良寛さんの帰りに寄った
国上山案内ボランティアの方の好意で「弥彦神社」に行く途中の景色紅葉が美しい 弥彦の参道は、人が少なく、寂しげである 参道にあるお店でランチを食べた「わっぱ飯」空腹でもあり、とても美味しかった 「弥彦神社」では菊まつりの真っ最中であった、何処までも「菊」が並んでいた ブログ表紙にした「菊で作った富士山」を見たりして、神社に向かう 1本から咲いた白菊で、こんなにも素晴らしい植木が数箇所置かれていた この大輪はよくあるが、見れば見るほど、花弁の一つ一つが生き生きとして大輪を作っている素晴らしさが見て取れる この菊、不思議な花弁の流れに、虚空は「台風の目」と名づけた駅への道からは少し回り道だったが、もみじ谷と言う所へ寄ってみる 途中から、残っている紅葉が見られちょっと期待が膨らむ 溝には「下もみじ」がたっぷり これも十分美しいもみじ ここを潜るといよいよ「もみじ谷」である 残っていた 1時間に1本と言う電車が待っていたチケットを買うのを待って、乗せてくれた 帰りの窓から見られた「弥彦」の夕日が心に沁みた この旅で、諦めていた「紅葉」が上に下にと最高の時期であった何もかも「良寛さん」の贈り物と価値付ける我々は幸せ者だと頷き合う この地に来て良かったまた来たいねーー と、何度言い合ったかな この日長岡で1泊、美味しくて心地よい雰囲気のレストランで最後のディーナーを食べた次の日友人は、帰りが遠距離なので、朝食後別れる 虚空は、ずーっと前に読んだ司馬遼太郎の「峠」の主人公「河井継之助記念館」を見学忘れかけていた記憶を、奥から引っ張って想い出しながら、読後感動を再び味わった そして「山本五十六の生家」等を散策し、午後の列車で帰った 旅は何時でも何処でも全て良し・・・非日常がそこにある 覚書 「シューマンの指」 奥泉 光