とうとう、正食協会師範科卒業式。
2008年2月24日(日)奈良の橿原ロイヤルホテルで 正食協会師範科の卒業式 及び 卒業記念パーティ を開いていただきました。去年の4月から師範科の教室はスタート、あっという間の11ヶ月でした。卒業証書もいただきましたよ式でもバーティでも岡田会長のお話しはやはりとても興味深く素敵です。印象的だったのは最後におっしゃった「お金に換算しない変わった生き方(ビジネス?)をしている人達がここに居るということを覚えておいてください。」というお話し。儲けることより、皆の体や心にほんとうに良いものを少しでも広げたい!しかし、そうした場合にはなかなか儲けるとは逆の結果になることが多いです・・!とのお言葉。わたしもちっぽけながら、皆さんに喜んでいただくことが嬉しい気持ちの方に重きを置き、ずっと喜心を続けさせていただきたい☆そうずっと思っておりますので、うんうん頷いて聞かせていただきました。ここで学んだ事を、自分が良いと思うごはんを、日々の食べ物の大切さを 微々たるものでも、回りに伝えることが出来るということ。それが出来る境遇に居させてもらえる自分はやはり本当に運のいい人間なんだ・・と改めて痛感しました。お料理を通し、様々な素晴らしい皆様とご縁を持たせてもらえお話でき仲よくしてもらえる私の幸運にとても感謝せずには居られません。ほんとうに有り難いことです。今日もお料理させていただけるこの幸運に感謝し、日々のごはん作りをさせていただく・・という「喜心」の言葉の意味どおりです。いきなりですが「喜心」の名前は道元禅師が書かれた「典座教訓」の中の典座さんがお料理を作るときの心構え「喜心・老心・大心」の中からいただいています。先に書きました通りの意味になります。とても個人的な話しになりますが、さらに「喜」という文字が母の父の名前にも父の父の名前にもある文字であることから、亡くなった両方のおじいちゃんに応援してもらえる様にも「喜心」をお店の名前に決めさせていただきました。因に「老心」はおばあちゃんやおじいちゃんが孫を思う様な何の見返りも求めない心。「大心」はすべてを受け入れ、許し、大自然の中の海のように山のように悠然としてどっしりと自分の信念を持ち通す心。・・・の様な解釈になります。(説明が上手にできなくてごめんなさい)岡田明子校長のお話はいつもそのお人柄がにじみ出てみえ、とても気持ちを穏やかにしてもらえます。強き母のお心、女性としての心持ちが素晴らしく、正食協会はいつもふる里のように温かいです。最後に卒業生が出した作文を読まれて、ご家族(ご主人や小さいお子さん達)に見送られ、協力してもらって始めて通う事が出来ました、と 大変な時も多々有りましたが頑張って通って良かったです、と書いてもらってあるのを見て「こんなにもたいへんな思いをして通ってくださった皆さんなのだ・・」と改めて強く感動されたそうです。校長先生は涙声でお話しくださいました。他の講師の先生方から頂いたお言葉も全て素晴らしかったです!卒業生の皆さんの代表の答辞も涙を誘う思い。。ほんとうに正食協会は愛すべき温かいふる里のようですまた落ち着きましたら必ず単発のお料理教室などにおじゃまし、甘えに行きたいと思っていますm(__)mどうかよろしくおねがいします。正食協会にマクロビオティック料理を勉強しに来られたダイワロイヤルホテルズのシェフの方がご苦労なさって作ってくださったパーティ料理をご紹介させていただます。ダイワロイヤルホテルズさんは日本料理、フランス料理、中国料理の他にマクロビオティック料理をお出し出来るように。。とお考えになり、現在いくつかそれが可能なホテルがあるそうです。普段お肉やお魚のお料理を専門にプロとして毎日お料理してみえるシェフの方がよくこれだけの正食料理を作ってくださったと思います。ご自分のお料理をしっかり持っていらっしゃるブロフェッショナルの方だけに、逆にご苦労が多かったこととお察しします。これでしたら,お肉なしお砂糖や乳製品不使用でも、お客様には充分ご満足頂けるお料理だと思いました。私が個人的に特に美味しいと思ったのは「ひじきの梅煮」と「ひよこ豆のカレー風味ブリック」でした。おすすめですっ体調の管理のためなどにより食事を決めている方々にとても嬉しい事実だと思います。また そうでない皆様にもこういったお料理を試していただくチャンスが少しずつ多くなってゆくのがとても嬉しい事です