刺繍大好き♪のぞみのステッチダイアリー

[wonderful kyoto] カテゴリの記事

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  祇園祭・宵山　

  新町通りや室町通りは今夜限りの粽を求める人や、そぞろ歩きを楽しむ人でこれから賑わうことでしょう。前祭の時と違って四条通りは歩行者天国にならず、露店も出ないそうですが、その方がいい・・　　　　　　祇園祭・宵山！ posted by (C)のぞみ☆*⌒　黒主山を描いてみましたが、心の中だけにしまっておきます。　　　

  2015.07.23

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  祇園祭、鉾建て再び！

  祇園祭、後祭りの鉾建てが行われています。梅雨明けした夏空に、槌音が再び響いていました。　祝！大船鉾。　昨年１５０年ぶりに巡行に復帰した鉾ですね。　　　　　　　　　　大船鉾 posted by (C)のぞみ☆*⌒　見に行ったとき、車輪を入れていました。　　　　　車輪入れ posted by (C)のぞみ☆*⌒　車輪洗い。　　　　　　　　　　　梅雨明け！ posted by (C)のぞみ☆*⌒　　　先祭で巡行（じゅんこう）の最後尾を飾った船鉾は“出陣の船鉾”と呼ばれるのに対して、大船鉾は“凱旋の船鉾”と呼ばれるそうです。　　　　　　大船鉾 posted by (C)のぞみ☆*⌒　北観音山　鉾は釘を使わずに、縄で組み立てられています。　　　　　　　　　　槌音が再び響く posted by (C)のぞみ☆*⌒　暑い・・・　1時間ほど見て回っていましたが、まだ午前中なのに、くらくらする暑さでした。　あ・・・かわいらしい犬の置き物みっけ♪　お前も涼んでいるの？　　　　　　　　　青空がまぶしい～～　　　　　　　　　　北観音山 posted by (C)のぞみ☆*⌒　北観音山と、向こうに見えるのが南観音山です。　明日から宵山ですね～～。　　　　　　　　　　暑い posted by (C)のぞみ☆*⌒　今朝咲いた朝顔は、ストライプ模様でした♪　　　　　ストライプが咲いた♪ posted by (C)のぞみ☆*⌒　昨日、お母さんからスケッチブックをもらいました。　縦に細長いので、鉾を描くのにちょうどいいかなぁ・・♪　プレミアム商品券が抽選で当たったので、帰りしなに画材店で買物をしました。　お母さんにも何かプレゼントしたい。

  2015.07.20

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  祇園祭・山鉾巡行

  台風により危ぶまれていましたが、山鉾巡行が行われました。　長刀鉾　　　　　　　　　雨と風の山鉾巡行 posted by (C)のぞみ☆*⌒　　　　　　　　　　長刀が揺れた！ posted by (C)のぞみ☆*⌒　山鉾は動く美術館。　鶏鉾。　　　　　　　　　　　動く美術館 posted by (C)のぞみ☆*⌒　占出山。　雨に濡れないように、ビニールがかけられています。　　　　　占出山 posted by (C)のぞみ☆*⌒　函谷鉾。　　　　夜（よ）をこめて　鳥の空音（そらね）は　はかるとも　　　　　　　　　　よに逢坂（あふさか）の　関は許さじ　（清少納言・百人一首）　　　　　　　　　　　函谷鉾 posted by (C)のぞみ☆*⌒　綾傘鉾の棒振りばやし。　先日、棒振りばやしは“四条傘鉾”と書きましたが、綾傘鉾の間違いでした。失礼しました・・　　　　　綾傘鉾の棒振り囃子 posted by (C)のぞみ☆*⌒　保昌山と霰天神山。　保昌山は平井保昌と和泉式部の恋物語をテーマにした山で、緋縅の鎧を着た保昌が、御所の紫宸殿に咲いた紅梅を手折って式部に届けている姿の御神体が乗っています。　後ろに続く霰天神山は、昔、京都が大火に遭った時、急に霰が降りそそぎ、火の勢いが収まったという伝説がテーマの山です。　　　　　　　　保昌山と霰天神山 posted by (C)のぞみ☆*⌒　辻回しに使われる木かな・・　　　　　　　　　　前（さき）の祭の最後尾をゆくのは船鉾でした。　日本書紀の神功皇后の新羅出船に因んだ鉾で、船頭に鷁（げき）と呼ばれる想像上の瑞鳥が飾られています。　　　　　　船鉾 posted by (C)のぞみ☆*⌒　雨でびしょ濡れになってしまいましたが、暑さは感じませんでした。　夕方からは神幸祭が行われ、明日からは後祭の鉾建てが始まります。

  2015.07.17

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  祇園祭。山鉾巡り

  嵐の前の静けさだったのでしょうか、青空が広がり、暑く、美しい夏の朝でした。スマホから写した写真がまだ残っていましたので、アップしておきます～♪今は風が強くなってきましたよ。台風が近づいているのですね・・　函谷鉾。　　　　　　　　　函谷鉾 posted by (C)のぞみ☆*⌒　長刀鉾　屋根には星座が描かれています。　なんと２８も！だそうです。　北斗七星があるように見えましたけど、そうだといいな。　　　　　　　　　　　長刀鉾 posted by (C)のぞみ☆*⌒　山鉾の地図を描きました。　黄色のラインは、宵山は歩行者天国になる四条通りと烏丸（からすま）通りです。　保晶山（ほうしょうやま）はもっと下った所にあります。　昨年から１５０年ぶりに巡行に復帰した大船鉾のシンボルマークがわかりませんでした。　場所は、月鉾の近くですよ～。　　　　　　　　　　　　　　　　　　大船鉾は和菓子のいろいろなモチーフになっていますね。　まるで復活をお祝いしているかのようです。

  2015.07.15

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  祇園祭。鉾巡り

  鉾巡りをしました。澄んだ青空のもとで輝いていました。　月鉾。　山鉾の中で一番高くそびえ、一番重い鉾です。　　　　　　月鉾 posted by (C)のぞみ☆*⌒　鉾頭は三日月です。　まるで有明の月みたいです～～♪　　　　　　　　　　　三日月が青空に光る！ posted by (C)のぞみ☆*⌒　函谷鉾。　この鉾の懸装品（けんそうひん）はとても豪華ですね。　　　　　　函谷鉾 posted by (C)のぞみ☆*⌒　　四条傘鉾。　　　　　　四条傘鉾 posted by (C)のぞみ☆*⌒　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　着物～♪　船鉾が見えます。　ほかは何が描かれているのかなぁ・・♪　　　　　　　　　　着物 posted by (C)のぞみ☆*⌒　宵山で販売される粽は玄関先に飾る厄除けのお守りですが、この粽は和菓子です。　白と黒の２つとも買ってしまいました～♪　　　　　　粽 posted by (C)のぞみ☆*⌒　　　　長刀鉾。　　“くじ取らず”の鉾として常に山鉾巡行の先頭を進み、鉾先には大長刀をつけ、疫病を祓いながら巡行します。　　刀のきっ先が御所と八坂神社に向かないよう、南を向いているそうです。　　台風も祓ってくれないかな・・　　　　　　長刀鉾 posted by (C)のぞみ☆*⌒　　小雨決行、大雨強行の山鉾巡行も、台風の風は脅威かもしれませんね・・　　行われるかどうかは当日の早朝に判断され、中止となった場合、順延はないそうです。

