駒ヶ岳を登る
食後いよいよ頂上目指して登り始める上を見ると、まるでお椀の底にいるように見え、中央アルプスの山々の山肌が間近に迫り、下界を忘れさせる風景がある。夏のシーズンには、多種多様な高山植物を見ることが出来る秋の紅葉はきっと素晴らしいだろうと想像する 「千畳敷カール」とは 千畳敷カールは、中央アルプスの中にある標高約2600メートルの自然の園である。駒ケ岳ロープウェイの千畳敷駅は日本最高所の標高2612メートルの所にあり。千畳敷カールは、今から約2万年前、長年に渡る氷河の流れにより侵食されて形成された半円形の窪地で、畳を1,000枚敷いた広さがあることが、名前の由来とされている。 始めに無事往復出来る様に「神社」に参拝 スタートは、石畳で歩きやすい 風になびいてゆれる、高山の花を愛でながら 花に足を休める「蝶々」に見送られて蝶々の歌を口ずさむうち どんどん登ってゆくと、足元が厳しくなり鼻歌どころではない 振り向けば、浮世をはなれ天上に近くなっている この山の特徴で、岩が柔らかく、割れやすいこうして所々、岩が転がっていかないように補強されたいるが毎日のように、怪我人が出ていると聞いた 勾配がきつくなるので、休み休み登る人が多い 我々も、時間をかけてゆっくり上がることにした 約2時間余りで頂上に着いた着いてしまえば、あの苦しさは何だったのか笑ってしまうほど、爽快だった 雲が近くみられる 山小屋を見つけ、休むことになり、行ってみた 途中で見つけた昆虫・・・・てんとう虫とはちょっと違うような甲羅がしっかりしているが、可憐に見える 全身緑色のこの昆虫は 山小屋に行くとき、急に霧が出てきた ランチの時間も終わって、お客は殆どいない我々だけだったが、身体が少し冷えたので 温かい「甘酒」を所望した・・・胃に収まるのが感じられる程温かくなり、美味しかった 人休みして下り始めたら、霧が立ちこめ事故にならないよう注意しながら、無事下山できたこんな高い山は初めての経験だった思ったほど大変ではなかったが、高さ300メーターと言う短距離でも平坦の道では、比較できない緊張感であった こんな石・岩がごろごろしている 2600メーターに来たら、霧がどんどん厚くなり、この後雨が降り始めた 朝登ってゆくときの天候は、すっかり変わり、「山の天気は変わりやすい」の譬えの如くである 帰りの「ロープウエイ」 から見ると、滝のようなものがあちらこちらに見えた 下界の緑が美しい 「遅いランチと早い夕食」を兼ねて諏訪湖畔のレストランで食事をして帰る