民主党、民間団体にブラフ(はったり、だます、威嚇)をかける=民主主義破壊の逆臣
2008年9月17日 18:53:09 たとえば、他の政党を「デマ」で攻撃するような政党があれば“卑劣で最低だ!”と、だれもが非難することだろう。 では、他の政党(=公明党)の支持団体(創価学会〈=あくまでも民間団体〉)を「デマ」で攻撃(=参院では第1党の民主党が、国権で支持団体の中心者〈=あくまでも民間人〉を証人喚問・国会招致)したら。 “最低”に下はないのだから、なんとも言いようがない。 星浩(朝日新聞編集委員) これは矢野さん自身の話もあるし、民主党と亀井(静香・国民新党代表代行)さんもいろいろ動いているが、それが果たして本当にやるつもりなのか、一種のブラフ(脅し)としてやっているのかも、総選挙に向けた駆け引きの一つだと思う。ただ、確かに民事(訴訟)の最中に片方をどうこうするのがいいのかという議論はもちろん出てくると思う。(9月7日のサンデープロジェクトで) 参院第1党の公党が、公権力でもって民間団体に“ブラフをかけている”と全国放送されておりますが。 これに対するマスコミの非難は“皆無”かと。 いつものことだが、とても納得のいかない話。 本来、民衆の団体や民間人を「デマ」で攻撃するなんて、民衆から公権力を託された政治家・政党が絶対にやってはいけないことだ。 もちろん、民主党の主張のほうが正しい可能性もある。 しかし、それなら、なおのこと裁判などで正誤を争うべきだ。このように。 しかし、経緯から考えて、民主党側の証人(?)のほうが“100%ウソをついている”といっても、決して言い過ぎではないw 民主主義とは民衆が主権者であり、最高権力者であり、王であるという制度。その民衆の無知につけこんで、「民衆」それ自体を攻撃するのは、民主主義を破壊する行為といえる。いわば「逆臣」。 当然ながら、“票を入れなかったから、その有権者には従わなくていい”などということもない。政治家にとっては自分を非難した民衆だって「王」だ。 “自分に投票してないから殺す”などとなれば、簡単に民主主義は崩壊する。 余談だが、市川房枝女史と、さも関連がありそうに吹聴する矢野穂積(東村山市議)の所属する「草の根」は、以前、“お前ら票を入れなかったくせに、何いってるの”みたいなチラシを出したことがあるw 民主党の行為は、“ただ単に民衆団体を威嚇してみた”ではすまないと。 “じゃぁ、創価学会がなくなったら、次は?”ってこと。 だから、あえて「民主主義の破壊者」「有権者に対する反逆」と言わざるを得ない。 本来ね、公党が、罪のない民衆団体を攻撃する“可能性”なんて、0.01%もあってはいけないのよ。 しかも、選挙のためにwbluff[動](他) 1 〈人を〉はったりで[虚勢を張って]だます;〈人に〉こけおどしで(…)させる((into doing));〈人を〉威嚇して(…を)やめさせる((out of ...)) ・ He bluffed me into thinking he was a policeman.大きくかまえて警官だと私に信じ込ませた. 2 はったりで…のふりをする ・ bluff innocence何も知らないふりをする. 3 《ポーカー》〈相手に〉はったり[ブラフ]をかける((out)). ━━(自)虚勢を張って人をだます. bluff it out((略式))はったりで困難な状況を切り抜ける. bluff one's wayはったりで(…を)切り抜ける((out of, through ...));はったりで(…に)ありつく((into ...)). ━━[名] 1 [C][U]からいばり, 虚勢, こけおどし, はったり;はったり屋 ・ pull [make] a bluff虚勢を張る. 2 [U]ごまかし, 言い抜け. 3 [U]《ポーカー》はったりをかけること, ブラフ. call a person's [the] bluffたいしたことはないと見くびる;(ポーカーなどで)人の手を公開させる. bluff・a・ble[形] bluff・er[名] [ プログレッシブ英和中辞典 提供:JapanKnowledge ] 公明新聞:2008年9月8日定額減税、財政再建と両立(略) サンデープロジェクトで太田代表が語る 公明党の太田昭宏代表は7日、テレビ朝日系の報道番組「サンデープロジェクト」に生出演し、司会の田原総一朗氏の質問に答える形で、コメンテーターの星浩・朝日新聞編集委員、片山虎之助・前自民党参院幹事長を交え、大要、次のような見解を述べた。 田原 (庶民の)生活が苦しいと公明党が定額減税を言った。