古代史の「謎」入門
図書館で借りてきた本の一冊です。図説古代史の「謎」入門関裕二著 学研著者は学者ではなく、「歴史作家」の肩書で、一般向けに書いてくれているのでとても楽に読めました。おなじみの「邪馬台国」や「日本書紀」、「天皇家」と言ったキーワードを平易に解説した上で、それでも分かっていないことの多い日本の歴史は「謎」だらけなんだ、と説き、それが日本史(古代史)の面白さだと教えてくれます。特に登場人物が無く退屈しがちな縄文~弥生期の日本について「謎」が面白いんだ、と読ませる辺りはさすが作家と思わせる力量です。何サイズと言うのかな・・B5版で、気楽に楽しめて へー と思わせる内容で、まさに「入門」にぴったりの本でした。