏休みらしい夏休みだったよね。毎週毎週パパは何か楽しいことを考えてた。なのになぜ？９月に入ったら遊んじゃいけないの？そうだよね。５歳の男の子はいつだって全力投球。今週は休み、なんて必要ないもの。買物しなくちゃいけないとか、庭を掃除しなきゃいけないとか、カーテンを取替えなきゃいけないとか、ローンの借り換えをしなくちゃいけないとか、全部全部関係ないもんね。よっしゃ、来週は！と言いたいところだけれど、日曜日は選挙なんだよね。ごめんね、この日だけは休めない。土曜日は少しだけ時間があるよ。投票所を設営したら終わりだよ。「パパの宝物はなあに？」ってニコニコしながら聞いてくるんじゃねーよ。「リュウだよ」って言うの分かってるくせに。

2005.09.05

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開票裏ばなし

いよいよ衆院選公示日ですね。僕の関心は、その投票率の高さと開票が終わるまでの時間にあります。この１０年ちょっとの間、すべての開票事務に従事してきました。みなさんが書いた投票用紙をすべて原始的に仕分けするわけです。Ａさん、Ｂさん、Ｃ党、Ｄ党…当たり前ですがすべて人の目でチェックしていきます。中には何のために投票に来たのか疑いたくなるようなものもあります。例を挙げると・ウダウダと政治に対する文句を書き綴ったもの・複数の候補から一文字ずつとって作った名前・単なる有名人（長島茂雄とか）・絵が書いてあるものみなさん色んな思いを投票用紙にぶつけていらっしゃいます。しかし！これらの票（疑問無効票）の選別にどれだけ時間がかかることか！みんな子供じゃないんだから（２０歳以上でしょ）ちゃんと書こうね。気を付けたいのが候補者名のほかに余計なことを書いた票。「○○さん」ならＯＫなのですが「○○さんへ」だとどうなると思いますか？無効！なのです。少なくとも僕のいる市では。（最終判断はその市の選挙管理委員会なので）理由は「候補者のほかに他事を書いたものだから」です。「さん」は単なる敬称なのですが「～へ」は他事なのです。「○○さんには入れたくない！」と書いたものと同等に扱われるわけですね。「そりゃあないだろ」と僕が思ったものの一つに、「サザエさん」が有効票になってしまったというものがあります。本人はきっと候補者を絞りきれずに「サザエさん」と適当に書いたものと思われますが、たまたまその選挙の候補者に「○○栄（サカエ）」という候補者がいたのです。何で「○○さんへ」が無効で「サザエさん」が有効なの？ちなみに広島６区で「ホリエモン」は間違いなく有効です。「静香ちゃん」でも大丈夫だと思います。「プッ」と笑えるようなものがあったら、また報告しますね。

2005.08.30

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台風vs人間＆ハチ

東海地方から関東地方にかけて台風が近づいています。子供のころ、台風が近づいてくるとなぜかワクワクしませんでしたか？学校が休みになるかも、なんて期待はもちろん、雨戸を閉めたり、犬を玄関に入れたり（笑）する非日常さが僕はとても好きでした。大人になった今は、やはり自分の家のことを心配したりして「来ないほうがいい」と思えるようになりましたが、それでもやっぱりノンフィクションの非日常さにワクワクすることがあります。市役所で働いていると、台風など災害時に緊急出動することがあるんですね。普段は住民票を交付している人も選挙の仕事をしている人も、非常時には市民の生命と財産を守るための仕事に就くことになる。僕はこういった仕事が嫌いじゃなかったんです。一年に一度や二度は一晩中働くことがありました。ひたすら土のうを作ったり、雨に打たれながら排水ポンプの番をしたり、胸まで水に浸かって安否確認に行ったり、倒れた街路樹をどけたり…なんだかすごく最前線って感じがするじゃないですか。いつもと違う仕事で新鮮味があるし、何より市民の役に立ってるという実感があるし。でもね、本当は人間の弱さが丸見えだから面白いんですよ。普段は自然に対して傲慢な人間が、台風に関してはなすすべなしでしょ。ひたすら過ぎ去っていくのをじっと耐えてる。どれだけ科学が進歩しても台風の進路は変えられない。風に耐えうる建物を造って、溢れることなく雨水を海まで流して、まったく被害が無かったからといって、決して人間の勝ちじゃない。貴重な雨をもたらしてくれたことに感謝しなくちゃいけない。明日は進路を東に取り、出勤することなくぐっすり眠れることを祈ってます。（関東地方の人ごめんなさい）そうそう、今年はアシナガバチが軒下に巣を作らなかったんですよ。去年は取っても取っても作りに来たのに。今年はあまり上陸しないってなんでわかるのかなぁ。それにしても、台風が多い年だけ人間の頑丈な住処を頼ってくるハチってカワイイですね。

