things left behind
自分の言いたいことをひたすら話し、一段落ついたところでコメントすると「そういう意味じゃない」と、こちらがいけないことをしたかのような態度。考え方の違いを示したいだけなのに、「もういい。聞きたくない」とはねのけられると、そりゃないでしょうよ、という気になります。電話は言葉だけのやりとりだから、語気から受ける印象がなおさら強くなりますね。そういう相手だと分かってからは、その人が話し出すとわたしの神経が「適当リスニングモード」に切り替わります。本当はこういう態度、よろしくないとは思うのです。相手に失礼、自分の気持ちを裏切っている、神様からいただいた大切な時間をムダにしている。この関係をなんとかしたい。正直な心の声によれば、どうすればいいか結論は出ているのです。いつどうやって実行するかを決めるだけ。それがなかなか。><俳人の大木あまりさんが今日の地方紙に書いた文章です:『自分のしたいことをひとつずつあきらめて、大人になるのだ。そう思うと目から涙があふれた。空を仰ぐと、風鈴が涼やかに鳴った。 風鈴や未来より風吹いてくる』><子どものころ、何がしたかったんだろう。これまであきらめてきたことって、どんなことだろう。この夏は、それを思い出してみます。子どものころのわたしへ、久しぶりだね。元気だった?