久々に読破の1冊・・・
御嶽山の噴火・・・とうとう死者47人にもなってしまった・・。何という痛ましさ。しかも、山頂付近の降雨で救助活動が中止になったという。雨によって降り積もった火山灰が土石流と共に流れ出してしまっては、大変な二次災害の可能性もあるし、活動の警察、消防、自衛隊の人達の安全の確保も出来ないだろうし。 わたしの体調もイマイチ。天敵の台風は近づいて来るし。今日は1日中、瞼が痙攣しっ放しだった。 例のナーバスな問題は、解決は困難を極めている。ただ、よりbetterな方法を模索して、根気よく事態の収拾を祈るしかない感じ。 そんな時に、長男が、「この本面白かったよ、読む?」と言って貸してくれた。(へぇ~?三国志の本以外は、いつも漫画ばかり読んでると思ってたのに(笑))と手にしたら、元プロ野球選手であり、元中日ドラゴンズ監督であった、落合博光氏の『采配』と言う本。 今日は念入りに掃除をする日と決めているので、午前中汗だくで掃除他の家事を済ませた後、今日1日、3回に分けてその1冊を読破した。 夜、帰宅した長男が、「エェェ~!今日1日で読んだの?!」と驚いてた。(苦笑)まぁ、300ページくらいだから、それほどでもかも。ちょっと小さ目の活字だったけど・・。 全般に彼が身を置いていたプロ野球の経験談を通してでの人生論、サクセスストーってリーと言っていいかもしれない。「落合流」の野球のプレーの在り方、指導の在り方を「オレ流」と、プロ野球界のマスコミでは呼ばれていた。ドライでクールな一面が一般的にクローズアップされていたっけ。が、彼が書いたその本を読むと、指導者として、敢えて意図的に、感情を顔に出さない事を実行してたような打ち明け話のような事も書かれている。 この本は、2011年に初版が発行されているので、既にもう多くの人達が読んでいるのだろうなぁ。プロ野球を例に上げて書かれているが、一般社会、仕事に悩む一般のサラリーマンにも、その上司、指導者の在り方にもヒントを与えてくれるような気がする。 そして、スポーツマンとしてスポーツの監督としての有能さだけでなく、落合氏の文章力、表現力にも感心した。 フ~ッ今夜こそ早く寝るつもりだったのに・・。