イツモ。イツマデモ。
著者の本、私が読んだエッセイ2冊目になります。どこかで会ったような学生時代に友達とおしゃべりしたような懐かしい感じがする。正直、まっすぐ、そしてやんちゃで行動派。さらさらと読み進めていく中で、ふっと私の気持ちと重なるところがある。~「人を愛するということは、その人の人生を知るということ。何かをやってあげたり、教えようとする前に。まずは、相手を知ろうとすること。それが、優しさなのかもしれない」~(本文より)不器用にままならぬ気持ちが押し寄せてくるのだけれど、私はその人、その子のことをもっと少しでもいいから知りたいと日々思っています。そして知らないままにいることに嘘くさささえ感じてしまいます。若い頃はただひたすら突き進んでいたのだけれど。