非課税世帯
コロナで 介護が必要になる可能性のある高齢者は 入院させてもらえず 自宅で亡くなる方が大幅に増えたそうです。ホームや病院ではなくて 介護、看護しているのは家族ですよね。社会保障ではなくて 家族内保障が増えているのです。自己責任 または家族責任になっています。そのため 子や孫がヤングケアラーや 老々介護で社会保障のない部分を補っているのです。5,60代の介護離職も増えています。そんなとき 収入はどこからきているのでしょうか介護保険によりヘルパーさんが来てくださっている時間に パートをしたり 預金を取り崩したり親の年金で補填しているのです。朝10回分用おむつを 母親にして 夜まで働いている方もいました。そんな方が 非課税世帯(家族全員が非課税)には多いのです。親の年金に住民税がかかっていれば 非課税世帯にはなりません。(110万円/年 前後以上あれば課税)我が家は 夫の厚生年金があるので 世帯としては非課税世帯にはならないけれど、私個人は住民税非課税者です。昔は今のように厳密でなく 学生時代や子育て母時代は支払わなくても督促は無く また就職したら支払うことになるんだな と思っていました。なので未納期間がトータル10年くらいあるのです。結婚後は 怒涛の如く 残業を100時間以上働く夫を あてにできない中で2人の子供を育て その間に息子の言語障害や いろいろな病気での手術や入院を支えながら再就職などはできませんでした。その頃はまだ 第3号被保険者(会社員の妻)という制度は制定されていませんでした。 そのうち 子供が幼稚園入園の頃に 第3号被保険者制度ができ 会社から通知があり 確か主人の厚生年金料も少し上がったと思います。が 子らが大きくなってからは働き、年金料も所得税も 国保税も支払ってきました。そして 主人が58歳で退職してからは 二人で65歳まで国民年金料を追加納付をしました。追加納付をしても 今受け取っている年金は6万円/月になりません。でも 納付期間は35年はあるということになるのですが 平均して18万弱/年・支払×35年で600万くらいは支払ったことになります。と言うことは 今現在 69万/年ですから 支払った分はまだ回収できていません。時々 高齢者の多くで納税もせずに年金を受けているのに これ以上支援をするのはどうかと思う と言うような意見がありますがもうすでに 35年~40年以上納税もしてきて 当然の社会保険の権利を受けています。お店事業などや個人事業で第3号被保険者にはなれなかった人も そんなものでしょう。私が独り身だったら その年金 月6万で生活することはなかなか難しいでしょうでも 考えれば そんな高齢者はたくさんいます。税金納付している若者には支援をしないで 税金無納の非課税世帯に支援するのって 不公平だというコメントをよく見ますが 今高齢者は 昔納付した分に相応する年金を受け取っているのであって無納の高齢者ではないと思います。まだ支払った分も回収していない人もたくさんいます政府が 今 高齢者がぁー--多くてェー--というのは昔私たちの世代が支払った年金料を 無駄使いしてきたせいですだって団塊の世代が 大勢で24時間働いて必死に納めてきているのに 無駄に使ってきたというのはだいぶ前に大問題になりましたよね。官僚や国会議員の天下り先の年金関連の団体がたくさんありました。その頃も中抜きがあったとのことでした。責任転嫁なんです。ずっと収めてきた今の高齢者を 悪者にするのはやめてほしいです。10月から 106万以上の収入があれば自分が働く会社の社会保険に加入できます。12,500円/月ほどの負担になるので 今まで夫(妻)の配偶者として第3号被保険者として支払わないですんでいた方も 自分のパート会社で支払わねばなりません。会社が社会保険料半分負担しなければならないので 会社も大変ですが 106万以上働く人には 自分で国民年金を支払っていたら 16,590円ですから かえって安く済むとも言えます。今現在 少しでも負担を避けたいなら 106万以下になるように か将来のために老後の年金を増やす または もっと覚悟を決めてたくさん働く を選ぶことになるでしょうしかし 同じ時給のまま キャリアを伸ばすのは難しいので パートタイムであっても正社員並みの職能給を得られるようになると いいですね。