2005.08.24

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スランプ

明日から１泊で長野県の善光寺というところに行ってきます。かなり大きなお寺で中部地方では知らない人はいないほど有名なお寺です。目的は単なるお参りや観光ではなく、納骨。今年５月に永眠した義父です。だからちょっと神妙♪とはいえ費用はすべてヨメ実家持ちでかなりいいホテルに泊れるので楽しみ♪…最近ちょっとスランプです。プライベートは何も問題なくて、仕事だって順調。なのになぜ？　ここブログに向かうと言葉が出てこない。書き始めた小説も進まない。言葉が出てこないんです。書きたいのに。まあ、深く考えるのはやめにします。明日は片道４時間ドライブなので寝ることにします。

2005.08.18

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BE-PAL再開

久しぶりにＢＥ－ＰＡＬを買いました。たぶん６、７年ぶりかなぁ。構成もコンセプトも変わっていなくてホッとしました。十代の終わりごろから１０年近く買い続けていた雑誌です。買わなくなった時期は、独身時代の終わりと重なるような気がします。つまり「自由な時間」がなくなってしまったんですね。ＢＥ－ＰＡＬは、自然との楽しみ方を教えてくれる雑誌だと思っています。決して押し付けでなく「こんな楽しみ方もいいんじゃない？」ってヒントというかキッカケというか新鮮な視点を与えてくれる。他のアウトドア雑誌では真似できないコンセプトですね。僕は独身の時には「Outdoor」や「ガルヴィ」などの雑誌を含めてアウトドアに関する本ばかり月に５０００円ぐらい買っていたような気がするけれど本当に楽しみを与えてくれたのはＢＥ－ＰＡＬだけだったような気がします。そんな愛すべき本を買わなくなってしまったのは結婚を境に、今までのように自然と戯れることができなくなってしまったからかな。「時間」だけじゃないんです。僕はどちらかというと常人からみると「無茶だ」と思える「冒険」が好きでした。若さゆえ、勇気と無謀を履き違えていた時期もありました。「冒険」には当然にリスクが付きまといます。死ぬ事だってあるかもしれない。そんなリスクを避けたアウトドアライフなんて面白くなくなってしまったのです。子供が大きくなって、やっと考え方が変わってきました。リスクを最小限に抑えながら「子供に冒険をさせる」こと。大げさに言うと、それが最大の楽しみになりつつあります。そんな変化もあってＢＥ－ＰＡＬを買ってしまいました。アウトドア、特にキャンプに関しては、自慢じゃないけれど本から得られる知識はもうほとんどない。本を書いてやりたいぐらいです。僕が欲するものがＢＥ－ＰＡＬに詰まっているんですよね。たった４５０円でワクワクしてきました。最近は純文学ばかり読んでいたけれど、やっぱり風に吹かれるほうがいいなぁ。