  2015.07.15

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  祇園祭

  駒方提灯に明かりが灯る宵山まで、あと少し・・これは商店街に飾られているものです。　　　　　祇園祭 posted by (C)のぞみ☆*⌒　雨の一日でした。　　　　　rainy day posted by (C)のぞみ☆*⌒

  2015.07.07

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  川床・祇園小唄

  京都の夏の風物詩、納涼川床が始まっています。ぼんぼりや川面に揺らめく光、夕闇の中でほのかに浮かびあがる人影などを描きたかったのですけど、むつかしくて諦めました・・この手前に鴨川が流れ、カップルたちが等間隔に並ぶ“鴨川カップル”の土手が広がります。　月はおぼろに東山～♪で始まる、祇園小唄（長田幹彦作詞・佐々紅華作曲）の第２番は、この川床の情景が歌われています。　　　　　夏は河原の夕涼み　　　　　白い襟(えり)あし　ぼんぼりに　　　　　かくす涙の口紅も　　　　　燃えて身をやく大文字(だいもんじ)　　　　　祇園恋しや　だらりの帯よ　　　　　　　　メロディーは、こちら～♪　www.mahoroba.ne.jp/~gonbe007/hog/shouka/gionkouta.html 　　　　　　　祇園小唄の情景を描いてみました。　舞妓さんは、梅花祭や都をどりを参考にしました。　舞妓さんの衣装は、こっぽりに、だらり帯、毎月変る花かんざしです。　西陣織のだらり帯は、足首のあたりまで長く、歩くとゆらゆら揺れる帯です。　色づけするのは、送り火がある夏がいいな・・　バックは、送り火が映えるような闇がいいな・・　　　　　　　　　　町家の黒い格子を見て、“京都の人間は、牢獄の中に住んでいる”と言った外人さんがいるそうですが　そんなふうに思ったことは一度もないけれど　時にこの街になんともいえない息苦しさを感じ開放感を求めたくなるのは、盆地ゆゑの狭い空だからでしょうか・・

  2015.05.18

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  京友禅

  そろそろ衣替えの時期ですね。和歌では、初夏への衣替えがよく詠われています。　　　　花の色に染めし袂の　をしければ　　　　　　　　　　衣がへ憂き　今日にもあるかな　　これは、“桜色に衣は深く染めて着む　花の散りなむ後のかたみに”という歌にもあるように、　　歌人たちは桜への愛着から着物を桜色に染めて着たのを、衣替えの時期になって脱ぐのが惜しくなり　　夏の衣になりたくなくなったと詠まれています。　花は桜や山吹から卯の花、藤へと変わり、その色が衣に反映されていきます。　　　　桜色の衣をかへて　うの花の　　　　　　　　　　　　しらがさね着る　今日にもあるかな　　　　　　　　　　　京友禅 posted by (C)のぞみ☆*⌒　少し気が早いですけど、もう少し季節が進むと、羅（ら）や紗（しゃ）ですね～。　　　　けふ（今日）かふる　せみの羽衣着てみれば　　　　　　　　　　　　　たもとに夏は　たつにぞありける　　　　　　＊蝉の羽衣・・夏は単衣（ひとえ）になることから、　　　　　　　　　　　　　羅や紗の透けるように薄い絹を蝉の羽衣にたとえた。　百人一首の歌です。　　　　春すぎて夏来にけらし　しろたへの　　　　　　　　　　　　　　衣ほすちょう　あまの香具山　（持統天皇御歌）　　　　　万葉集ではこの歌は　　　　　“春過ぎて　夏来たるらし　白妙の　衣ほしたり天の香具山”と力強い断定調になっていて　　　　　百人一首４番の“富士の高嶺に”の歌とともに、後に改悪されたという評価もありますけど　　　　　新古今の、このような柔らかい調べもいいと感じました。　さて、５月になって日中は、初夏のような清々しい暑さになってきました。　春の衣替えの時より、夏の衣替えはどうしてこんなにうきうきするのでしょう。　　　　　うれしさを袖につつむも　けふよりは　　　　　　　　　　　　　　あらはに見ゆる　夏衣かな　　　　　　　（うれしさを袖に包み隠そうとしても、　　　　　　　　今日からは着物が薄物になって透けやすくなったので、　　　　　　　　隠しきれなくなってしまったよ・・）　　写真はどれにするか迷いました。　桜や椿、藤などが描かれた京友禅の涼しげな色の着物にしました。

  2015.05.05

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  南禅寺水路閣

  新緑の南禅寺水路閣をスケッチしたくて訪れました。琵琶湖の湖水を京都へ運ぶために明治時代に建設されたそうです。　　　　　南禅寺疎水橋 posted by (C)のぞみ☆*⌒　新緑。　この構図で描いてみようかな～♪　　　　　南禅寺疎水橋 posted by (C)のぞみ☆*⌒　　　　　　　　説明板がありましたので、よろしければどうぞ。　　　　　　　　　　　橋の上を歩きました。　京都はおとといから３０℃の暑さになり、急に夏になってしまいました。　今日はそれほど暑くないですけど、もう半袖の季節ですね～。　勢いよく流れる水音が心地よかったです♪　　　　　　　　　　設計、デザインを手がけた田辺朔郎の像がありました。　　　　　　　　　　　お花畑　　　　　藤の花って、ほんと波みたい・・　　水底の　色さへ深き松が枝（え）に　　　　　　　　ちとせをかねて　咲ける藤波　　　　　　　　　山藤 posted by (C)のぞみ☆*⌒　　　　　　　　　　　　　　　橋の上を歩いて、南禅寺に戻ってきました。　　絶景かな、絶景かなの三門。　　　　絶景かな絶景かな、南禅寺三門 posted by (C)のぞみ☆*⌒　　新緑が輝いていました。　　風薫る・・でもちょっと蒸し暑い・・　　　　南禅寺境内の新緑 posted by (C)のぞみ☆*⌒　　朝早く訪れ、この後、銀閣寺や京都御苑を回ってスケッチの構図を考え、写真を撮る予定でしたが曇ってきたので、帰ってきました。　　帰りに画材店に立ち寄りました♪

