この旅一番の目的の朝!!
積年の想い「輪島の朝市」へ朝は早いと聞いていたので、興奮もあり早朝から目覚め、出かける事にした 確かこの通りのはずなのに誰も居ないこの時、朝6時何故おかしい 聞きたくても人も居ない仕方なくとぼとぼと、ホテルへ ホテルで聞いたら、「そうですか調べます」と言って奥へ・・・・・「朝市は、8時からお昼までです」だと言う朝弱いわたくしが、張り切る時はこんな事よね 2時間もあると聞いて、寝るか起きるか迷った末 このホテル「温泉」付きなので、入浴の支度して朝風呂と決めた風呂上りに、空腹を感じたので朝食をたっぷり食べ(食事の内容が良かった)食後の一休み 早起きは3文(今は幾ら)の得とは、確かに こうして、8時になったので、今度はあわてず出かける事に 8時の「朝市通り」まだ支度中の人も 入口で座っているおばさんが売っていたのは自分で作ったと言う物ばかり 暇なので、話しかけられ地元の言葉が聞けて楽しいここで、唐辛子を買った 少し人が見え始める 輪島は「輪島塗」の名産地なので沢山お店があるが・・・ やっと人が出てきたそれでも少ないこの露天、厳しい季節の時は大変だと思う 生鮮食品が多く、この暑さでは買えないのが残念 今回買ってきたのが味見して美味しかった「いしる」 いしるの事魚醤は、魚介類を主な原料にした液体状の調味料。魚醤油(うおしょうゆ)とも呼ばれる。魚を塩と共に漬け込み、自己消化、好気性細菌の働きで発酵させたものから出た液体成分が魚醤で、黄褐色~赤褐色、暗褐色の液体である。熟成すると、特有の香りまたは臭気を持つが、魚の動物性タンパク質が分解されてできたアミノ酸と魚肉に含まれる核酸を豊富に含むため、濃厚なうま味を有しており、料理に塩味を加えるとともに、うま味を加える働きが強い。また、ミネラル、ビタミンも含んでいる。主なものでは、秋田でしょっつる(塩汁)、能登でいしる(魚汁)、香川でいかなご醤油 タイのナンプラー、ベトナムのヌックマム、ニョクマムとも 「とうがらし」これは、赤さが気に入り、ぶら下げても洒落ているから・・・ 輪島の朝市は、想像と期待とは、異なり、旅先で偶々見かけたならうれしいかもしれない 韓国を歩けば、至る所でこの風景見ることが出来る輪島の朝市の歴史を、ここまで繋いで来たと言うことは、確かに素晴らしいこれは、地元の人たちの必要な日常なのだから旅人が、勝手な想いで四の五の言うのは、差し出がましい事である 朝市について・・・・ 昔々、物々交換を行ったことが今の市の起源とされている。輪島では神社の祭日ごとに物々交換の市が立った。これが輪島の市の始まりとされていて一千年以上も前から続いている 売る者も女、買う者も女の朝市。町の一日は、朝市の「買うてくだぁー」の呼び声から始まる。朝市の露店の場所は親から子へ、子から孫へと何代も引き継がれている。野菜などは周辺農家のおばちゃん、活きのいい魚貝・海草は漁師町の女衆が売りに出す。輪島の女は働き者で「亭主の一人や二人養えない女は甲斐性なし」と自負しているという 朝市で売られるものに「値札」はあまり付いていない、値段は交渉しだい、買い手も売り手もこれを楽しんでいるらしい。 輪島を訪れてみて、「朝市で買って、料理してみたい!活きのいい魚、艶のある野菜、気安く、気軽に買える輪島の朝市が近くだったら!と、叶わぬ事を思ってしまう。 この日、朝市の後、次の先へ移動した