2005.08.17

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夏を焦る

夏休みが始まってはや１週間。別に自分の夏休みがあるわけじゃないけれど、なぜか焦る。ああ、こんなこと（たいていは仕事なんだけど）してたら夏が終わっちゃうよ。子供とロクに遊べないまま幼稚園の夏休みが終わっちゃうよ。まだ１回も海水浴に行っていないのにお盆が来ちゃうよ。少しずつ日が短くなってるのを感じると焦っちゃうよ。たぶん休日出勤が多かったせいなんです。貴重な休みを仕事でとられて遠出をしていないせいかな。子供とプールに行ったり、カブトムシを捕りに行ったりしてるけどやっぱり海辺でキャンプもしたいし高原で涼んでみたい。たぶんどこの役所でもそうだろうけど、お盆休みというのがないんですね。８月１５日も営業？してます。僕が勤めている役所は、そのかわりに厚生休暇といって年間で６日間好きなところで休んでください、という制度なのですが、お盆休みじゃあるまいし、いくら公務員がヒマそうに見えても１週間も連続で休みを取る勇気のある職員なんてまずいない。まあ、混み合うお盆を避けれるという意味では優れた制度だとは思うけど。あ、思い出した。梅干をまだ干してないんです。今年初チャレンジしました。これも焦りの原因かなぁ。まだまだ夏は長いよね。いや、やっぱり短いよなぁ…早く休みを取りたいなぁ。そんな思いが仕事を片付けるエネルギーです。

2005.07.27

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来るカブト、去るカブト

ここ何日かパソコンの前に座るのが夜の１２時ぐらいになってしまって結局ブログも更新できずじまいでした。書きたいことたくさんあったんだけどなあ。昨日と一昨日はカブトムシを採りに行ってたんです。そんなに真夜中じゃないんですけどね。「子供のため」とか言いながらいつしかパパの方が真剣になってる。よくあることです（笑）。前回書いたのですが、すでに我が家には１０匹以上のガブトがいます。幼虫から孵る楽しみを味わったその次は、やっぱり昆虫採集！どうしても自然の中で木に群がるカブト・クワガタを見せてやりたくて夜な夜な森の中を徘徊していました。暗い森の中で懐中電灯を照らすと昆虫の目が光るんですよ。キラッって。もちろん子供の目は暗い中でも輝きっぱなし。２回目の昨日は、自分の子供だけでは飽き足らず近所の子供も連れて行きました。その子の父親はそういう分野に疎いって知ってたから。父親に興味があろうがなかろうが、男の子は絶対昆虫が好きですからね。さてさて我が家のカブトくんたちはもう全部で何匹いるかも分からない状態です…捕まえて来たカブトとは別のカブトを昨日の夜、少し逃がしてやりました。遠く離れた高原で生まれ、我が家で育ったカブトムシたち。死ぬ前に全部逃がしてあげよう、と子供とは約束しています。でも少しだけでいいから卵を残していってほしいな。大事に育てるから。

2005.07.25

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斎藤の夏

最近、食後にカブトムシを眺めるのが習慣になりました。ひたすら食べてるヤツとかケンカばっかりしてるヤツとかいて面白いです。時代は変わってもカブトムシの魅力は変わらないですね。田舎の知り合いから幼虫をもらってきたとき、「不思議とメスばっかりなんだよな」と言われたのですが、なんのなんの、我が家にきた１１匹の幼虫のうち９匹がオスでした。友達にあげた２匹もオス。あと１匹だけサナギから孵っていないのですがそれにしてもなんか男子校みたいでむさ苦しい。もちろんカブトムシなんだからオスがいいに決まってます。でもね、紅一点の姫（←と名付けました）を見てるとなぜかカワイイ。昔から全く魅力を感じなかったのに、売られているのは哀しいほど安い値段なのに、こんなにいとおしく思えるのはなぜ？市販の飼育ケースでは狭いので、衣装ケースに金網を張って大きな飼育箱を自作しました。ここに本物のクヌギの木を入れてリアルな環境を作り出したのですが、「姫」は別にしました。だって姦られちゃうもん。本にもちゃんと書いてあるんです。オスとメスは別にしないとすぐに交尾をして産卵して早死にしてしまうと。そんなことはどうでもいいんです。一人娘の姫がオスに（しかも兄弟に）後ろから抱きつかれているのを見たときに思わずオスを蹴散らしちゃったんですね。ああ、娘を持つ世の中のお父さんはこういう気持ちなんだな、とカブトムシを見て勝手に理解していました。ちなみにオスの名前は、最初は「斎藤さん」にしていたのですがあまりにうじゃうじゃ出てきたので今は誰にも名前を付けていません。「斎藤さん」の名前の由来がわかった人は名乗り出てくださいね。僕は夏になるといつも、カブトムシがスイカに飛び込んで行くシーンを思い出します。「斎藤の夏」