  2015.05.03

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  しづ心なし

  京都の桜は寺社を彩り、美しい。染井吉野の後に、５月までたくさんの種類が咲き続けます。どうか桜に込められた歌人たちの絶唱をお聞きくださいませ。　　　　ことならば　咲かずやはあらむ桜花　　　　　　　　　　　　　見るわれさへに　しづこころなし　（つらゆき・古今和歌集）　　　　　金戒光明寺 posted by (C)のぞみ☆*⌒　　　　散ることを　なれも忘れよ山桜　　　　　　　　　　　　　われは家路も思はぬものを　（近世歌）　　　　　春雨 posted by (C)のぞみ☆*⌒　　　　ひさかたの　光のどけき春のひに　　　　　　　　　　　　　　しづ心なく　花の散るらむ　（古今和歌集・百人一首）　　　　　しづこころなし posted by (C)のぞみ☆*⌒　　　　霞たつ　春の山べに桜花　　　　　　　　　　　　　　あかず散るとや　うぐひすの鳴く　（新古今和歌集）　　　　　　　＊あかず散るとや・・まだ見たりないと言っては・・　　　　　　　　　　　日増しにうぐいすの声も高らかに posted by (C)のぞみ☆*⌒

  2015.04.06

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  嵐山

  謡曲「嵐山」より　　　　　松の色　青根が峯ここに　　　　　小倉山も見えたり　　　　　向かひは嵯峨の原　　　　　　下は大ゐ川の　岩根に波かかる　　　　　亀山も見えたり　　　　　よろづ代と　　　　　よろづ代と　　　　　はやせ　　　　　はやせ　　　　　神あそび　　　　　　　嵐山 posted by (C)のぞみ☆*⌒　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　神が嵐山においでになり、春の風景に感動して舞い遊ばれる、おめでたい場面の一節です。　　知恩院さんをとるか、嵐山をとるか迷ったすえ、朝は洛東を中心に廻っていたら嵐山にはお昼前になり、そのころには人の波で渡月橋あたりは写真を写せるような状態ではありませんでした。

  2015.04.04

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  知恩院さ～ん！

  ここはいつ来ても、大きな三門が両手を広げるようにして迎えてくれる。三門の剛と桜の柔。　　　　　桜色に　わが身はふかくなりぬらむ　　　　　　　　　　　　　心にしめて　花を惜しめば　　（拾遺和歌集）　　　　　知恩院さん三門 posted by (C)のぞみ☆*⌒　男坂　　　　　知恩院さん男坂 posted by (C)のぞみ☆*⌒　子供のころからずっと変らない景色に安堵する。　金閣の輝きも同じ。　私は、知恩院さんと金閣寺が好きです。

  2015.04.04

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  春風は桜をよけて吹いてね

  桜に恋の和歌を選んでみました。　　わすれじの　ゆくすゑまでは難ければ　　　　　　　　　けふをかぎりの　いのちともがな　　（新古今和歌集・百人一首）　　　　　　　　　　　和歌と桜 posted by (C)のぞみ☆*⌒　　身をつくし　恋ふるしるしにここまでも　　　　　　　　　めぐり逢ひける　えにはふかしな　（源氏物語）　　　　　この種類がいい posted by (C)のぞみ☆*⌒　　　　　　　　ほの見てし　君にはしかじ春霞　　　　　　　　　　たなびく山の桜なりとも　　（歌合）　　　　（ほのかに見たあなたには及ばない。春霞がたなびく山の桜であろうとも）　　　　　飛行機雲 posted by (C)のぞみ☆*⌒　　君は君　われはわれとも隔てねば　　　　　　　　　こころごころに　あらむものかは　　（和泉式部）　　　　　　　　　　　恋和歌 posted by (C)のぞみ☆*⌒　せっかく花開いたのに雨ばかりでは桜もかわいそうですけど、今日は麗らかな陽射しが降り注ぎました。　少しでも陽に当たれて、桜も喜んでいることでしょう。　今日アップした写真は２日前に撮ったものです。　風が強くなってきました。

  2015.04.02

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  業平の反実仮想

  もしも春に桜がなかったらもっと穏やかな気持ちで過ごせるだろうに、少しでも風が吹いたり雨が降ったりすると、もう散ってしまうんじゃないかと気になって仕方がないったら・・　　よのなかに　たへて桜のなかりせば　　　　　　　　　春のこころは　のどけからまし　　　　　満開 posted by (C)のぞみ☆*⌒　業平は桜がなかったらよかったなんて、ほんとはちっとも思ってないのですよね。　でも、こう詠わずにはいられなかった・・　　　　　　　　　　　　　この花も、今日の雨に濡れる posted by (C)のぞみ☆*⌒　　　もうすぐ満開です。

  2015.04.01

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  柳桜をこきまぜて

  　　春の夜（よ）の夢ばかりなる 手枕に 　　　　　　　　　　かひなく立たむ 名こそをしけれ 　（千載和歌集）　　　　　　　　　　　艶 posted by (C)のぞみ☆*⌒　　見わたせば　柳桜をこきまぜて　　　　　　　　　みやこぞ春の　錦なりぬる　　（古今和歌集）　　　　　柳桜 posted by (C)のぞみ☆*⌒　　やっと咲いたと思ったら、明日からまるで梅雨のようなお天気が一週間ほど続くそうです。

  2015.03.31

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  花よりほかに

  春の花の中で、とりわけ桜は王朝歌人の心を捉えたようです。咲く前から今か今かと待ち望み、散りゆく花を惜しんだ歌人たちのなんと多いことでしょう。　　　　　おしなべて　花のさかりになりにけり　　　　　　　　　　　　　　　山の端ごとに　かかる白雲　　　　　　桜花　咲ける尾上はとほくとも　　　　　　　　　　　　　　　ゆかむかぎりは　なほゆきて見む　　　　　（桜がある限り、どんなに遠くても行ける限りは歩いてみたいものだよ・・）　　　　　春の錦 posted by (C)のぞみ☆*⌒　　　　　なぞもかく　思ひそめけむ桜花　　　　　　　　　　　　　　　山とし高く　なりはつるまで　　　　　　　　（どうしてこれほどまで桜に深く思いをかけるのだろう。　　　　　　　　花への思いが山のように高くなって、心を見失ってしまったよ・・）　　　　　　　　　　見上げてみる posted by (C)のぞみ☆*⌒　月食、見られるでしょうか・・　　　　　白雲と　峯の桜は見ゆれども　　　　　　　　　　　　　　　　　月の光はへだてざりけり　　　　　　　　　（遠くの峯に咲く桜は白雲のように見える。　　　　　　　　　　あの花の雲は、月の光を遮ったりはしない。）　　　　　day dream posted by (C)のぞみ☆*⌒　　　あぁ、やっぱりこういうときに、すっと口をついて出てくるのは、百人一首にあるような歌ですね。　　　　　もろともに　あはれと思へ山桜　　　　　　　　　　　　　　　　花よりほかに　知る人もなし　　　　　　花よりほかに posted by (C)のぞみ☆*⌒　風が光っていました。　　　　　風光る posted by (C)のぞみ☆*⌒

