逆鱗
別に私のダーリンは龍ではないのだが、逆鱗を持っている。どこに持っているのか、場所が明白でないので厄介なこと極まりない。基本的に話しかけるタイミングを間違えると、海原雄山が奥様を叱り付けたように、私も叱咤される。しかるに、「私の家には海原雄山がひとりいるのだ」という認識と自負を持って最近は生きている。といいながら、さっきも叱られた、で、ひとつ部屋に二人無言で各々PCに向かいパコパコとキーボードを叩く音しかしないという状況を皆さんご想像できるであろうか?今の私たちがそうである。というか、仕事中はいつもそうである。というか、仕事中でないときは、寝るときか買い物に行くときくらいである。難儀な連れ合いである。