2005.07.20

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ヒグラシはカナカナ？

街の中の大きな木から聞きなれない声が。「？」耳を澄まして「ひょっとして？」そして「！」そう、もうセミが鳴く時期になっていたんですね。地域によっていろいろかもしれないけれど、僕の住む地域ではやっぱり一番乗りはニイニイゼミ。少し遅れてアブラゼミが鳴き出し、夏休み真っ盛りのクマゼミ。夏休みの終わりを告げるツクツクボウシは、今聞いても哀愁を感じさせます。しかし、２年前に越してきたこの街は一味違う。なんと！ヒグラシが鳴くんですね。「なんだそんなこと」と思ったアナタの家は相当な田舎では？（笑）まあ、地域によっては珍しくも何ともないでしょうね。でも僕にとってのヒグラシは、遠く山深いキャンプ場での思い出しかないのです。朝夕の静かな森に響く、あの「カナカナ…」という神秘的な鳴き声。家にいながら聞けるなんて、それだけで越してきた価値がある（ちょっと大げさ）。そんな街ですが、子供たちがセミ捕りするには実は向いていないんですね。都会の方がずっと捕りやすい。だって適度に枝を払った木に所狭しと集まってくるんだから。木が限られた場所（神社や公園）にしかない分、セミも集中するんです。この街なんか、公園の木はまだヒヨッ子だし、周りは山だから子供のタモで簡単に捕れるところになんかいやしない。夏休みに「田舎のおばあちゃんちでセミ捕りをしました」なんて絵日記がすごくサマになるけれど、あれは現実的じゃないですね（笑）。せめてカブトムシぐらいじゃないと。ところで僕はヒグラシの鳴き方の表現がどうもしっくりこないんです。どんな文献にも「カナカナカナ…」としか書いていないけどあの声の美しさは、そんな単純に表記できないと思うんです。「ジージー」「ミンミン」「オーツクツク」、彼らはそれで十分です。でもヒグラシだけは全然物足りない。誰かあの美しさを何とか表現してください。お願いします。

2005.07.12

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あとがき

自分で昨日の日記「産まれるということ」を読み返してみたのですが、生後間もない赤ちゃんを見たからこそ、書けた部分が大きいですね。何が言いたいのかというと、僕が書きたかったことは「生後１、２日」の赤ちゃんを見たからこそ感じたことであって、これが「生後２週間」とか「１か月」とかでは全く感じ方が違っていたと思うんですね。ついさっきまでお腹にいた、今はここで息をしている、それがとっても素晴らしいことだと思っちゃう。僕があの日、産婦人科に行かなかったら、赤ちゃんを見に行くのが１か月後だったら、きっと「かわいいね」で終わってしまっていた気がします。今日は出産に絡めて、生活保護を受けながら出産することについて書こうと思ったのですが、何となく気分が悪くなりそうなのでやめることにしました。幸せの余韻を残しながら、今日は終えることにします。今日は何グラム大きくなったかな？赤ちゃんの細胞分裂の多さ速さもすごいだろうけど、母親・父親としての成長のスピードだって負けてないかもしれません。第三者である僕は、太陽の黒点ぐらいしか動いていないけど。

2005.07.08

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忘れることも大切

義父の四十九日の法要が本日無事終わりました。さて、この間僕が我慢（謹慎）していたものとは…１　釣りに行くこと（どうしても殺生してしまうから）２　「エンタの神様」を見ること（なんとなく不謹慎だから）でした。エンタは今日さっそく見ましたよ。ヨメさんと一緒に。釣りは再来週ぐらいに行こうかなぁ。まだ梅雨だし。しかしまあ、葬儀の時にはあんなにしんみりとしていたメンバーが７週間後には大笑いで故人を懐かしむなんて…受験の時には一度覚えたことを二度と「忘れない」脳に憧れたのですが、悲しみや憎しみなどはある程度「忘れる」ことが必要なのかもしれません。小さい頃からずっと一緒だった犬が死んだ時、大泣きして「絶対にこいつのことは忘れない」って誓ったのに時が経つにつれて命日さえうっかり忘れてしまう自分のことがすごく薄情なヤツに思えて哀しくなってしまったことがあります。でも、やっぱり人は忘れることも大切なのかもしれません。最愛の人を失くしたからといって、何年も何年も泣き続けていては一歩も前に進めませんからね。それでも大切なことを忘れないために、仏壇やお墓があるのかもしれません。四十九日のつぶやきでした。

