千載一遇の出会い
はるか昔から、寺の炎上消失は珍しい事でなく何回も建て替えられる事があるのを、読み聞きしている この「願興寺」の歴史は古い・・・・・ 簡単に記せば創建・・・830年平安時代(空海生存中) その後、約500年前「長曽我部の乱」で兵火1963年に失火で本堂など消失 ここまで、2回の炎上消失がある そして、今年、消失から47年ぶりに新築し、秋に「落慶法要」がある 幾ら長生きしても、数百年生きる人は居ないその中で、500年振りに新しい寺を落慶する事に出会えるのは僥倖以上の言葉が必要である その歴史的な時間を見せてもらえる機会を与えられこうして伝えることが出来るのは、千載一遇に他ならない 人の縁は、偶然ではないと、言う説があるわたくしもその説に同感である 20年前、彼女(現在住職の妻)と縁が出来、この日を迎えられた深いえにしを感じる 昨年までの寺の様子 現在の様子 昨年まで 奥に見えるお堂には国定重要文化財「聖観音坐像」が安置されている 現在 現在外回りは、整備進行中 これからの写真は、新本堂をたっぷりと まだ何も本殿に設えていないので、少し気が楽に見せてもらった 木の香をゆったり楽しみながら・・・・ 贅沢にたっぷりと、説明を聞きながら、この寺は、この先どんな歴史を作ってゆくのだろうと、平安の時代から現代までの、千数百年を想像し、まどろみの時を過ごしたこの寺を建造した「宮大工」さんが、まるで佛様のような素晴らしい人だったと聞いたこれも「縁」である 次回は、この本堂に収められる仏画の現在進行形の様子を これが必見中の必見