  2015.03.31

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  梅は誇り高く

  境内に足を踏み入れると、鴬やメジロの鳴き声が響き渡っていました。梅は古来から日本人が好んだ花の香りのひとつのようで、橘とともにたくさん詠われています。今日はそのような歌を選んでみました。　　　色よりも香こそあはれと　思ほゆれ　　　　　　　　　　　　誰（た）が袖ふれし　宿の梅ぞも　　（詠み人しらず）　　　　　　匂いたつ posted by (C)のぞみ☆*⌒　　色、香り、光、闇・・　　　むめ（梅）の花　にほひをうつす袖のうへに　　　　　　　　　　　　　　軒もる月の　かげぞあらそふ　（てゐか）　　　（着物の袖をめいっぱい広げて香りを袖に写し取ろうとすると月光も写って　　　　お互いが袖の中で競い合っている）　　　　　　小町の梅 posted by (C)のぞみ☆*⌒　　　　春の夜の　夢はあやなし梅の花　　　　　　　　　　色こそ見えね　香やはかくるる　　（みつね）　　　　　＊春の夜の・・夜を擬人化　　　（春の夜の闇が花を隠そうとしているけれど、香りから花の場所がわかってしまったよ）　　　　　ほんとは夕闇に浮かぶ花を写したい～・・ posted by (C)のぞみ☆*⌒　　見る人の　こころをふかく染むればや　　　　　　　　　からくらなゐに　梅は咲くらむ　　くれなゐに　咲くや梅が枝（ゑ）あしびきの　　　　　　　　　　山さへ照りて　にほふころかな　　　　　　　　　＊あしびきの・・山にかかる枕詞　　　　　　あしびきの posted by (C)のぞみ☆*⌒　　　　　　昔、菅原道真公が大宰府に流された時、梅は主を慕って飛び、桜は悲しみのあまり枯れてしまったという伝説がありますが・・　　　東風（こち）吹かば　にほひおこせよ梅の花　　　　　　　　　　　　　　あるじなしとて　春な忘れそ　（菅公）　　　　　　東風 posted by (C)のぞみ☆*⌒　もしも梅と桜が同時に咲いたなら、梅は桜と同じようにもてはやされるでしょうか。　梅はそれを知っていて、少し早く咲くのかもしれない。　桜以上に芳香を放つのかもしれない。　うぐいすも哀れに思って、梅を選ぶのかもしれない。　　梅よ、しばしの憩い、誇り高く香れ。　あとに続く桜は、儚く散ってはならない。　伝説のように悲しみのあまり枯れてはならない。　梅のように強くならなくちゃ・・　醍醐寺の桜だよりがそろそろ届きそうです。

  2015.03.22

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  西陣織に見る桜

  束ね熨斗紋。吉祥文様として礼装をはじめ、さまざまな場面で使われます。　　　　　　　　　　　桜と菊が織り込まれています。　　　　　　　　　　　　　　かすみしく　このめ春雨降るごとに　　　　　　　　　　花のたもとは　ほころびにけり　　　　　＊このめ春雨・・“木の芽”と、“この芽を膨らませる春雨”を掛ける　　　（霞がたなびき、木の芽が張る春雨が降るたびに、桜のつぼみもほころび始めたことだ。）　　　　　　　　　

  2015.03.20

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  雛の宵に

  桃の節句。子供の頃にこの日は着物を着せてもらい、薄くお化粧と口紅をさしてもらってお雛様の前で遊んだ懐かしい記憶が蘇ります。お雛様は階段を組み立てるのが大変で、ともすると怪我をしそうになるような鋭利な台を、母は毎年一生懸命組み立ててくれました。“危ないから下がって見ていなさい”と言われるのですが、早く人形を飾りたくて仕方がなくて、“お母さん、まだぁ？”とよく催促していましたが、今から思うと、あんなに大きくて重いものをよく組み立ててくれたんだなぁと思います。階段ができると、緋もうせんをお内裏さまとお雛さまが座る一番上からなぞるようにして一番下まで敷きつめ、それが済んだら楽しい飾りつけとお花の準備でした。　“五人ばやしは誰がどの楽器を持つんだっけ？左大臣は右になるの？桜の木はどっちだっけ？”と、ひとつひとつ尋ねては箱から出していく楽しさ・・　“お道具にも並び方があるのよ。のぞみがお母さんになったとき、こうして教えてあげられるようになったらいいね”とその時に言われたのですが、私は母にはなってはいません。ごめんね、お母さん・・　鶴。　着たのは、こんな赤い着物でした・・　　　　　　雛の宵に posted by (C)のぞみ☆*⌒　宵を過ぎて部屋が暗闇に覆われだすころ、ぼんぼりを灯すとお雛さまの白いお顔と着物がほのかに浮かび上がってとても美しく、今宵の散らし寿司を作るお手伝いの声がかかるのですけど、お雛様のそばから離れられないのですよね。。　夜はお雛さまの部屋に布団を敷いてもらって、眺めながら眠ったことも懐かしい思い出です。　あんなに苦労して飾ったのにすぐになおしてしまうなんてイヤで、庭の桃の花や桜が咲き始める４月上旬まで長飾りをしていました。　そして桃の節句がすむと端午の節句、これは子供のころに何かしたという記憶がありません。次はいよいよ７月の七夕です。　七夕は一年のうちで一番楽しみな行事でした。　さて、３月になり、実家の畑の裏の竹林は、そろそろ竹の子の季節です。　“お母さん、一人で入っちゃだめよ”と言っているのですが、“のぞみがいる方が危なっかしい。近所の奥さんと入るからだいじょうぶよ”なんて言うのですよ。ほんとに、こちらがハラハラします・・　天神さんの梅が見ごろを終えて、遅咲きの随心院の梅が見ごろをむかえるころに、竹の子掘りに行ってきます。　今年は豊作だといいなぁ・・　お吸い物に、若竹煮に、木の芽和えに、竹の子ごはん♪　がんばって掘ってきますね～～♪　ここ掘れワンワンの犬も連れて行こうかしらん。　あぁ、竹林の写真も撮らなくっちゃ～♪　この前、電話をすると母は畑にいたようで、うぐいすの初音をスマホ越しに聞きました。