2005.07.02

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喜び度３０

今日一番悔しかったこと。それは僕がヨメさんに買ってあげようとしたものとヨメさんが欲しかったものが一致したこと。普通は喜ばしいことと思うでしょ？それが違うんだなぁ。指輪とかそんなんじゃないんです。最近彼女がお疲れ気味だったから、仕事の帰り道に栄養ドリンクでも買っていってやろうと思ったんです。で、ついでだから「ドラッグストア寄るけど何かいる？」ってメールしたんですね。そしたら「ソフラン２つとチオビタ買ってきて」チオビタ？それは栄養ドリンクでは？買っていこうと思ったのに。僕としてはさりげなく「はい、これでも飲みなよ」って渡したかったんですね。それなのにさ、なんだか頼まれて買ってきたみたいじゃん。彼女としては欲しいものが手に入って満足度１００でしょうね。でもさ、喜び度はきっと３０ぐらいなんですよね。例えばこれがダイヤの指輪だったらどうだろう。僕が誕生日のプレゼントにこっそりと指輪を買っておいてビックリさせてやろうと思っている。ある日彼女がモジモジと言う。「あのね、誕生日のプレゼントに欲しいものがあるの。それはダイヤの…」おねだりして買ってもらった彼女の喜び度は１００かもしれないけど、僕があらかじめこっそり買って渡したらきっと３００ぐらいにはなるんじゃないかな。「ちょうどそれを買おうと思っていたんだよ」なんて言ったって後の祭り。それが疑いのない事実であっても喜び度は回復しないんだろうなぁ。「チオビタ」の文字を見て落胆した今日のつぶやきでした。

2005.06.22

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冷房は控えめに

「クール・ビズ」なにやら突然降って湧いたような言葉ですが、環境をテーマにした愛知万博との絶妙なタイミングで今年の夏は定着しそう？ですね。実は十年以上も前から、我が役所ではサマーエコスタイル？を導入していて６月から９月の間、半袖ノーネクタイは許されていました。ただ役所内は許されても世間では？？な格好でしたね。今年の環境省の呼びかけに「何を今さら」感があったのは否めないのですが、ようやく「冷房２８度、ノーネクタイ」が認知されてきたかと思うと心強いものはあります。だってね、来庁者の方から「暑いなー役所は。冷房入ってるのか？」と聞かれることもしばしばあるのです。そりゃあ僕らだってガンガンに冷房かけたいですよ。ノーネクタイをけげんそうな目で見る人たちもいますしね。冷房で思い出したのですが、まだ１か月以上も前、確かに暑い日でしたが、お金がなくて生活保護を申請したばかり、という家庭を訪問したらガンガンにクーラーがついていたことがありました。あきれちゃいますよね。明日食べるお金がないって人が来月の請求のことを考えずに電気使いまくってるんですから。その後に訪問した家庭もまたクーラーをかけていて「なんなの？この人たちは？？」と思った覚えがあります。かつては、生活保護世帯ではクーラー保有が禁止されていたのにね。

