韓国の旅、最後に博物館へ
ホテルにあった「入場券」を貰って初めて「国立中央博物館」へ行った場所が判り難いので、タクシーで行く 国立中央博物館は、大韓民国にある文化体育観光部傘下の国立博物館。2005年10月28日、8年間の大工事を経て、アジア最大級の「国立中央博物館」が龍山(ヨンサン)に誕生本館は東館と西館で構成され、約9万2千坪の敷地内に、長さ404m、地下1階・地上6階、延べ面積4万1469坪、全体面積8100坪、という世界6番目の規模を誇っている。国宝約60品に宝物約80品と、規模のみならず所蔵品のスゴさでも世界の有名博物館に肩を並べる博物館。また、子供博物館や野外展示場、企画展示室等も別に設置されている。1月1日と毎週月曜日を休館日としており、毎月第4土曜日は無料で入場する事ができる。敷地内に設置されている劇場"龍"では、様々な公演が催されている。 この時特別展「高麗仏画大展-700年ぶりの邂逅」を開催中だった 国立中央博物館は、G20首脳会議と国立中央博物館の龍山移転開館5周年を記念して 開催されていた。 中はカメラ素晴らしく充実した内容だった。驚いたのは、日本から沢山の仏画が貸し出されていた事高麗時代には優れた仏画がたくさん描かれたが、その後の朝鮮王朝の俳仏政策で、数多くの作品が海外に流出された 高麗(こうらい)は、918年に王建(太祖)が建て、1392年まで続いた朝鮮半島の国。都は開城。元来「高麗」は高句麗の後期における正式な国号であり、当時の日本や中国でも高句麗を「高麗」と称していたため、現代中国では区別のため王氏高麗と呼ぶこともある高麗仏画は、繊細で端麗な形で、原色を基本とした豪華な色彩、なめらかながらも力強い線の表現などの特徴があり、高麗時代(918~1392)の文化の発展の姿を現してる。 この特別展は、4つのテーマの総108点の作品が展示された。日本からの高麗仏画27点、アメリカ・ヨーロッパから15点、国内から19点など高麗仏画61点とともに、比較しながら鑑賞できるように中国や日本の仏書20点、高麗仏書の伝統を継承した朝鮮時代(1392~1910)前期のもの5点、高麗時代(918~1392) 仏像と工芸品が22点展示。 日本からは、浅草寺所蔵の「水月観音図」を始めに根津美術館所蔵「地蔵菩薩図」、大高寺所蔵「観経16観変相図」などほとんどが韓国初公開の作品* 入場料: 7-18歳 1,000ウォン、19-25歳 2,000ウォン、26-64歳 3,000ウォン (1000ウオン=75円)数日で日程が終わるので、売り場は長蛇の列だった我々は券があり、並ばず入場できたそれにしても、料金が安い日本だったら1千円近くはするだろう文化的な事に、足を運び安くする努力を感じる子供や学生の入場者が沢山いた 中は広々としていて、ゆったりしている 喉が渇いても安心水のサービスがあった これはうれしい この場所は高い位置にあり、カフェからのロケーションがとても良い 昨年開催された「クリムト展」の美術館も 素晴らしい所だった 時間があったらまた行きたい