  2015.03.03

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  追儺・鬼はどこに住む？

  御苑の長い塀の奥に京都御所が広がります。節分の豆まきは、宮中で行われた追儺（ついな）の行事に由来するそうです。鬼に扮した舎人（とねり）を、方相氏（鬼を追う役）になった大舎人が面をかぶって大内裏を駆け回り、殿上人（でんじょうびと）は桃の弓と葦の矢、太鼓を囃してこれを援護したという・・　ここでいう鬼とは疫病や天災などのことで、それは当時の人々にとってもどんなに恐ろしいものだったことでしょう。それなのに、なんて優雅な儀式のありさまでしょうか・・　　　　もろ人の　儺（な）やらふ音に夜はふけて　　　　　　　　　　　　　はげしき風に　暮れはつる年　（定家）　　　　　＊暮れはつる年・・追儺の行事は、旧暦の大晦日に行われた。　　　　　京都御苑 posted by (C)のぞみ☆*⌒　京都御所、承明門より紫宸殿をのぞみました。　鬼たちが逃げ惑うさま、太鼓の響き、桃の弓がしなる音、殿上人の衣ずれの音、それらを見守った煌びやかな十二単に身を包んだ長い髪の女性たち・・　　　　　　　　　鬼といっしょに寒い冬も退散してくれないかな・・　ふと思ったのですけど、もしかして・・心の中に密かに潜む、弱さ、不安、疑心、羨望、怠惰、そのようなあらゆる負の感情の正体が、もしも鬼であったなら（煩悩とは違う。だって、煩悩は恐怖をともなわない）自分では気がつかないうちにそのような感情が起こるとしたら、それは醜い鬼であって、これらを負かすことがほんとの鬼退治かもしれないと思いました。

  2015.02.03

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  そのために見に行った

  鹿苑寺金閣を刺繍します。　　　　　　so beautiful posted by (C)のぞみ☆*⌒　　　　　　　　

  2015.01.15

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  恋雪

  雪を詠まれた和歌を選んでみました。やっぱり恋の歌でなくっちゃ～♪竹はなかなか思うように撮れなくて、もう写すの疲れたと思ったときに違った視点で撮れました。好きなモチーフなのに苦手になりつつあるなんて、これからは実家の竹林で練習しようと思います。　　　　逢はぬ夜の　降る白雪とつもりなば　　　　　　　　　　われさへともに　消ぬべきものを　　　　　　　　　（あなたに逢えない夜が白雪が降り積もるように積ったなら　　　　　　　　　わたしは雪と一緒に消えてしまいそうです・・）　　　　　雪竹 posted by (C)のぞみ☆*⌒　元日に降りしきる雪。　　　かつ消へて　空に乱るる淡雪は　　　　　　　　　　もの想ふ人の　こころなりけり　　　　　　　　　　　瞬く間に・・ posted by (C)のぞみ☆*⌒　　松は冬でも色を変えずに緑を保つことから、賀歌によく詠まれているようです。　　　万代（よろづよ）を　まつにぞ君をいはひつる　　　　　　　　　　　　　　　千歳のかげに　すまむと思へば　　　　　　　＊“まつ”に松、待つを掛ける　　　　　　＊“祝ひつる”に鶴を掛ける　　　　　　　　　　　　　千歳 posted by (C)のぞみ☆*⌒　山に朝陽が照り始めたときでした。　　　よそにのみ　恋（こひ）やわたらむ　しら山の　　　　　　　　　　　雪見るべくも　あらぬわが身は　　　　　　（遠くからずっと恋慕ってばかりいるのでしょうか。　　　　　　　白山の雪を見に行くすべもないわが身は・・）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　朝陽 posted by (C)のぞみ☆*⌒　お正月三が日はずっと雪でした。　明日には跡形もなく消えていることでしょうね。　そしてまた日常。

  2015.01.04

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  雪花

  夕べふと目が覚めると、元日以上にまた雪が積っていました。新年に降り積る雪は縁起がいいと和歌にも詠われていますけど、ほんといい年になりそう～・・フェンスの向こうは屋根ですけど、雪の反射と朝陽が照らされようとして、さざ波のように揺らめいて見えました♪　　　　　再びの雪 posted by (C)のぞみ☆*⌒　　花のいろは　雪にまじりて見えずとも　　　　　　　　　　香をだににほへ　人の知るべく　（古今集）　　　　　白い華 posted by (C)のぞみ☆*⌒　　冬ながら　空より花の散りくるは　　　　　　　　　　雲のあなたは　春にやあるらむ（古今集）　　　　（冬なのに、空から花が降ってきた。　　　　雲の向こうは、もう春なんじゃないかしら・・）　　　　　雪花 posted by (C)のぞみ☆*⌒　　　雪持ち笹。　　　この文様も刺繍してみたい・・　　　　　雪持ち笹 posted by (C)のぞみ☆*⌒　　　　　　陽が照ってきました。　　　もう、ぽたぽたと雫が滴っています。　　　儚いものは美しいです。

  2015.01.03

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  雪化粧～

  一面の銀世界になりました。数年に一度の大雪かもしれません。　　　　峰の雪　みぎはの氷踏みわけて 　　　　　　　　　君にぞまどふ　道はまどはず　（源氏物語）　　　　　静寂 posted by (C)のぞみ☆*⌒　snow beauty　　　　　　　snow beauty posted by (C)のぞみ☆*⌒　雪輪文の刺繍をしようかな～・・　　　　　　japanese beauty posted by (C)のぞみ☆*⌒　昨日写した場所は、こんなに積っていました～。　　　　　　こんなに積った♪ posted by (C)のぞみ☆*⌒

  2015.01.02

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  雪の元日

  元日という、このおめでたい日に降り積もる雪のように、良きことがますます重なりますように・・　　新しき 年のはじめの 初春の 　　　　　　　今日降る雪の いや重け吉事（よごと）　（万葉集最終歌）　　　　　元日に！ posted by (C)のぞみ☆*⌒　朝は晴れていたのに、おせちをいただいている間にいつの間にかたくさん降り積もっていました。　２日前に降っていたら、雪の金閣を撮影できたのに、惜しい～！　家に帰っていましたが、視界も白くなってきましたので早めに自宅に戻ってきました。　でもせっかくなので、近所の寺院の雪景色を写しに行ってきました。　京都市で雪が積るなんてめったにないこと・・　　　　　門の下で雪やどり posted by (C)のぞみ☆*⌒　日本中で、雪で難儀される方が多い中で、こんなふうに雪を讃美するように写真をアップしていいものかと感じるのですけど　　　　　　静ひつ posted by (C)のぞみ☆*⌒　でもやはり、美しいと思わずにはいられない・・