2005.06.13

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誰が買うもんか

昨日、名古屋駅の付近を歩いていたら道端で２０歳そこそこの若い男性３人が路上であるものを売っていたんです。「あるもの」とは…なんて説明したらいいんだろう？ほら、ハガキ大の紙にちょっと味のある字で人生訓みたいなものを書いたヤツ。相田みつをさんが初めなんでしょうか？最近まがいもんみたいなの多いですよね。僕は彼らがそれを売る姿を見て、すごく違和感を感じたんです。まあ、あれはあれで書として一つのスタイルとして確立されているようなのでマネしてるとかそういう批判はなしにしておきます。僕が気になったのは、彼らが若すぎるということ、彼らが３人並んで同じようなものを売っていたということ、なんです。彼らの作品には、何が書いてあったのかは覚えていません。覚えていないほど薄っぺらな内容だったとまでは言いません。でも、見るからに大して苦労もしてなさそうな２０歳そこそこの、しかも、いかにもフリーターで好きなことやってます、という風貌の若者が書いた人生訓をいったい誰がありがたく買うんだろう？しかも３人並んでさ。それぞれオリジナリティを出しているみたいだったけど、３人並んでいれば、それはオリジナリティではなく「誤差」程度のもの。僕も遊園地で並びつかれて心までグッタリしてたんでしょうかねぇ。「ふん、オメーらに人生語られたくねえんだよ」なんて毒づいてしまいました。いや、直接言ったわけじゃないですよ。彼らには何の落ち度もないし。でもやっぱり若者なら若者らしく人生訓ではなく青春を叫んでほしかったなぁ。「答えておくれよ　これは愛なのか」とか「金で買える自由が欲しいのかい？」とかね。尾崎のマネじゃダメだけど。

2005.06.07

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連休します

日曜日のバーベキューは予定通り？途中から雨。それでもタープの下でのんびりと過ごしました。２日は出勤し、夜は親友からのお誘いがあり、久々の深夜帰宅。次の谷間の６日は、職場のみんなは遠慮して？誰も休みを取らないので代表して休みをいただきました。せっかく休みをいただいたので、明日から２泊３日でちょいと旅行に行ってきます。というワケで、少しの間ブログの更新が止まります。久々に連休らしい連休を過ごしています。出勤もしたけどね。大型連休の人も全然そうでない人も、本当に気持ちのいい気候なので今の「風」を思い切り受け止めましょう。こんなに気持ちのいい風は、１年のうちでもそうそうないですからね。

2005.05.03

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花形と掃き溜め

大学を卒業後、民間企業に就職した僕は、会社の中では最前線の営業が花形であり、総務などはいわゆる「掃き溜め」という印象が強かったんですね。実際そうだったし。事情があって市役所に転職して配属された部署は「総務課」。「あちゃ～」と思いましたよ。ところがね、仕事していてだんだん分かってきたんです。ここは民間企業と違って総務・財政・企画が「花形」であって住民票や戸籍、税金、福祉、建設などの現場（＝最前線）は・・・だと。あくまでこれは僕の個人的な印象なのだけれど、どう客観的に見ても職員の質が明らかに違う。僕が最初に育てられた部署の職員は、本当に仕事熱心で定時で帰る職員なんて誰一人いなかったし、有休もほとんど取らなかった。いつも質の高い議論を交わし、本当に忙しくて、僕が一般市民だった頃に描いていた役所の職員像とは全くといっていいほど異なっていた。ところが現場の職員はどうだろう。普段の業務は「ことなかれ主義」が蔓延し、そこには改善、効率化という言葉はなかった。いかに有休を取るかということにエネルギーを費やし、実際年間２０日消化を達成する職員もいたほどだ。最近でこそ財政難のあおりで経費削減が積極的に行われるようになってきたけど、それだって財政・総務部門がイヤというほど尻を叩かないと動き出さなかった。本当に同じ公務員としてあきれちゃう現状が目の前にあったんですね。もちろん全員がそんな人ばかりじゃないけれど、割合は圧倒的に多い。僕の職場におけるストレスは、そういう環境の中で生まれたんです。生活保護のケースワーカーだって半数は本当に仕事熱心だけど残りの半数は「嫌々やってます」という雰囲気が見て取れる。上司だって悪い人ではないけれど、尊敬できる上司とはほど遠い。だから僕はかつての仲間、すなわち仕事に対する価値観が同じ仲間と語り合うと何ともいえない安心感を味わうんです。僕のように、いや、それ以上に仕事に取り組み、悩み、苦しんでいる仲間だからこそ分かり合えることがたくさんあるんです。今の仕事の内容なんてまるで関係ない。大事なのは仕事に対する価値観だけ。そんな古い職場の仲間からの誘いで、昨晩も飲み会でした。誰も口には出さなかったけれど、僕のために企画してくれたことは分かりました。そんな人たちに支えられて仕事をしています。ありがたいことですね、ホントに。

