[about 台湾or中国]の記事一覧 | <夢発信>　ａｚ☆我が道を行く

台湾留学時代を思い出す

最近、台湾でのことを思い出す。また台湾に行きたいと思う。留学時代に1年住んで、もうしばらくはいいやと思っていた、台湾に。昨日、以前のルームメイトの中国人の女の子に会うべく、彼氏ともども銀座付近へ出かけた。私が出た後に入った新しい台湾人のルームメイトと、その友人なども来ていた。久しぶりに台湾の話をした。よく利用したMRTの駅だとか、夜市のことなども話した。中国語が上手く喋れなくなっていたのはちょっと悔しかったけど（「ちょっと」なのは使用してないから当たり前だと自覚しているからか）、妙に懐かしくて、楽しかった。今日は、久しぶりに「五月天」のCDを聞いた。大晦日のときの総統府でのライブが思い出されて、気持ちが湧き立った。と同時に、遠恋時代のことも思い出された。北京に向かう飛行機の中で、彼らの曲を聞いたっけ。その時も自然に涙がこぼれたけれど、今日も涙してしまった。歌詞の意味はよく分からないが、メロディーが美しくて、切ない。今度は、歌詞もじっくり聴いてみよう。

149…海賊版消える!?

小テストも終わり、ホッと一息ついてる午後。最近、台湾情報を何も書いていないことに気づく。はてさて、何かあったかなあ。最近のこの単調な毎日では、あまり書くこともないなあ。と、思いつつ、思い返してみたら……。あ、あった！昨日友人から聞いたところによると、台湾で有名な海賊版VCD(Video CD)の取締りが厳しくなっているらしい。理由は、WTO加盟のせいで著作権の取り扱いが厳しくなったせいだ。と言っても、加盟したのは2,3年も前のこと。その時に台北市内の海賊版CDは一掃され、夜市で隠れて売っていたりもしたが、VCDなどは普通に海賊版が店頭に並んでいたのである。著作権がきちんと管理されることは喜ぶべきことだが、安さの恩恵をうけていた身には、少しばかり辛いものがある(日本連続ドラマ 1セット250～300元位 1元≒3.2円 )。友人が欲しかったのは日本ドラマのVCD。伝え聞いた彼女は、｢そんなばかな｣と思って実際に夜市に行ってみた。が、お店の主人に売っていないと言われ、すごすごと帰ってきたそうだ。私も、帰国の時に買って帰りたいVCDがあったのに……。今となっては、この前行った時に買わなかったのを後悔するばかり。いや。もしかしたら、どこかでまだ売ってるかもしれない。台北市で消えた海賊版だが、他の都市では売っていたりもしたから。台湾から海賊版が消える日がくるのかしら?台北市だけでも、こんなに時間がかかってるんだもの。でも、規制がかかっているだけ、マシなのかしら。中国大陸は、まだまだ兆しさえ見えないもの。正規版を見つけるほうが困難だと聞くものね。でもでも、日本のCDやDVD、もっと安くならないかしら。ちょっと高すぎると、思いません?(台湾は、正規版アルバムでも400元でお釣りがくるわよ、半額以下なのよ)

141…え?中国語??

相変わらず天気がよい台北。今日は、久しぶりに言語交換の友人(台湾人)に会い、一緒にお昼ご飯を食べ、２回目のお出かけをした。行き先は、国立歴史博物館。MRT中正紀念堂駅から西に6,7分歩いた所である。台北にいるのもあと1ヶ月なので、まだ行っていない所をできるだけ見たいと思ったからである。さすが国立だけあって、入場料は学生がたったの10元(大人20元　1元≒3.3円)。しかも、最近改築したのか、中もきれいであった。展示物は、中国大陸の陶器や玉などなど。高校生の時に習った世界史を思い出しながら、現物との対面をかみしめようとしたが、あの時ほどの憧れなどはもうないらしく、何も感じられなかった。感じたのは、ただ一つ、己の記憶力の衰えだけか?幸いなことに覚えていたもの、思い出したものも幾つかあったので、それなりに楽しめた。台湾の博物館に行くと感じる奇妙な感覚。それは、台湾という小さな島に、中国大陸の博物が大量にあること。故宮を見れば一目瞭然だが、それらは蒋介石とともに海を渡ってきたもの。それらを見るたびに、戦争中だったはずなのにどこにこんな余裕があったのだろう、と疑問に思う。陶器などは、割れやすく、扱いも大変なはずだから。帰りに、植物園を散策し、友人が近くにいたご老人にもとよりのMRT駅を聞いてみた。？？？側で聞いたいた私には、そのご老人が何を言っているのかよくわからない。台湾語でもないようだし、さて…。友人に聞くと、どうやら山東省の人らしいことがわかった。山東省の訛りは聞き取りにくいと聞いたことがあるが、なるほど、と思った。植物園の出口で、また別の３人組に聞いてみた。今度は、北京とその他どこかの訛りの中国語であった。訛りからして、今日会った彼らは、(蒋介石と一緒に台湾に渡ってきた)外省人であろう。植物園に来る外省人の割合が多いのか、付近に住んでいる割合が多いのかは定かではない。来た事のない道を歩き、違った雰囲気を味わいながら、少し疲れた足で帰途についたのであった。