  2015.01.01

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  護王神社

  　元日、青空一色～～♪♪朝陽がまぶし～～い♪　かくて明けゆく空のけしき、昨日に変りたりとはみえねど、ひきかへめづらしき心地ぞする。大路のさま、松立てわたして、はなやかにうれしげなるこそ、またあはれなれ。 （徒然草第19段）　写真は、護王神社です。　ご祭神の和気清麻呂公が、宇佐八幡までの遠い道のりをたくさんのイノシシに護られたという故事にちなんで、境内には狛犬ではなく、狛猪が置かれているそうです。　イノシシさんも、阿吽の仲になっているかな～？　　　　　護王神社 posted by (C)のぞみ☆*⌒

  2015.01.01

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  年の瀬の鹿苑寺金閣

  一年の締めくくりの写真として京都で最も美しい所はと考えると、やはりここになりました。　　　　　年の瀬の鹿苑寺金閣 posted by (C)のぞみ☆*⌒　鏡湖池。　朝陽に照らされて輝く金閣は、大晦日でもお正月でもこれからもずっと変わりなく輝いて、それは不変を約束してくれているような・・　　　　　forever posted by (C)のぞみ☆*⌒　明日からまた寒波が来るそうですね。　なお、年末年始のご挨拶は、控えさせていただきます。

  2014.12.31

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  道

  あれは誰とも見分けがつかない夕暮れどきがきれいか、それともレモン色の朝陽に照らされたときがきれいか、この場所は。それとも・・こんなまっすぐな道なら、何も迷うことはない。　　　　　　　　　　五条 posted by (C)のぞみ☆*⌒

  2014.11.29

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  飛翔

  西陣織　　　　

  2014.11.07

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  織物に見る紅葉と菊

  嵐山でなかったら、何も気をもむことなく紅葉を見ることができるだろう、それほど嵐山の紅葉は美しいと詠われています。 　　　思ふこと　なきてぞ見ましもみぢ葉を　　　　　　　　　　　　嵐の山の　麓ならずば　 　　　大ゐ川いはなみ高し　いかだ士よ　 　　　　　　　　　　　　岸のもみじに　あからめなせそ　　　　（岸辺の紅葉に見とれていないで、筏士さん、ちゃんと舵を取ってくださいね・・）　　　　　　織物に見る紅葉　　　　　これは柳でしょうか　加茂川かな・・　　　　　　　　　　　　　花車は、四季の草花を車輪に乗せた華やかな文様です。 　　　　　秋をおきて　時こそありけれ菊の花 　　　　　　　　　　　　うつろふからに　色のまされば　　　　　燃えるような西陣織を見ていて思い出したのは、遠くからは見えるけれど近寄ると見えなくなってしまうという、不思議な不思議な木の歌でした。 　　　ははき木の　心を知らでその原の　　　　　　　　　　　道にあやなく　まどひぬるかな　　（源氏） 　　　（あなたが・・　　　　そばに近寄ると姿が見えなくなってしまうという箒木のような心を持った人とも知らずに　　　　こんなにもお慕いしてしまって、私の心はただ迷うばかりです）かへし　　 　　　数ならぬ　伏屋に生ふる名のうさに　　　　　　　　　　　あるにもあらず　消ゆるははき木　（空蝉） 　　　　（私はあなたと違っていぶせき家に生まれ育った身ですから・・　　　　　このようなお言葉を受けてもつらいばかりで、 　　　　　あの箒木のようにお目にかかることができないでいるのです・・）　あぁ、身分違いの恋・・　現代でもあると皆さまは思われますか・・　あ、またこんなことを書いちゃったら誤解を生んでしまいますね～。　　　　　さて、今年は夏に雨が多くて日照不足でしたので、紅葉はあまり期待できないのではと、こちらではささやかれていますけど、さぁ、どうなるのでしょう～。

  2014.11.06

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  鳴き声聞こえた

  千鳥の写真を撮れないので、織物の中に飛ぶ姿を写しました。　　　あふことは　いつとなぎさの浜千鳥　　　　　　　　　　　浪の立ゐに　音（ね）をのみぞなく　　　かくてのみ　荒磯（ありそ）の浦の浜千鳥　　　　　　　　　　　よそになきつつ　恋ひやわたらむ　　　　　　　　　　　千鳥は海辺だけではなく、河川敷にもいるそうですね。　大堰川にはいるかな～。　高雄の方は紅葉が色づき始めたようですけど、嵐山はまだですね～。　写真は先月のときのです。　　　　ゆふぐれの　流れくるまを待つほどに　　　　　　　　　　　　涙おほゐの　河とこそなれ　　　　　　　　＊涙おほゐ・・大堰川と掛ける。　かへし　　　　思ふこと　おほゐの河のゆふぐれは　　　　　　　　　　　　心にもあらず　なかれこそすれ　　　　夜の菊　　　　君が名も　我が名もたてじ　浪速（なには）なる　　　　　　　　　　　　御津（みつ）とも言ふな　逢ひきとも言はじ　　　　　　　　＊御津・・“見る”を掛ける。　　　　　身を削るようにして織るからなのか、　　西陣織には、心揺さぶられるような激しい歌がよく似合います。　　あ、でも千鳥の歌はそうでもなかったですね～・・　　これからしばらく、この織物に歌を添えてアップしたいです。

  2014.11.05

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  花を織る

  初霜がおりた朝、庭で白菊を手折ろうとするけれど、霜の白さが菊がどこにあるかを惑わせる。それならば、あてずっぽうに折ってみよう。　　　　　　心あてに　折らばや折らむ初霜の　　　　　　　　　　　　おきまどはせる　白菊の花　　　　　西陣織 posted by (C)のぞみ☆*⌒　西陣織だいすき・・・　　　　　西陣織 posted by (C)のぞみ☆*⌒　この織物の美しさを写真におさめるのはむつかしい。

