◆◆全く偏向的な判決内容◆◆
気持ちいい秋晴れのお天気である。台風14号による直撃は為さそうだし。 ところで・・そんな日本の将来の青空に暗雲立ち込めそうな判決があった。日の丸・君が代を教師に義務付けた東京都教委の通達と校長の職務命令は違法と東京地裁が、国旗・国訴訟で判決を下した。つまり、例えば公立学校の入学式、卒業式においても、国旗に向かって起立しなかったり、国歌を斉唱しなかったりしたとしてもその行為は処分されるべきではない、そうした通達、命令に従う義務はないという判決である。どこの国に国際的や公的なセレモニーで自国の国歌国旗に否定的な国民があるだろうか?今や高校野球、サッカーのワールドカップ、オリンピックにおいても,国旗に向かい国歌を斉唱している。(教師が小学校の現場などで君が代を意図的に子供に教えていなくて 歌えない若い人がいる現状はあるにしても。)次に記する意見は、わたしが尊敬する、とある方のご意見に賛同したためここに記載する。【 日本の国歌斉唱、国旗掲揚に対して、それが軍国主義の復活の懸念が,あるという考え方は、歴史認識問題についての偏向思想の受け売りであり、中国や韓国の主張そのものである。仮にその国家間の歴史認識問題を別にしても、日本の現代史の否定すべき点を国歌国旗のせいにすべきではない。国歌国旗に故国を偲び、同胞の幸せを願って死んでいった数百万の戦死者にとって、国歌国旗は命にも匹敵する物だったはず。一方的な価値基準で戦死者を冒涜すべきではない。 思想・良心・表現の自由については、内心で何を思うのも個人の勝手ながら、行動に及ぶ時には、社会で許される範囲と許されない範囲がある。その範囲はものによって異なるから一概には言えないものの、国民の税金で作られ維持されている公立学校で学ぶ限りは、主権者たる国民が民主的手続きで決められた教育方針に従うべきで、それが嫌な人は自分達の考えに合う私立学校を探すか、なければ自分で作ればいい。政府も挑戦学校やミッションスクールに国歌国旗を要求はしていない。】 東京都教委は戦後に国民の民主主義思想から選出されたメンバーで編成されている。そこで決定されたルールを守らない教師達が子供たちに、社会のルール、学校のルールを守るように指導でき得るのだろうか?石原都知事は早速、その東京地裁の判決に対し控訴するようである。当然至極な話だと思う。そういった教育への国としての取り組みについても、教育改革を積極的に取り組んで是正して頂けることを新安倍内閣に期待する次第である。