いい話クラブ-『よかったさがし』
私の知人が『いい話クラブ』というのを推奨しています。まずは『いい話』のひとつを紹介しますので、まず読んでみてください。『よかったさがし』ポリアンナはお母さんを早く亡くし、牧師をしているお父さんとの二人暮しです。貧しい家庭だったので、朝食はパンとミルクだけです。それでも一週間に一度だけはハムエッグが朝の食卓に並びました。ある朝のことです、今日はハムエッグを食べられると思っていた朝食のときに、パンとミルクしかありませんでした。そこでがっかりしたポリアンナはお父さんにこう言います。「わたし、ハムエッグが無いのなら朝ご飯なんて食べないわ」するといつもはやさしいお父さんが大声で怒ったのです。「いいかい、よく聞きなさい、世界のどこかではいつもお腹をすかせている子が沢山いるんだよ、でもおまえはハムエッグが無くてもパンとミルクをいっぱい食べられる、そのことを喜ばなくてはいけないよ」と。そういってよかったと思うことを探すゲーム、『よかったさがし』をポリアンナに教えたのです。そこで素直になったポリアンナはこう考えをあらためたのです。「わたし、ハムエッグが大好きだけど、ときどきしか食べられなくて良かった!だって毎日食べたら、『おいしい』って思わなくなっちゃうわ」そんなある日、お父さんが急病になって死んでしまいます。そのときの遺言が「『よかったさがし』を忘れちゃいけないよ」でした。それからは、たった一人になったポリアンナは縁遠い親戚の家に預けられます。そこでポリアンナに与えられた部屋は、窓にカーテンも無い屋根裏部屋でした。ひとすじの涙が、頬を伝うポリアンナではありましたが、窓にかけよりこう言うのです。「うわぁ!とってもキレイな景色が見えるわ、カーテンが無くて良かった!!」このように、『よかったさがし』を続けるポリアンナに周囲の大人たちが驚かされ、変わってゆくのです。問1.ポリアンナの周囲の大人たちは、何に驚かされたと思いますか?問2.ポリアンナの周囲の大人たちは、どのように変わっていったのでしょうか?問3.「よかったさがし」をあなたもしたいと思いますか?問4.「よかったさがし」をあなたも続けたとき、周囲が変わりあなたにどのような影響をもたらすでしょうか?『いい話』をメールで配信し、それについてみんなで話し合うなど朝のミーティングなどで使ってもらおう、と言うものです。これはその1例です。