  2014.10.23

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  菊

  京友禅が好き。西陣織が好き。　　　　　　　　　菊 posted by (C)のぞみ☆*⌒

  2014.10.20

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  嵯峨野

  竹林はやっぱり癒される・・　　　　　　　　　　　嵯峨野 posted by (C)のぞみ☆*⌒

  2014.10.17

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  光と影

  人のこころにもあると思う光と影　　　　　　天龍寺 posted by (C)のぞみ☆*⌒

  2014.10.14

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  嵐山

  疲れたので、一番好きな和歌が詠われたここに来た・・紅葉に染まる時をご想像くださいませ・・　　　　　朝まだき　嵐の山の寒ければ　　　　　　　　　　　もみじの錦　着ぬ人ぞなき　　　　　嵐山 posted by (C)のぞみ☆*⌒　　　　　　　　　　　　　　　　　　場所によって、保津川、大堰川、桂川と名前が変わる川です。　嵐山渡月橋の辺りは、大堰川と呼ばれます。　　　　　　　　ゆふぐれの　ながれくるまを待つほどに　　　　　　　　　　　　　　涙おほゐの　川とこそなれ　　　　　　（あなたに逢える夕暮れを待つ間にも、恋しさの涙が溢れてとまりません・・）　　　　　　　　＊涙おほゐ・・“涙が溢れる”ことと“大堰川”を掛ける　かへし　　　　思ふこと　おほゐの川のゆふぐれは　　　　　　　　　　　　　　　心にもあらず　なかれこそすれ　　　　　　（私だって、もの想いの多くなる夕暮れどきは、思わず涙が溢れてくるのです・・）　　　　　　大堰川 posted by (C)のぞみ☆*⌒

  2014.10.10

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  月が朝陽を連れてきた

  朝陽が空を染め始める頃、西の空を振り返ると、夕べの月が沈まずにまだ残っている。　　　　ひむがしの　野にかぎろひのたつ見えて　　　　　　　　　　　かへり見すれば　月かたぶきぬ　（ひとまろ）　　　　　朝焼け posted by (C)のぞみ☆*⌒　朝焼けの美しい朝でした。　一瞬でした。　なんでも頂点は瞬間なんだなぁ・・　もう少し早い時間に写してみます。

  2014.10.07

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  袖

  葉っぱはモミジにも見えるような～・・涼しくなったら、さっそく羽織ることにしました。母からもらったのですけど、昨年はあまり袖を通していませんでした。　　　あひにあひて　物思ふころのわが袖に　　　　　　　　　　　　やどる月さへ　ぬるる顔なる　　（逢瀬を重ねた後の、物思いに沈む袖に映る月でさえ、濡れた顔（泣き顔）なのはどうして・・？）　　　　　　　　　雪の花 posted by (C)のぞみ☆*⌒　もうすぐ十三夜ですね。　みなさまは、２回目のお月見はされますでしょうか。　今年はそのあとにも大きな天体ショーがあり、今からとてもドキドキ、楽しみです。　双眼鏡、用意しておかなくっちゃ～♪

  2014.10.03

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  時の流れ

  またこんな和歌をアップしたら、君はそういう恋をしているんだね可哀そうって思われちゃうんだろうな～。違いますから～・・　夕暮れは雲のはたてに　ものぞ思ふ　　　　　　　　　　天つ空なる　人を恋ふとて　　　　　　平安神宮大鳥居 posted by (C)のぞみ☆*⌒　和歌に詠まれた秋の野や花の写真が撮りたくて、植物園や近所のお寺の境内などに行くのですけど、イメージにあった風景ってなかなか見つからないものですね～。　写真は平安神宮の大鳥居です。　

  2014.09.28

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  うわの空

  女は男を“月影”と呼んだ・・　　　入るかたは　さやかなりける月影を　　　　　　　　　　うわの空にも　待ちし宵かな　　　　（直訳・・入っていく方角ははっきりと見えていた月ですが　　　　　　　　　そんな月を、落ち着かずに待っていたことです。　　　　　意訳・・ちゃんとわかっているのですからね。　　　　　　　　　月影（あなた）がどこへ行こうとしているのかを・・）　　不実な男を恨みつつ、それでいてそわそわしながら待っていた自分の愚かさを詠った歌です。　　男はどんな返歌をしたかというと・・　　　さしてゆく　山の端もみなかきくもり　　　　　　　　　　　こころの空に　消へし月影　　　　　（目指す山の端、あなたの家の方角はあたり一面雲ってしまっていて何も見えず　　　　　　私は道に迷うばかりだったのです・・）　　　　　　　うはの空 posted by (C)のぞみ☆*⌒　　女は男を“月影”に例えて詠みかけたのに対し、男は返歌で自分のことを月影と表現し、　　行き先を“さやかなりける”と言われると、男は“かき曇り”で応じました。　　さらに女が“うはの空にも”と詠めば、男は“心の空に”と答えるといったように、　　相手の気持ちを十分くんだ上で、巧みに自分の歌に利用して自分の主張を織り込んだのでした。　　こんな返歌をもらったら、待っていても許してしまいますよね～。　　写真は賀茂川から北の方角を望みました。　　　　　　

  2014.09.28

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  さらさらさやけ・・笠は鴨川に落ちた

  ふたりは彼方に広がる山々を、満天の星空をきっと見ていたことでしょう。　　君が愛せし　綾藺笠　落ちにけり　落ちにけり　賀茂川に　川中に　それを求むと　尋ぬとせしほどに　明けにけり　明けにけり　さらさら清けの　秋の夜は　　（梁塵秘抄）　　＊加茂川・・京都市を流れる川。　　　　　　　　高野川の合流地点より上流を加茂川、下流を鴨川と表現する。　　（あなたが大切にしている笠が、あぁ、落ちちゃったよ、落ちちゃったよ。川の中に・・　　　探しているうちに夜が明けちゃった、明けちゃったよ・・。　　　清々しい秋の夜が・・）　　　　　　笠は鴨川に落ちた posted by (C)のぞみ☆*⌒　　風に吹かれて笠を落としてしまったのは、もしかすると彼女なのかもしれません。　彼の愛用の笠なので一生懸命探すのですけど、夜の闇の中に流されてしまって一向に見つからないのです。　もういいんだよ～って言ってくれたけど、泣きながら探しているうちに夜明けになってしまったのでしょう。　綾藺笠は武士が狩りの時などに用いた笠だそうですが、　現在の流鏑馬神事のときに馬上から矢を射掛ける武士に扮装した姿を見ますと、当時としてもこの笠はとても粋な姿だったのかもしれないなぁと思いました。　　今日は青空が広がりました。　陽に照らされて、川の水がキラキラと反射していました。