いろいろ取材すると、一世帯当たり5、6万円ということだが。 太田 (減税額は)決めてはいないが、10年前、特別減税があり、そこからいくと5万円とか6万円。世帯主に2万円ちょっと、扶養家族にその半分ということだ。 田原 1兆5000億円になる財源はどうするのか。 太田 最終合意にはなっていないが、財源についても単年度だから、ムダをなくしたり、特別会計の剰余金や積立金を緊急事態ということで使おうともわれわれは考えている。だから、赤字国債ではないことだけは明確にしておく。 (政府・与党で合意した緊急経済対策の中で定額減税について)税制改正(の議論)と時期を「併せて」と書いてある。その中に組み込んで、ではない。文言から言えば、税制改正という時と併せてということだから、その時に(規模や実施方法についての議論を)やるということだ。 田原 福田首相が辞めた直接の原因だといわれているが、インド洋での給油活動(継続)の新テロ特措法に、公明党が非常に消極的というか反対を示したといわれている点はどうか。 太田 よく福田首相が辞めるに当たって、公明党の重圧があったということで言われた一つが定額減税だが、これは(政府・与党で)合意している。 テロ特措法の扱いについても、われわれは給油延長に基本的に賛成だ。しかし、最初から「60日規定」(衆院の法案送付から60日たって参院が採決しない場合、参院が否決したとみなして、衆院の3分の2以上の賛成をもって再議決できるという憲法59条の規定)を前提にやるよりも、その前にもう一度、民主党と本格的な話し合いをしてはどうかというのが、私たちの提案だった。 田原 (8月中に臨時国会を9月12日召集、会期70日と決めた)日程問題で当初、自民党は9月上旬から80日間、公明党は9月下旬から60日間と言っていた。80日は長過ぎるのか。 太田 自民党の国対委員長も、9月上旬からやった場合と、民主党の党首選挙の後ということで9月下旬からやった場合という2案を出していたので、そういう点では十分話し合いの上でやったことだと思っている。 田原 民主党が特に参議院で(元公明党委員長の)矢野(絢也)さんに出てもらって、矢野問題を徹底的に追及したいと。これが嫌だから(臨時国会の会期を)短くしたいと公明党が言っているというが。 太田 全く違う話だ。会期の問題とそうしたいわゆる矢野問題とは全く関係がない。もともとこの問題は、(脅迫されて言論活動を妨害されたと)矢野さんが学会側を訴え、そして学会側が逆に(名誉棄損で)訴えているということで、今、司法で訴訟中だから、そこの場できちんと(すべきことだ)。 田原 民主党は何としてもこれを出すと言っている。 太田 誠に不見識と言わざるを得ない話だ。 星 これは矢野さん自身の話もあるし、民主党と亀井(静香・国民新党代表代行)さんもいろいろ動いているが、それが果たして本当にやるつもりなのか、一種のブラフ(脅し)としてやっているのかも、総選挙に向けた駆け引きの一つだと思う。ただ、確かに民事(訴訟)の最中に片方をどうこうするのがいいのかという議論はもちろん出てくると思う。 田原 辞任の記者会見で、福田首相は、自公政権について、決して順調でない可能性がある、不測の事態に陥ってはいけないということも考えて辞めたと言っている。 太田 ニュアンスが二種類とれるが、私は自公政権にとって順調でない可能性があって、これから解散に追い込まれるとか、いろんな難局があるから強い体制をつくるという意味だと思う。 片山 私もそう思う。自公政権という現政権がこれから順調にいかない可能性がある。野党の抵抗その他で。だから不測の事態もあり得るという意味だと思う。 田原 公明党は福田さんでは選挙に勝てないと思っているのではといわれているが。 太田 内閣改造したから、そういう点では、よく福田さんですか、ポスト福田さんですかと聞かれたが、改造した時に福田―麻生という挙党一致の体制で勝負をすると思っていたし、私と首相の間は、自民党の幹部の方以上に個人的に話をしていることが多い。 福田首相のものの考え方、中国あるいは韓国、アジア外交、世界の外交姿勢についても、特に生活者や消費者が大事だということについては、私たちと本当に一番、考え方の近いのが福田首相だったと思う。 星 24日からの臨時国会冒頭解散という議論もあるが、首相の所信表明演説、そして与野党が代表質問、予算委員会で議論してから民意を問うよう、公明党には良識を発揮してもらいたい。 太田 (臨時国会は)「生活支援国会」だと強く思っている。代表質問をし、私も発言させてもらいたい。補正(予算案)は、国民が望んでいるということで結論を出す。いつ解散になるかは分からないが、補正は私たちはやりたい。