第二十一話 美咲先生の授業 (どぅだーーーっ! 一本っ!)
. ♪キンーコンーカンーコォーーン♪♪ 日が登って翌日の学校。 まじめ? に授業を受ける二人の姿が。。。理科の先生 「今日は光と音について勉強しましょう」ゆうすけ (うちの担任は理科の先生だったのかぁ~♪)美咲先生 「光と音、速度はどちらもとても速いですよね。」武藤 (ZZzz......)こういち (ZZzz......) ふ~わん 鼻チョウチンの音 美咲先生 「さて、どっちの方が速いと思いますか?」ゆうすけ 「はぁ~い♪」 ニッコニコの笑顔で手を上げる ゆうすけ美咲先生 「はぃ、ゆうすけ君。」ゆうすけ 「はい♪ 簡単に考えるのは[雷]でいいと思います。 大気の短絡で光を放ち同時に音も発しますから。 で、近くだと・・・・・ ポカっ★ ~☆ こういち を叩く ゆうすけ このようにある事で、音と光が発しても我々への到着速度は同時に感じます。」こういち 「ん・・・?」 もっそりと起き上がる こういち クラスで笑いが起きるゆうすけ 「ところが、この二つはうさぎとカメの例えがあるように、比較にならないほど速度は異なり ます。 光は視覚的に、音は聴覚的に我々は捕らえることができます。 この距離では違いが感じませんでしたが、雷の場合、 数キロ以上離れてますから、光ったのが見えてから数秒後に音が届きますよね。 つまり光の方が速い事がわかります。 音は一秒間に約344m進みます。我々の感覚では早く感じて当然です。 車やバイクの示す時速にすると、約1,240km/h となりますから、未体験ゾーンとなります。 新幹線、レースカーですら足元に及びませんから。 一方の光、こいつは飛んでもないです。 真空状態ですと、一秒間で実に 約 299,800 km も進むんですよ! 時速だと・・・・分かりづらいのでやめます。 光は電磁波としての性質を持つので、紫外線・赤外線など、目では感じない波長の 電磁波も含めて[光]と呼ぶみたいです。 光はある媒体で屈折することがあり、音は波動なので媒体を通じて耳に入りますが、圧力や 密度・・・・・」美咲先生 「もう、それくらいでいいわ。ありがとう。」 (しばらく聞き入ってしまったわ・・・・・)こういち ( なんで起こすんだよ・・・・)ゆうすけ ( 寝てなきゃなんない程、疲れてないだろうに・・・・たまには授業受けろよ・・・・)こういち ( なんだよ、今日は珍しいことを言うなぁ・・・・)ゆうすけ 「だって美咲先生の授業だぜっ!!」美咲先生 「そうよ、今は私の授業。。。どうかしたの?」 クラスでまたまた笑いが飛び交ったゆうすけ ( あほ、恥かいちまったじゃねぇ~か・・・・・) 赤く照れる ゆうすけ武藤 「どぅだーーーっ! 一本っ!! 」 自分の寝言で起きる 武藤。 ここはどこ? 私はだぁ~れ? と言わんばかりに辺りを見渡す。 クラス中が笑いの渦と化した。。。 ♪キンーコンーカンーコォーーン♪♪ 放課後、二人の姿は体育館裏の道場にあった くるりっと ぺたん。 くるりんと ぺたん。 くるんと ぺたん。 くるりんと ぺたん。 くるんと ぺたん。 シュっパシっ★、シュっパシっ★、 シュっパシっ★、シュっパシっ★、シュっパシっ★ くるりっと ぱしっ。 くるりんと ぱしっ。 くるんと ぱしっ。 くるりんと ぱしっ。 くるんと ぱしっ。 シュっパシっ★、シュっパシっ★、 シュっパシっ★、シュっパシっ★、シュっパシっ★ クルっ ばしっ★ クルっ ばしっ★ クルっ ばしっ★ クルっ ばしっ★ クルっ ばしっ★ シュっパシっ★、シュっパシっ★、シュっパシっ★、 シュっパシっ★、シュっパシっ★ クルっ バシっ★ クルっ バシっ★ クルっ バシっ★ クルっ バシっ★ クルっ バシっ★ シュっパシっ★、シュっパシっ★、 シュっパシっ★、シュっパシっ★、シュっパシっ★武藤 「ほほぅ~、ずいぶんと良くなってきたじゃないか。」ゆうすけ 「えぇ、段々体が勝手に動いてくれるようになってきました。」武藤 「こういち は相変わらずじゃな。 よし、今日はルールを教えてやろう。」 汗だくの ゆうすけ と平然としている こういち が練習を止めて、武藤の元に歩み寄った武藤 「まずはだな・・・・・・・」 その後延々と続くルール説明 -つづく-第22話へ (てっめぇ~洗う前の手だったろぉ~!) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。