過去日記2010年4月21日『今日もお腹立ち!』
2010年4月21日『今日もお腹立ち!』今日は農協と蓄協でお腹立ちだった。ひーちゃんは今日BCGを打ってきた。その帰り、農村少子化対策の出産祝賀金の申請をしてしまおうと農協に寄ったのだが・・・。まずこの制度の説明を少し。都市に比べて農村の過疎化&少子化は凄まじい。農家は稼ぎが悪いから、子供を産んでもろくに大学に送ってあげられないとかで、子供をたくさん産まない傾向にあるんだそうだ。ので、三年以上農作業に従事して 、今年第三子を出産した家庭を審査して、全国で600家庭を選定し、出産祝賀金を送ると言う制度だ。それで、うち等夫婦もそのことを農民新聞で知り、農協で申請しようとしたら、そんな制度は知らないよ!該当地域じゃないんじゃないですか?』と一括されてしまったそうなのだ。それで、私が、家に戻ってから、その記事に載っていた『農協福祉財団』と言う団体に直接電話をかけて訊いてみた。該当地域なんて無くって、全国どこでもやっている制度だそうで、近くの農協または蓄協で申請すればいいとのこと。で、もしかしてってこともあるから、蓄協に電話をしてみることに。そしたら、『郡から何のお達しも来ていないので分かりません。該当地域じゃないんじゃないですか?』と女性の職員の答え。私が、『農協福祉財団からの授業なので、郡からお達しが来る訳ないでしょ。農協福祉財団に確認してみたらどうなんですか?』 といいかけたら、言葉をさえぎって何か言おうとするから、『人の言葉をどうして最後まで聞かないんだ!親切にお客に対応する蓄協だと言っておきながら、なんだその態度は!!』と、私、キレまくってしまったの。『農協、蓄協で全国的に行われている事業だと、新聞に載っているのに、よく調べもしないで、知らないの一言で済ませようとするなんて、それで理屈が通ると思っているのか?』と言うことを叫んでしまった私。それからはその女性の職員、態度が変わって、おとなしくなったのね。やっぱり韓国では大きい声で説得するに限るかもしれない。『農協福祉財団の電話番号を教えるから、そちらで確認して欲しい。』と言い、私の家の電話番号も伝え、蓄業からの電話を待つことにした。さっき、しれっとした態度で、蓄協から電話があった。『そういう制度があるんですねえ。申請にいらしてくださいね』とのことだった。ちなみに、先ほど私と電話で話した女性の職員ではなかった。もっとお偉いさんのような声だった。上司が直接電話してきたらしい。知らないで済ませられるか、きっと、韓国の田舎の人は純粋な人が多いから、『該当地域じゃないんじゃないですか?』という一言で引き下がった人もいると思う。だって、私の知っている範囲でも4人目を今年産んだ人、近所にいるもん。農家だもん。健作さんはそういう時、食い下がれない。私は喧嘩してでも食い下がって自分の要求を通すタイプだ。(接客には向いてないタイプだと自分で思う。実際お客さんと喧嘩した経験あり)でも、健作さんの代わりに喧嘩することも必要だと思う。結局、健作さんは、先に行って見た農協に行き、農民新聞の記事にある電話番号に『電話して確認してみろ』と行って、農協で直接確認させ、その場で申請、即金で100万ウォンの出産祝賀金を受け取ることができた。農民だからって、田舎者で純粋だからってバカにするんじゃないよ。と怒りまくった私。その怒りのエネルギーで健作さんも動いてくれたのかな。今回は。