136…わ～、本物だ！

昨日、夕方から友人と２人で故宮博物館へと出かけていった。お目当ては、映画｢十面埋伏｣のプレミアム試写会に来るという映画俳優。中でも章子怡(チャン･ツィイー)である。中間テストの前日、しかも見れる保証はないのだが、背に腹はかえられぬ境地で出かけることにした。着いてみると、試写会会場までの階段にハリウッドさながらの赤絨毯が惹かれ、ムードが漂っていた。あまり人のいない所に陣取りながら、開始までの45分をわくわくしながら過ごす。やがて予定時刻の7時になったのだが、そこは台湾。予定通りに始まるわけがない。堂々と遅れてくるプレミアム招待客をうらめし気に見つめながら、今か今かと待っていた。8時になり、ようやく下の方が騒がしくなった。テレビも、監督らが着いた様子を映し出している。やがて、彼らが近づいてきた。場所が悪かったので正面から見辛かったのだが、章子怡の正面からの顔を一瞬だけ見ることができた。試写会会場に入る時、歩いているその横顔を見ることができたのだが、私たちの側の人が金城武の名を呼び、彼もその声に答えてくれたので、真正面から顔を見ることができた。生の彼は、ブラウン管やカメラのレンズを通した彼とは違って見えた。さわやかで、かっこよかった。友人は、帰りのバスの中でもその事をずっと思い出していたらしく、彼の話題で持ちきりだった。隣にも日本人の二人組みがいたのだが、彼女らはこのためにどうやら日本からやってきたらしい。一目見るために…。こんな熱狂的(?)なファンもいるのかと実感した瞬間であった。さて。お目当ての章子怡はと言うと、報道陣に答えて笑っていて、その様子とメイクをした顔が、当たり前ではあるが映画やCMの中で見せる顔と違うので奇妙な感じがした。ドレス姿がとても素敵で、スタイルもよくて、関係者に囲まれながらあっという間に入り口に吸い込まれていく様子をぼーっと見ることしかできなかった。会場に入れない私たちは、帰途に着くしかなく、さっさとその場を離れた。帰宅してからは、久々の遠出で疲れたのか、テスト勉強もせずに寝てしまったのだが、今日は何とかテストをこなすことができた。明日は特別活動で授業もないので、予習にかられることもなくゆっくりと過ごすことができる。さて、これから家に帰って、昨夜見れなかった｢大長今｣の再放送でも見るとするか。・・・その試写会に招待された方がいたのです！羨ましいぃ～～～!!!詳細はこちら→台北マダムさんの日記

123…台風直撃！

台風がやってきた！のだが、それほど凄くなく、拍子抜けしてしまうほどである。この前の雷雨に比べたら、どうってことないわ。やはり台湾のメディアは騒ぎすぎて、正確な情報が得られにくいのね。そういえば、先生が面白いことを言っていた。日本人と韓国人の学生はやたらと｢たぶん(応該)｣をよく使う。文法的には間違っていないのだが、何だか変な感じがするらしい。そこで、私たちが出した結論。日本や韓国では直接的な言い方を避け、控えめに言う習慣があるので、そのせいではないか？それも過ぎるとどうかとも思う。が、中国系に見られる｢自信を持っての返答｣にも、困るのである。道を聞いた時、間違った方向を教えてもらったことが何度かある。勘違いならやむ得ないが、それでも自信がないなら一言｢分からない｣と言ってくれたら助かるのに、それをしないのは面子のせいだろう。と、90％推測が当たっていることを知っていながら、それでも｢だろう｣を使う私は、日本人思考なの｢だろう｣。天気予報も、ほかのニュース番組も、新聞も、そもそも正確性などどうでもいいのかもしれない。毎日裏の取れないニュースを垂れ流しにしても、訂正記事など見たこともないのだから。何事も参考程度にし、自分の感性を大切にする方が良いのかもしれない。