  2014.09.27

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  比叡山

  約束したよね僕たちは。決して心変わりなんてしないって・・　　名にしおはば　逢坂山のさねかずら　　　　　　　　　　人に知られで　くるよしもがな　　　　（“逢う”という名前をもっているのなら　　　　逢坂山に生えているさねかずらをたぐり寄せるように　　　　誰にも知られないであなたを連れ出してしまいたい・・）　写真は逢坂山ではなくて、比叡山です～（笑）　この場所から一体誰が、この山を眩しく仰ぎ見ていたかというと・・　　　　　　比叡山 posted by (C)のぞみ☆*⌒　あまりの恥ずかしさに、うつむいて真っ赤になってしまった秋バラさんでした～。　　　　　　　　　　　　比叡山を見上げ続けた秋バラさんは・・ posted by (C)のぞみ☆*⌒　　和歌集を思いきって、購入しました♪　　　　　　　　テレビを見ない生活を始めました。　そのかわり、家にいるときはＰＣを開けている時間が増えました。　　夜は虫のすだく声がよく聞こえ、自然がより身近になった感じがします。

  2014.09.20

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  wonderful kyoto

  いかづちが地から湧き、大木が空から生えるような職人の技。　　　　　　　　

  2014.08.24

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  涼

  　あまりの暑さに～・・・　無口になります～。　　　　　　うっそ♪

  2014.07.26

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  京の納涼　貴船の川床

  　鴨川にも床がありますけど、自然に包まれたこちらの方は涼しいです。　　　　　　　　　　今日も暑くなるそうですが・・　まだ３７℃になっていないのに、この暑さで納涼と言っていては、先が思いやられます～（笑）　　　　　　　　　　　今朝咲きそうな日々草。　さっき、有明の月が見えました。　夏の早朝はやっぱりいいものですね。。　　　　　　　　　　　　今日咲くかな・・ posted by (C)のぞみ☆*⌒

  2014.07.21

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  千鳥

  祇園・・じゃなくて千鳥は先斗町（ぽんとちょう）のマークでした。　　　　　　　　　千鳥は和歌にもよく詠まれた鳥でした。　源氏物語の須磨の巻で詠まれたこんな歌はいかがでしょう・・　罪を受けて須磨へ流謫の身となった源氏の仮のお屋敷に、月の光が差し込んできます。　　　　　いづ方の　雲路に我も迷ひなむ　　　　　　　　　　　　月の見るらむことも恥づかし　（源氏）　　（夜空の月はいつも迷うことなく自分の道を通っているのに、　　　いったい私はどこへ向おうとしているのだろう・・　　　あの輝く月に見られていると思うと恥ずかしい・・）　都でたくさんの人に囲まれて華やかな生活をしてきた源氏にとって、海の見える土地は初めてでした。　よく眠れなくてうとうととまどろんでいたところ、明け方の空に千鳥が鳴きます。　　　　　友千鳥　もろ声に鳴く暁は　　　　　　　　　　　　　ひとり寝覚めの　床も頼もし　　　　（明け方に鳴いた千鳥の寂しげな鳴き声でさえ、一人寝の身には頼もしく感じることだ・・）　物語では源氏は綺羅星のごとく輝いて、華やかな恋愛絵巻が繰り広げられますけど　この須磨の巻がなかったら、それだけの物語になってしまっていたのでしょうね。。　と、ここまで書いていて　う～ん・・やっぱり・・　こんなぼんぼりに描かれた千鳥じゃなくて、本物の千鳥が浜辺で群れているような情景がこの歌には似合うんだろうなぁ・・　でも京都には海がないんですもん・・　千鳥って川にもいるのかなぁ。　話は元にもどりますけど、祇園のぼんぼりは、赤地に白の数珠つなぎ（お団子）でした。　上七軒はこの逆で、白地に赤の数珠つなぎです～。　　　　　　　　　　　　　　　皆さまはもし、お茶屋遊びをされるとしたら、上七軒、祇園、先斗町のどこがお気に召しますでしょうか～。　どうぞ、西陣織の町、上七軒においでにいらしてね♪

  2014.07.20

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  京の納涼　友禅流し

  反物を振り上げて遠くに飛ばし、川の水で糊を落としています。友禅流しは鴨川だけでなく、桂川や堀川、白川など市内の至るところで行われていたそうですが、現在は川では行えなくなり、各工房が室内で人工水路を用いて行っています。 これは、イベントのひとつとして、“京の七夕”の中で行われた情景です。　　　　　　　

  2014.07.19

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  京の納涼

  　今日の納涼風景は、上七軒（かみしちけん）の舞妓さんの名前が書かれたうちわです。　　　　　　　　　　　　

  2014.07.18

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  京の納涼　　鴨川川床

  鴨川の川床です。　　夏は河原の夕涼み　　白い襟あし　ぼんぼりに　　かくす涙の口紅も　　燃えて身をやく　大文字(だいもんじ)　　祇園恋しや　だらりの帯よ 　　　（祇園小唄より）　　　　　　　　刺繍がなかなか進みませんので、京都の納涼風景をしばらくアップします♪

  2014.07.17

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  京都の風景を刺繍したい

  夏の日のこんな景色や　　　　　　　　　　　　一蓮托生。私もそうありたい。 posted by (C)のぞみ☆*⌒　こんな定番の風景　　　　　　　　　五条大橋だけが出会いの場所じゃない。 posted by (C)のぞみ☆*⌒　　　　葵祭ははずせない。　　祇園祭も・・　　　　平安絵巻　葵祭 posted by (C)のぞみ☆*⌒　雪の金閣も、金糸銀糸で表現してみたい・・　夏の嵐山や、朱塗りの社殿に降り積もる雪の平安神宮の風景もいいな・・　あ・・。　桜を忘れていました。　京都の四季おりおりの美しい景色を絹糸の刺繍で表現してみたい・・・　　　　　　　　　　　　　　　鹿苑寺金閣 posted by (C)のぞみ☆*⌒　　それでなければ、一色だけで竹林を表現するだけでいい・・　　　　　　　　　　　　笹の葉さらさら posted by (C)のぞみ☆*⌒　　　　　　日曜日から急に体調を崩してしまいました。　　　　　いつもなら病院にはめったに行かないのですけど、たまらなくノドが痛くて昨日診てもらうと　　　急性扁桃炎と言われました。　　　薬を飲んでもなかなか効き目があらわれなくて、熱まででてきて　　　ちょっとぐったり・・　　　安静に。って先生に言われて、家でおとなしくしていますけど　　　何かをして気を紛らわせたくて、今までずっと心の中であたためてきた　　　刺繍をしてみたい京都の風景を考えてみました。　　　写真から、刺繍用にスケッチをこれからしようと思います♪

  2013.09.10

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