悔やむ気持ちを、どうしても書きたくなって、書き連ねたら…(何度、書き直しても、ザワザワ…)
「お悔やみ申し上げます」…そう声をかけていただくと、本当に心が慰められます。ありがたいです…。
全く悔いのない死というのは、ほとんどない。当たり前のことでしょうが、改めて、そう思います。
父の死について、ここ何日かブログに書きました。溜まっていた思いを書きながら、少しずつ気持ちが整理できました。
けれど、悔いる思いは、なかなか無くなりません…。
胃癌と併発(転移ではなく)していた舌癌。もし、もっと早く発見できていたら…。でも、体力的に両方の手術は難しかったか…。舌癌の手術をしたら、食べることも話すことも、もっと早くできなくなっていたかもしれないし。場所も、発見が難しいところにできていたそうです。
でも、胃癌の手術を前に医療ミスがなかったら、あんなに体力が落ちることもなかった。ICUに運ばれ、どうしてそういう事態になったか明らかになった後は、最善の対応をしていただいたけれど。
最初に入院した病棟では、完全看護のはずが、1ヶ月半でとんでもない床擦れもできてしまった。胃癌の手術後に入院が長引いたのは、この床擦れのせいでもありました。どうして、あんなことに…。
糖尿病で感覚が鈍っていたことと、少しぐらいのことは我慢しなくてはという思いで、黙っていたらしい父。ICUの看護師さんに聞くまで、家族は全く気付かずにいました。結局は、穴まで開いてしまった。思い出すと、涙が出て仕方ありません…。
ICU以降は、戻った元の病棟でも、手術のために移った病棟でも、とても良くみていただきました。体力が落ちた中で受けた胃癌の手術は、お陰さまで無事に終わりました。転院した病院でも、本当に良くみていただきました。
あー、書いていたら、何を悔やんでいるのか、わからなくなってきました💦医療ミスのこと?ひどい床擦れのこと?
ICUに入って、あの時は無事に生き永らえたけれど。床擦れも、その後の治療のおかげで、最近はほぼ治りかけていたけれど。
でも、それらが無かったら?
あー、ダメだ…。
誰もが、いつかは最期を迎える。誰かを責めても仕方ない。2種類の癌があっても、痛みで苦しむことなく亡くなった。家族で看取ることもできた。そう思わなきゃ…。
悔やんでも、仕方ないし。父だって、喜ばないだろうし。
*******
【追記】
最初にブログをババーッと書いてアップした時は、ちょっと落ち着いた気がしたけれど、少ししたら、書く前より余計に気持ちがザワザワ…。何回か書き直したけれど、やっぱりザワザワ…。うーん、しばらく頭の中をカラッポにする時間が必要ですねー。
夕方、ワンコの散歩中に公園で見た花 & 庭の水鉢の花