2005.04.29

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４月２５日

JR福知山線脱線事故（平成17年４月25日）、中華航空機墜落事故（平成６年４月26日）、チェルノブイリ原発事故（昭和61年４月26日）。この３つの事故が４月25日と26日の両日に集中しているのは偶然でしょうか？なぜこんなことを考えてしまうのかというと僕の誕生日が４月25日だからなんです。誕生日の前後にあまりよくないニュースが流れるというのは気持ちのいいものではありません。だから記憶に残ってしまうのです。そうそう、尾崎豊が自殺したのも確か４月25日でした。あんまり関係ないだろうけど。来年はいいことが起こるといいな。

2005.04.28

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浮気セラピー

一晩を共にしたラブラドールのメス犬に恋をしてしまいました。誰がってこの自分が、です。もう会いたくてたまらない、また泊まりに来てほしい、道端でバッタリ会わないかな…真剣にそんなことを考えています。うちの家族はすごく犬好きなんですね。自分の家で飼えばいいんだけど、色んな事情があって今はダメ。近所の犬もべらぼうに可愛がっちゃうから、散歩を請け負ったりすることもある。この前は家族で旅行に行くから、といって一晩預かったんですね。そりゃもう楽しみでした。今夜は離さないぞ、って。深夜にリビングで二人（一人と一匹）でまったりしてるとベタベタと寄り添ってくるんですよ。その仕草がなんとも色っぽい！もちろん初対面の相手ではないけれど、彼女もちょっと大胆ですよね。もう可愛くって抱きしめたくなる。人間じゃないから思い切って抱きしめることもできる。ヨメさんに見つかってもとがめられない。公認の浮気。心が疲れているときは、アニマルセラピーが効きますね。撫でてるだけで癒されるし、目と目で会話してるとどうしても微笑んでしまう。そんな相手、人間では絶対に考えられないもんね。ま、そんなことがあって、よく彼女のことが頭に思い浮かびます。どうせ夢でうなされるなら、彼女の夢がよかったなぁ…

2005.04.21

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告白部屋

絶不調の時は自分の生き方にさえも自信がなくなっちゃうもんですね。「自分の生き方」なんてカッコイイものは何もないけど「この先どうやって生きていこう？」なんて考えてしまいます。プライベートでいる自分のことはすごく好きになれます。人がうらやむような生活を送ってるわけでもないし、そもそも他人にどう思われようが基本的に気にしない性格なのでとってもマイペースで平凡な人生なんですが、今のところ不満はありません。仕事をしているときの自分が好きになれないんですね。今だけならいいのですが、この先ずっと今のままだったらどうしよう、と。本当は公務員なんて向いてないんじゃないだろうか？そもそも接客業自体が苦手なんじゃないか？いっそのこと頑固さを生かして職人として生きれる道はないだろうか？いろんな事を考えてしまいます。すごくカッコ悪い。だいたい、いい歳した男がこんなところでグチグチ書いていることがカッコ悪いんですよね。１週間ぐらい前からそれに気付いていて、もうやめようと思ってはいたのですが、気分が乗らないときにくだらないエッセイなんて書けないんですよね。無理に明るく振舞って楽しい話題を書くという器用さも持ち合わせていないので…いつも訪問してくださるみなさん、浮上するまでもう少々お待ちください。つまらない日記しか書けませんが、僕はここでしか弱音を吐けないんです。職場ではリーダーシップをとらなければならないし、家庭では良きパパ、良き夫でなければならないんです。ヨメさんにはずいぶん弱いところも見せてはいるんですけどね…そう、今書いてて気付きました。本当に僕はここでしか弱音を吐けないんです。でも、弱音を吐ける場所があって、よかった。

2005.04.12

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あとがき

忘れることも大切

喜び度３０

冷房は控えめに

誰が買うもんか

連休します

花形と掃き溜め

４月２５日

浮気セラピー

告白部屋